Oracle センサー

GUI およびログで使用されているセンサーの名前

OracleSensor

前提条件

以下の要件を満たしている必要があります。

• コンピューター・システムのディスカバリーが正常に実行される必要があります。
• TADDM サーバーおよび Oracle リスナーとの間のネットワーク接続が機能している必要があります。

セキュリティー問題

TADDM から Oracle データベースをディスカバーするのに使用される Oracle ユーザー資格情報には、実行特権が必要です。 Oracle ユーザーに適切な特権を確実に付与するためには、次のコマンドを実行します: grant execute on dbms_system to oracle_user;

Oracle データベース・アカウントには CONNECT 特権が必要です。

Oracle アクセス・リスト・ユーザーは、SELECT_CATALOG_ROLE という役割を持っている必要があります。

Oracle12c をディスカバーしている場合は、Oracle12c マルチテナント・アーキテクチャーをディスカバーするための特権共通ユーザーが必要です。 共通ユーザーは、CDB と PDB の両方で操作を実行するための十分な特権を持っている必要があります。

1. grant create session to <common_user> container=all;
2. grant execute on dbms_system to <common_user> container=all;
3. grant SELECT_CATALOG_ROLE to <common_user> container=all;
4. grant alter session to <common_user> container=all;
5. grant connect, resource to <common_user> container=all;
6. alter user <common_user> set container_data=all for v_$pdbs container=current;

Oracle Automatic Storage Management (ASM) をディスカバーするには、 dba_clusters、 dba_constraints、 dba_data_files、 dba_db_links、 dba_dimensionsの各表およびビューに対する読み取りアクセス権限を付与する必要があります。 dba_indexes、 dba_mviews、 dba_profiles、 dba_role_privs、 dba_roles、 dba_rollback_segs、 dba_segments、 dba_sequences、 dba_source、 dba_synonyms、 dba_sys_privs、 dba_tab_privs、 dba_tables、 dba_tablespaces、 dba_ts_quotas、 dba_users、 dba_views、 global_name、 gv$asm_client、 gv$instance、 sys.dba_tables、 v$asm_diskgroup、 v$backup、 v$bgprocess、 v$controlfile、 v$database、 v$datafile、 v$log、 v$logfile、 v$parameter、 v$pgastat、 v$process、 v$session、 v$sga、 v$sys_optimizer_env、 および v$version。

Oracle18c または Oracle 19c をディスカバーする場合は、マルチテナント・アーキテクチャーをディスカバーするための特権共通ユーザーが必要です。 共通ユーザーは、CDB と PDB の両方で操作を実行するための十分な特権を持っている必要があります。