clmgr コマンド
目的
clmgr コマンドは、ターミナルまたはスクリプトを使用して PowerHA® SystemMirror® クラスタ操作を実行するための一貫した信頼性の高いインターフェイスを提供します。完全な構文
clmgr コマンドの完全な構文は以下のとおりです。
clmgr {[-c|-d <DELIMITER>] [-S] | [-x]}
[-v][-f][-D] [-T <#####>]
[-l {error|standard|low|med|high|max}][-a {<ATTR#1>,<ATTR#2>,...}] <ACTION> <CLASS> [<NAME>]
[-h | <ATTR#1>=<VALUE#1> <ATTR#2>=<VALUE#2> <ATTR#n>=<VALUE#n>]
clmgr {[-c|-d <DELIMITER>] [-S] | [-x]}
[-v][-f] [-D] [-T <#####>]
[-l {error|standard|low|med|high|max}][-a {<ATTR#1>,<ATTR#2>,...}]
[-M]- "<ACTION> <CLASS> [<NAME>] <ATTR#1>=<VALUE#1> <ATTR#n>=<VALUE#n>] ..."
ACTION={add|modify|delete|query|online|offline|...}
CLASS={cluster|site|node|network|resource_group|...}
clmgr {-h|-?} [-v]
clmgr [-v] help以下は、clmgr コマンドを使用するための基本形式です。
clmgr <ACTION> <CLASS> [<NAME>] [<ATTRIBUTES...>]clmgr ACTION と入力すると、結果は、指定した ACTION について
選択可能な CLASS がすべてリストされます。 NAME または ATTRIBUTES を指定せずに clmgr
ACTION CLASS を入力すると、ACTION と CLASS の組み合わせの中には追加のパラメーターを必要としないものがあるため、若干異なります。 このシナリオでヘルプを表示するには、 clmgr ACTION CLASS コマンドに -h フラグを付加して、ヘルプを明示的に要求する必要があります。 各 clmgr コマンドの個々の ATTRIBUTES に関するヘルプをコマンド・ラインから表示することはできません。説明
clmgr コマンドは、高度な整合性があり、学習しやすく使用しやすいコマンドです。 実行時の整合性に加えて、clmgr は、スクリプト記述が容易になる整合した戻りコードを提供します。 クラスター情報の収集ができるだけ簡単になるように、データ照会にも複数の出力形式が用意されています。
すべての clmgr コマンド操作は clutils.log ファイルに記録されます。
ここには、実行されたコマンドの名前、コマンドの開始時刻と終了時刻、およびコマンドを開始したユーザー名が含まれます。
注: リソース・グループに複数の依存関係がある場合、 clmgr コマンドを使用して複数のリソース・グループを移動することはできません。
フラグ
- アクション
- 実行する操作を記述します。注: ACTION には大/小文字の区別はありません。 すべての ACTION フラグについて、短いエイリアスが用意されています。 例えば、
rmはdeleteのエイリアスです。 エイリアスはコマンド・ラインで使用するために便宜上提供されたものであって、それをスクリプトで使用することはできません。以下の 4 つの ACTION フラグは、サポートされるほとんどすべての CLASS オブジェクトで使用可能です。- add (エイリアス: a)
- query (エイリアス: q、ls、get)
- modify (エイリアス: mod、ch、set)
- delete (エイリアス: de、rm、er)
残りの ACTION は、通常、サポートされる CLASS オブジェクトの小さなサブセットでのみサポートされます。- クラスター、ノード、リソース・グループの場合:
- start (エイリアス: online、on)
- stop (エイリアス: offline、off)
- リソース・グループ、サービス IP、永続 IP の場合:
- move (エイリアス: mv)
- クラスター、インターフェース、ログ、ノード、スナップショット、ネットワーク、アプリケーション・モニターの場合:
- manage (エイリアス: mg)
- クラスターおよびファイル・コレクションの場合:
- sync (エイリアス: sy)
- クラスター、メソッドの場合:
- verify (エイリアス: ve)
- クラスター、スナップショットの場合:
- compare (エイリアス: comp、diff)
- ログ、レポート、スナップショットの場合:
- view (エイリアス: vi)
- リポジトリー:
- replace (エイリアス: rep、switch、swap)
- CLASS
