clstat コマンド (ASCII モードおよび X Windows モード)

注: このトピックでは、 clstat コマンドのASCIIモードとX Windows™モードに関する情報を記載しています。

ASCII モード

目的

クラスター状況モニター (ASCII モード) です。

構文

clstat [-c cluster ID | -n cluster name] [-i] [-r seconds] [-a] [-o][-s]

フラグ

-c cluster id
指定された ID を持つクラスターのみに関するクラスター情報を表示します。 指定されたクラスターが使用可能ではない場合、clstat はクラスターが見つかるかプログラムが取り消されるまで、クラスターを検索し続けます。 -i オプションを使用している場合は指定できません。
-i
対話モードで ASCII clstat を実行します。 最初に、システムからアクセス可能なすべてのクラスターのリストが表示されます。 ユーザーは、詳細情報を表示する対象のクラスターを選択する必要があります。 詳細表示から多数の機能を使用できます。
-n name
指定した名前を持つクラスターに関するクラスター情報を表示します。 -i オプションを使用している場合は指定できません。
-r seconds
指定した秒数でクラスター状況表示を更新します。 デフォルトは 1 秒です。ただし、クラスターの状態に変化がなければ、表示は更新されません。
-a
clstat を ASCII モードで表示します。
-o
クラスターの状態の単一スナップショットを作成して終了します。 このフラグは、cron ジョブの中から clstat を実行するときに使用できます。 -a とともに実行する必要があります。 -i オプションと -r オプションを無視します。
-s
サービス・ラベルおよびその状態 (アップまたはダウン) を表示します。

X Windows モード

X Windows モードの目的

クラスター状況モニター (X Windows モード)。

X Windows モードの構文

clstat [-a] [-c id | -n name ] [-r tenths-of-seconds ][-s]

X Windows モード・フラグ

-a
ASCII モードで clstat を実行します。
-c id
指定された ID を持つクラスターのみに関するクラスター情報を表示します。 指定されたクラスターが使用可能ではない場合、clstat はクラスターが見つかるかプログラムが取り消されるまで、クラスターを検索し続けます。 -n オプションを使用している場合は指定できません。
-n name
指定した名前を持つクラスターのクラスター情報だけを表示します。
-r tenths-of-seconds
clstat ユーティリティーが表示を更新する間隔。 グラフィカル・インターフェースを使用する場合、この値は、0.1 秒単位で解釈されます。 デフォルトでは、 clstat は表示を 0.10 秒ごとに更新します。
-s
サービス・ラベルおよびその状態 (アップまたはダウン) を表示します。

X Windows モードの例

  1. mycluster クラスターに関するクラスター情報を表示するには、以下のコマンドを実行します。
    clstat -n mycluster
  2. 対話モードで ASCII clstat を実行し、マルチクラスター・モニターを可能にします。
    clstat -i
    以下は、X Window システム画面上のボタンです。
    戻る
    前のクラスターを表示します。
    次へ
    次のクラスターを表示します。
    Name:Id
    リフレッシュ・バー。このバーをクリックすると clstat がただちにリフレッシュします。
    終了
    アプリケーションを終了します。
    ヘルプ
    ポップアップ・ヘルプ・ウィンドウに clstat のマニュアル・ページが表示されます。