ビジネス・ルールの例

これらの例を、独自のルールを作成するためのモデルとして、あるいはルールの作成方法をより適切に理解するために使用します。

以下に、ビジネス・ルールの例をいくつか示します。ルール・クエリの使用を例示するために、この最初のルール・セットのターゲットは「すべてのターゲット」とします。
表 1. プロダクトのビジネス・ルールの例 - すべてのターゲット
使用する手順 このルールの適用先 ルールの詳細
1. すべてのプロダクトに保証を含める。ただし、保証は単独では販売しない。したがって、保証を推奨として表示することはない。 推奨からのカテゴリーの除外 すべてのターゲット 「除外」>「カテゴリー」>「カテゴリーを選択」>保証カテゴリーを選択
2. 多種多様なプロダクトをプロモートする。そのため、ターゲット・プロダクトの同じカテゴリー・レベル内には推奨を含めない。 推奨からのカテゴリーの除外 すべてのターゲット 「除外」>「カテゴリー」>ターゲットの上位の親カテゴリーと同じ、上位 1 件の親カテゴリーを選択する
3. すべての注文に無料プロダクトを組み込み、このプロダクトは推奨として表示しない。 推奨の特定のアイテムの除外 すべてのターゲット 「除外」>「プロダクト ID」>「プロダクト ID は次のリスト内にある」>無料プロダクト ID をリストに追加する
4. 推奨する必要のない売上上位プロダクトがある。 推奨の特定のアイテムの除外 すべてのターゲット 「除外」>「プロダクト ID」>「プロダクト ID は次のリスト内にある」>売上上位プロダクト IDをリストに追加する
5. 在庫が 10 個未満のプロダクトは推奨しない。 属性の値に基づく除外 すべてのターゲット 「除外」>「在庫」>在庫 [<] 10 (10 未満)
6. ターゲット・プロダクトと異なるブランド名のプロダクトのみ推奨する。 属性の値に基づく除外 すべてのターゲット 「除外」>「ブランド」>ブランドが X
7. ターゲット・プロダクトと同じブランドのプロダクトのみ推奨する。 属性の値に基づく除外 すべてのターゲット 「除外」>「ブランド」>ブランドは X ではない
8. 価格が $5 未満のプロダクトは推奨しない。 属性の値に基づき重視しない すべてのターゲット 「除外」>「価格」>価格 [<] 5 (5 未満)
9. ギフト・カード (プロダクト ID 005531) を販売する。ただし、他に推奨がない場合に限り、これらを推奨する。 推奨の特定のアイテムを重視しない すべてのターゲット 「重視しない」>「プロダクト ID」>「プロダクト ID は次のリスト内にある」ギフト・カードのプロダクト ID
10. 在庫が 20 個未満のプロダクトは推奨リストの最後に表示する。 属性の値に基づき重視しない すべてのターゲット 「重視しない」>「在庫」>在庫 [<] 20 (20 未満)
11. 価格が $10 未満のプロダクトを推奨リストの最後に表示する。 属性の値に基づき重視しない すべてのターゲット 「重視しない」>「価格」>価格 [<] 10 (10 未満)
12. 在庫一掃するプロダクトを推奨リストの最後に表示する。 属性の値に基づき重視しない すべてのターゲット 「重視しない」>「セール (属性)」 >セールはクリアランス
13. ターゲット・プロダクトと同じブランドのプロダクトを推奨として含める。ただし、推奨リストの最後にのみ表示する。 属性とターゲットを比較することを重視しない すべてのターゲット 「類似性を重視しない」>ブランドは同じ
14. 複数のカテゴリーにわたりプロダクトをプロモートする。推奨が より高いランクの推奨と同じカテゴリーに含まれる場合、それを推奨リストの最後に移動する。 属性とターゲットを比較することを重視しない すべてのターゲット 「類似性を重視しない」>カテゴリーは同じ
15. 複数のブランドにわたりプロダクトをプロモートする。推奨が より高いランクの推奨と同じブランド名を持つ場合、それを推奨リストの最後に移動する。 属性とターゲットを比較することを重視しない すべてのターゲット 「類似性を重視しない」>ブランドは同じ
16. カメラ・プロダクトについて、同じブランドのプロダクトは、推奨リストでより上位に表示する。 上位推奨の選択済み属性に一致するアイテムの重視 すべてのターゲット 係数 1 でプロダクトの 100% を重視する。ここで、>「ブランド」>「ターゲットと比較」> ターゲットのブランドと同じ
17. 推奨リストで特定のブランド (ブランド X) を重視する。ただし、そのブランドの推奨を最大 50% にする。