- ACTION が実行される対象のオブジェクトのタイプ。注: CLASS には大/小文字の区別はありません。 すべての CLASS オブジェクトについて、短いエイリアスが用意されています。 例えば、
fcはfile_collectionのエイリアスです。 エイリアスはコマンド・ラインで使用するために便宜上提供されたものであって、それをスクリプトで使用することはできません。以下は、サポートされる CLASS オブジェクトの完全なリストです。- cluster (エイリアス: cl)
- repository (エイリアス: rp)
- site (エイリアス: st)
- node (エイリアス: no)
- interface (エイリアス: in、if)
- network (エイリアス: ne、nw)
- resource_group (エイリアス: rg)
- service_ip (エイリアス: si)
- persistent_ip (エイリアス: pi)
- application_controller (エイリアス: ac、app)
- application_monitor (エイリアス: am、mon)
- tape (エイリアス: tp)
- dependency (エイリアス: de)
- file_collection (エイリアス: fi、fc)
- snapshot (エイリアス: sn、ss)
- method (エイリアス: me)
- volume_group (エイリアス: vg)
- logical_volume (エイリアス: lv)
- file_system (エイリアス: fs)
- physical_volume (エイリアス: pv、disk)
- mirror_pool (エイリアス: mp)
- user (エイリアス: ur)
- group (エイリアス: gp)
- ldap_server (エイリアス: ls)
- ldap_client (エイリアス: lc)
- イベント
- HMC
- cod (エイリアス: cuod、dlpar)
- 名前
- ACTION が実行される対象の、タイプ CLASS の、指定されたオブジェクト。
- ATTR=VALUE
- ACTION と CLASS の組み合わせに固有な属性のペアと値のペアを持つオプションのフラグ。 このペア・フラグは、構成の設定を指定したり、特定の操作を調整したりするために使用します。ATTR=VALUE の指定は、query アクションで使用する場合は、属性ベースの検索およびフィルター処理を実行するために使用できます。 この目的で使用する場合には、単純なワイルドカードを使用できます。 例えば、"*" はゼロ個以上の任意の文字に一致し、"?" は ゼロ個または 1 個の任意の文字に一致します。注: ATTR は、常に完全に入力する必要があるとは限りません。 属性を、指定された操作について使用可能な一連の属性から 一意的に識別するのに必要な数だけの先頭からの文字を入力するだけですみます。 add クラスター操作の場合であれば、
FC_SYNC_INTERVALと入力する代わりにFCと入力 しても同じ結果が得られます。 - -a
- 指定された属性のみを表示し、query、add、および modify ACTION でのみ有効です。 属性名の大文字・小文字は区別されません。また、標準のUNIX®ワイルドカード「*」および「?」を使用することができます。
- -c
- すべてのデータをコロン区切りのフォーマットで表示し、query、add、および modify ACTION でのみ有効です。
- -d
- query、add、および modify ACTION フラグでのみ有効で、すべてのデータを、指定の区切り文字で区切られた形式で表示するよう要求します。
- -D
- 必要なリソースがクラスター内にまだ定義されていない場合に、デフォルト値を使用してそのリソースを作成しようとする clmgr コマンドの依存関係メカニズムを使用不可に設定します。
- -f
- 対話式プロンプトを無効にし、現在の操作を試みることを強制します (操作の強制が可能である場合)。
- -h
- ヘルプ情報を表示します。
- -l
- 保守容易性について以下のトレース・ロギング値をアクティブにします。
- Error : エラーが検出された場合はログ・ファイルの更新のみを行います。
- Standard:
clmgrの各操作について基本情報をログに記録します。 - Low: 各関数の入り口および出口の基本トレースを実行します。
- Med: low トレースを実行するほか、関数の入り口パラメーター値と関数からの戻り値を追加記録します。
- High: med トレースを実行するほか、実行の各行のトレースも記録しますが、ルーチン関数とユーティリティー関数は省略します。
- Max: high トレースを実行するほか、ルーチン関数とユーティリティー関数を追加記録します。 さらに、関数の開始メッセージと終了メッセージに時刻と日付のタイム・スタンプを追加記録します。
注: すべてのトレース・データは clutils.log ファイルに書き込まれます。 このフラグは、問題をトラブルシューティングするためには理想的なフラグです。 - -M
