XIV リモート・ミラーの概念
IBM® XIV Storage System の XIV ® リモート・ミラー機能により、ファイバー・チャネル・リンクまたは iSCSI リンクを介した複数のストレージ・システム間のリアルタイム・コピーが可能になります。 この機能は、サイト障害からデータを保護する手段を提供します。
ミラーリングの目的は、実動ボリュームの問題発生時または他の目的で実動アプリケーションが使用できる、 整合したデータのセットを作成することです。 XIV リモート・ミラーリングは、アプリケーションとオペレーティング・システムに依存せず、サーバー・プロセッサー・サイクルの使用を必要としません。 XIV リモート・ミラーリングは、同期コピーまたは非同期コピーにすることができます。
ミラーリングは、同期か非同期かにかかわらず、複数の XIV システムを必要とします。 非同期ミラーリングのソースとターゲットが同じサイトに存在して、ローカル・ミラーリングを形成できる場合、 または、ソースとターゲットが異なるサイトに存在して、災害復旧計画を使用可能な場合があります。
ピア・ボリュームまたはピア整合性グループは、ミラーが定義される際に、1 次またはバックアップのロールを割り当てられます。 デフォルトで、新規ミラーの定義時に、1 次のロケーションでは 1 次システムを指定し、 バックアップは 2 次システムを指定します。 ミラーには、1 次システムと 2 次システムが 1 つずつ必要です。 ピアの実際の機能は、そのロールに基づいています。
XIV により、リモート・ミラーのセットを整合性グループにグループ化することができます。 同期ミラーリングまたは非同期ミラーリングの使用時に、整合性グループは多数のリモート・ミラー・ペアをグループとして処理し、ミラーリングされたボリュームの整合性を維持します。 ユーザーがリモート・ボリューム・ペアを個別に管理する必要がないように、 整合性グループは多数のリモート・ボリューム・ペアの処理を簡略化します。