属性の値に基づき重視する

パーセンテージ値

すべてのターゲット 係数 1 でプロダクトの 50% を重視する。ここで、>「ブランド」>ブランド X と等しい
18. クリアランス・アイテムを重視し、推奨リストの上位に表示させる。

属性の値に基づき重視する

係数値

すべてのターゲット 係数 2 でプロダクトの 100% を重視する。ここで、>セールはクリアランス
表 2. プロダクトのビジネス・ルールの例 - すべてのターゲット
使用する手順 このルールの適用先 ルールの詳細
プロダクトの在庫が過剰にあり、売上を伸ばす必要がある。このプロダクトを、すべてのプロダクトの推奨として表示する。 特定のプロダクトのプロモート すべてのターゲット 「特定のアイテムをプロモート」>「指定された ID による」>プロモートする ID のリストを追加する

以下に、ルール・ターゲットルールの種類、およびルール・クラスの組み合わせを使用する、その他のビジネス・ルールの例をいくつか示します。

表 3. プロダクトのビジネス・ルールの例 - その他のターゲット
使用する手順 このルールの適用先 ルールの種類およびビルディング・ブロック
19. ギフト・カードを販売する。ただし、ギフト・カードのプロダクト・ビュー・ページで推奨が生成されないようにする。

ルール・ターゲットの選択条件の定義

ターゲットに対するすべての推奨の除外

「次の条件に一致するターゲット」>「プロダクト ID」> ギフト・カードのプロダクト ID すべて除外
20. 価格が $10 未満のターゲット・プロダクトについて、$10 未満のプロダクトのみ推奨する。

ルール・ターゲットの選択条件の定義

属性の値に基づく除外

「次の条件に一致するターゲット」>「価格」> 価格 [<] 10 (10 未満) 「除外」>「次の場合に推奨を除外」> 価格 [>] 10 (10 を上回る)
21. $200 を超えるターゲット・プロダクトについて、ターゲットよりも低価格のプロダクト (ターゲット・プロダクトの価格の 60% 未満のプロダクト) は推奨しない。

ルール・ターゲットの選択条件の定義

属性の値に基づく除外

「次の条件に一致するターゲット」>「価格」> 価格 [>] 200 (200 を上回る) 「除外」>「次の場合に推奨を除外」> 価格 [<] 120 (120 未満)
22. プロダクト ID 008221 のカメラについて、ブランド X のプロダクトのみ推奨する。

ルール・ターゲットの選択条件の定義

特定のプロダクトのプロモート

「次の条件に一致するターゲット」>「プロダクト ID」> 008221 「除外」>「次の場合に推奨を除外」> ブランドはブランド X ではない。
表 4. プロダクトのビジネス・ルールの例 - その他のターゲット
使用する手順 このルールの適用先 ルールの種類およびビルディング・ブロック
カメラ・カテゴリーのターゲット・プロダクトとしてプロモートする新しいカメラがある。このプロモーションは 90 日間継続する。

ルール・ターゲットの選択条件の定義

カテゴリーのプロモート

「次の条件に一致するターゲット」>「カテゴリー」>「カテゴリー」カメラのカテゴリー ID 「プロモート」>「指定された ID による」> 新しいカメラのプロダクト ID >「プロモーション・スケジュール」>「指定された日付範囲」> 90 日の販売期間の開始日と終了日
利益幅が狭いプロダクトのカテゴリー (カテゴリー名は Dollar) を、推奨リストの最後にのみ表示する。

ルール・ターゲットの選択条件の定義

属性の値に基づく除外

「次の条件に一致するターゲット」>「カテゴリー」> Dollar 係数 1 で推奨の 100% を重視しない。ここで、>「収益マージン」> 収益マージン [<] 5 (5 未満)