- 各行に 1 つの操作を指定する形式で、複数の操作を指定し、clmgr の 1 回の呼び出しで実行できるようにします。 すべての操作は共通のトランザクション ID を共用します。
- -S
- データを列見出しを抑止して表示し、query ACTION および -c フラグでのみ有効です。
- -T
- トランザクション ID は記録される出力すべてに適用されます。これは、1 つ以上のアクティビティー を、分析の目的でログから抽出できる出力の単一部分にグループ化するときに役立ちます。 このフラグは、問題をトラブルシューティングするためには理想的なフラグです。
- -v
- 最大の詳細さで情報を出力します。注: 照会 ACTION で特定のオブジェクト名を指定せずに使用された場合、指定されたクラスのすべてのインスタンスを表示します。 例えば、
clmgr -v query nodeと入力すると、すべてのノードとその属性が表示されます。 このフラグを add または modify ACTION で使用すると、操作が完了した後の結果の属性が表示されます (この操作が成功した場合のみ)。 - -x
- すべてのデータを単純な XML フォーマットで表示し、query、add、および modify ACTION でのみ有効です。
指定可能なすべての clmgr 操作の構文
以下のセクションでは、指定可能なすべての clmgr 操作の構文について説明します。
- アプリケーション・コントローラー
- アプリケーション・モニター
- バックアップ・プロファイル
- CLUSTER
- CoD
- 依存関係
- EFS
- イベント
- フォールバック・タイマー
- ファイル・コレクション
- ファイルシステム
- グループ
- HMC
- インターフェース
- LDAP クライアント
- LDAP サーバー
- ログ
- ロジカル・ボリューム
- メソッド (method)
- ミラー・グループ
- ミラー・ペア
- ミラー・プール
- ネットワーク
- node
- 永続 IP/ラベル
- 物理ボリューム
- 報告書
- リポジトリー
- リソース・グループ
- サービス IP/ラベル
- サイト
- Snapshot
- ストレージ・エージェント
- ストレージ・システム
- テープ
- User
- ボリューム・グループ
- クラスター
clmgr add cluster \ [ <cluster_label> ] \ [ NODES=<host>[,<host#2>,...] ] \ [ TYPE={NSC|SC} ] \ [ HEARTBEAT_TYPE={unicast|multicast} ] \ [ CLUSTER_IP=<IP_Address> ] \ [ REPOSITORIES=<disk>[,<backup_disk>,...] ] \ [ FC_SYNC_INTERVAL=## ] \ [ RG_SETTLING_TIME=## ] \ [ MAX_EVENT_TIME=### ] \ [ MAX_RG_PROCESSING_TIME=### ] \ [ DAILY_VERIFICATION={Enabled|Disabled} ] \ [ VERIFICATION_NODE={Default|<node>} ] \ [ VERIFICATION_HOUR=<00..23> ] \ [ VERIFICATION_DEBUGGING={Enabled|Disabled} ] \ [ HEARTBEAT_FREQUENCY=<min..max> ] \ [ GRACE_PERIOD=<min..max> ] \ [ SITE_POLICY_FAILURE_ACTION={fallover|notify} ] \ [ SITE_POLICY_NOTIFY_METHOD="<FULL_PATH_TO_FILE>" ] \ [ SITE_HEARTBEAT_CYCLE=<min..max> ] \ [ SITE_GRACE_PERIOD=<min..max> ] \ [ TEMP_HOSTNAME={disallow|allow} ] \ [ MONITOR_INTERFACES={enable|disable} ] \ [ LPM_POLICY={manage|unmanage} ] \ [ NETWORK_FAILURE_DETECTION_TIME=<0,5..590> ] \ [ LVM_PREFERRED_READ=<roundrobin|favorcopy|siteaffinity> ] [ CRIT_DAEMON_RESTART_GRACE_PERIOD=<0..240> ] \ [ SKIP_EVENT_PROCESSING_MANAGE_MODE={true|false} ] [ CAA_PVM_WATCHDOG_TIMER={DISABLE|DUMP_RESTART|HARD_RESET|HARD_POWER_OFF} ]clmgr add cluster \ [ <cluster_label> ] \ [ NODES=<host>[,<host#2>,...] ] \ [ TYPE="LC" \ [ HEARTBEAT_TYPE={unicast|multicast} ] \ [ FC_SYNC_INTERVAL=## ] \ [ RG_SETTLING_TIME=## ] \ [ MAX_EVENT_TIME=### ] \ [ MAX_RG_PROCESSING_TIME=### ] \ [ DAILY_VERIFICATION={Enabled|Disabled} ] \ [ VERIFICATION_NODE={Default|<node>} ] \ [ VERIFICATION_HOUR=<00..23> ] \ [ VERIFICATION_DEBUGGING={Enabled|Disabled} ] \ [ HEARTBEAT_FREQUENCY=<min..max> ] \ [ GRACE_PERIOD=<min..max> ] \ [ SITE_POLICY_FAILURE_ACTION={fallover|notify} ] \ [ SITE_POLICY_NOTIFY_METHOD="<FULL_PATH_TO_FILE>" ] \ [ SITE_HEARTBEAT_CYCLE=<min..max> ] \ [ SITE_GRACE_PERIOD=<min..max> ] \ [ TEMP_HOSTNAME={disallow|allow} ] \ [ MONITOR_INTERFACES={enable|disable} ] \ [ LPM_POLICY={manage|unmanage} ] \ [ NETWORK_FAILURE_DETECTION_TIME=<0,5..590> ] \ [ LVM_PREFERRED_READ=<roundrobin|favorcopy|siteaffinity> ] [ CRIT_DAEMON_RESTART_GRACE_PERIOD=<0..240> ] \ [ SKIP_EVENT_PROCESSING_MANAGE_MODE={true|false} ] [ CAA_PVM_WATCHDOG_TIMER={DISABLE|DUMP_RESTART|HARD_RESET|HARD_POWER_OFF} ]表 1. 略語とその意味 頭字語 意味 NSC Nonsite cluster (非サイト・クラスター: サイトは定義されません。) SC Stretched cluster (拡張クラスター: 限定距離のデータ複製に適した簡易インフラストラクチャー。サイトを定義する必要があります。) LC Linked cluster (リンク・クラスター: 長距離のデータ複製に適したフル機能のインフラストラクチャー。サイトを定義する必要があります。) 注:- CLUSTER_IP は、クラスター・タイプが NSC または SC の場合にのみ使用できます。 LC クラスターの場合、各サイトにマルチキャスト・アドレスを設定する必要があります。
- REPOSITORIES オプションは、クラスター・タイプ NSC または SC でのみ使用できます。 LC クラスターの場合、REPOSITORIES オプションはサイトごとに識別されます。 REPOSITORIES オプションでは 7 個のディスクを使用できます。 最初のディスクはアクティブ・リポジトリー・ディスクであり、以降のディスクはバックアップ・リポジトリー・ディスクです。
clmgr modify cluster \ [ NAME=<new_cluster_label> ] \ [ NODES=<host>[,<host#2>,...] ] \ [ TYPE={NSC|SC} ] \ [ HEARTBEAT_TYPE={unicast|multicast} ] \ [ CLUSTER_IP=<IP_Address> ] \ [ REPOSITORIES=<disk>[,<backup_disk>,...] ] \ [ FC_SYNC_INTERVAL=## ] \ [ RG_SETTLING_TIME=## ] \ [ MAX_EVENT_TIME=### ] \ [ MAX_RG_PROCESSING_TIME=### ] \ [ DAILY_VERIFICATION={Enabled|Disabled} ] \ [ VERIFICATION_NODE={Default|<node>} ] \ [ VERIFICATION_HOUR=<00..23> ] \ [ VERIFICATION_DEBUGGING={Enabled|Disabled} ] \ [ HEARTBEAT_FREQUENCY=<10..600> ] \ [ GRACE_PERIOD=<5..600> ] \ [ SITE_POLICY_FAILURE_ACTION={fallover|notify} ] \ [ SITE_POLICY_NOTIFY_METHOD="<FULL_PATH_TO_FILE>" ] [ SITE_HEARTBEAT_CYCLE=<min..max> ] \ [ SITE_GRACE_PERIOD=<5..30> ] \ [ TEMP_HOSTNAME={disallow|allow} ] \ [ MONITOR_INTERFACES={enable|disable} ] \ [ LPM_POLICY={manage|unmanage} ] \ [ HEARTBEAT_FREQUENCY_DURING_LPM=### ] \ [ NETWORK_FAILURE_DETECTION_TIME=<0,5...590> ] \ [ CAA_AUTO_START_DR={Enabled|Disabled} ] \ [ CAA_DEADMAN_MODE={assert|event} ] \ [ CAA_REPOS_MODE={assert|event} ] \ [ CAA_CONFIG_TIMEOUT=<0..2147483647> ] \ [ LVM_PREFERRED_READ=<roundrobin|favorcopy|siteaffinity> ] [ CRIT_DAEMON_RESTART_GRACE_PERIOD=<0..240> ] \ [ SKIP_EVENT_PROCESSING_MANAGE_MODE={true|false} ] [ CAA_PVM_WATCHDOG_TIMER={DISABLE|DUMP_RESTART|HARD_RESET|HARD_POWER_OFF} ]注: REPOSITORIES オプションは、クラスター・タイプが NSC または SCの場合にのみ使用できます。 LC クラスターの場合、REPOSITORIES オプションはサイトごとに識別されます。 REPOSITORIES オプションでは 6 個のバックアップ・リポジトリー・ディスクを使用できます。clmgr modify cluster \ [ NAME=<new_cluster_label> ] \ [ NODES=<host>[,<host#2>,...] ] \ [ TYPE="LC" ] \ [ HEARTBEAT_TYPE={unicast|multicast} ] \ [ FC_SYNC_INTERVAL=## ] \ [ RG_SETTLING_TIME=## ] \ [ MAX_EVENT_TIME=### ] \ [ MAX_RG_PROCESSING_TIME=### ] \ [ DAILY_VERIFICATION={Enabled|Disabled} ] \ [ VERIFICATION_NODE={Default|<node>} ] \ [ VERIFICATION_HOUR=<00..23> ] \ [ VERIFICATION_DEBUGGING={Enabled|Disabled} ] \ [ HEARTBEAT_FREQUENCY=<10..60> ] \ [ GRACE_PERIOD=<5..600> ] \ [ SITE_POLICY_FAILURE_ACTION={fallover|notify} ] \ [ SITE_POLICY_NOTIFY_METHOD="<FULL_PATH_TO_FILE>" ] [ SITE_HEARTBEAT_CYCLE=<min..max> ] \ [ SITE_GRACE_PERIOD=<5..30> ] \ [ TEMP_HOSTNAME={disallow|allow} ] \ [ MONITOR_INTERFACES={enable|disable} ] \ [ LPM_POLICY={manage|unmanage} ] \ [ HEARTBEAT_FREQUENCY_DURING_LPM=### ] \ [ NETWORK_FAILURE_DETECTION_TIME=<0,5...590> ] \ [ CAA_DEADMAN_MODE={assert|event} ] \ [ CAA_REPOS_MODE={assert|event} ] \ [ CAA_CONFIG_TIMEOUT=<0..2147483647> ] \ [ LVM_PREFERRED_READ=<roundrobin|favorcopy|siteaffinity> ] [ CRIT_DAEMON_RESTART_GRACE_PERIOD=<0..240> ] \ [ SKIP_EVENT_PROCESSING_MANAGE_MODE={true|false} ] [ CAA_PVM_WATCHDOG_TIMER={DISABLE|DUMP_RESTART|HARD_RESET|HARD_POWER_OFF} ]
clmgr modify cluster \ [ SPLIT_POLICY={none|tiebreaker|manual|NFS|Cloud} ] \ [ TIEBREAKER=<disk> ] \ [ SITE_PRIORITY=<site> ] \ [ TIMEDELAY=### ] \ [ CLOUD_SERVICE={ibm|aws} ] \ [ BUCKET_NAME={<bucket_name>} ] \ [ USE_EXISTING_BUCKET={yes|no} ] \ [ MERGE_POLICY={none|majority|tiebreaker|manual|NFS|Cloud} ] \ [ NFS_QUORUM_SERVER=<server> ] \ [ LOCAL_QUORUM_DIRECTORY=<local_mount>] \ [ REMOTE_QUORUM_DIRECTORY=<remote_mount>] \ [ QUARANTINE_POLICY=<disable|node_halt|fencing|halt_with_fencing>] \ [ CRITICAL_RG=<rgname> ] \ [ NOTIFY_METHOD=<method> ] \ [ NOTIFY_INTERVAL=### ] \ [ MAXIMUM_NOTIFICATIONS=### ] \ [ DEFAULT_SURVIVING_SITE=<site> ] \ [ APPLY_TO_PPRC_TAKEOVER={yes|no} ] \ [ ACTION_PLAN={reboot|disable_rgs_autostart|disable_cluster_services_autostart} ] [ CAA_PVM_WATCHDOG_TIMER={DISABLE|DUMP_RESTART|HARD_RESET|HARD_POWER_OFF} ]
注: サイトが完全に定義され、同期された後で、サイトが既に使用されている場合、クラスター・タイプを変更することはできません。clmgr query cluster [ ALL | {CORE,SECURITY,SPLIT-MERGE,HMC,ROHA,TUNING} ] clmgr delete cluster [ NODES={ALL|<node>[,<node#2>,...}] ]注: 削除アクションのデフォルトは、使用可能なすべてのノードからクラスターを完全に削除することです。clmgr discover cluster clmgr recover cluster [CANCEL_EVENT = {false/true}] clmgr sync cluster \ [ VERIFY={yes|no} ] \ [ CHANGES_ONLY={no|yes} ] \ [ DEFAULT_TESTS={yes|no} ] \ [ METHODS=<method#1>[,<method#2>,...] ] \ [ FIX={no|yes} ] \ [ LOGGING={standard|verbose} ] \ [ LOGFILE=<PATH_TO_LOG_FILE> ] \ [ MAX_ERRORS=## ] \ [ FORCE={no|yes} ]注: すべてのオプションは検証パラメーターであるため、VERIFY が yes に設定されている場合にのみ有効です。clmgr manage cluster {reset|unlock} clmgr manage cluster security \ [ LEVEL={Disable|Low|Med|High} ] \ [ ALGORITHM={DES|3DES|AES} ]\ [ GRACE_PERIOD=<SECONDS> ] \ [ REFRESH=<SECONDS> ] ] \ [ MECHANISM={OpenSSL|SSH} ] \ [ CERTIFICATE=<PATH_TO_FILE> \ [ PRIVATE_KEY=<PATH_TO_FILE> ]注: MECHANISM に SSL または SSH を指定した場合は、カスタムの証明書ファイルと秘密鍵ファイルを指定する必要があります。clmgr manage cluster security \ [ LEVEL={Disable|Low|Med|High} ] \ [ ALGORITHM={DES|3DES|AES} ]\ [ GRACE_PERIOD=<SECONDS> ] \ [ REFRESH=<SECONDS> ] ] \ [ MECHANISM="SelfSigned" ] \ [ CERTIFICATE=<PATH_TO_FILE> ] \ [ PRIVATE_KEY=<PATH_TO_FILE> ]注: 自己署名の MECHANISM が指定されている場合、証明書と秘密鍵ファイルの指定はオプションです。 両方ともに指定されなければ、自動的にデフォルトのペアが生成されます。 GRACE_PERIOD のデフォルト は 21600 秒 (6 時間) です。 REFRESH のデフォルトは 86400 秒 (24 時間) です。clmgr manage cluster hmc \ [ DEFAULT_HMC_TIMEOUT=<MINUTES> ] \ [ DEFAULT_HMC_RETRY_COUNT=<INTEGER> ] \ [ DEFAULT_HMC_RETRY_DELAY=<SECONDS> ] \ [ DEFAULT_HMCS_LIST=<HMCS> ] clmgr manage cluster roha \ [ ALWAYS_START_RG={YES|NO} ] \ [ ADJUST_SPP_SIZE={YES|NO} ]\ [ FORCE_SYNC_RELEASE={YES|NO} ] \ [ AGREE_TO_COD_COSTS={YES|NO} ] ] \ [ ONOFF_DAYS=<DAYS>} ] [ RESOURCE_ALLOCATION_ORDER={free_pool_before_enterprise_pool|enterprise_pool_before_free_pool|all_enterprise_pool_before_free_pool} ]clmgr verify cluster \ [ CHANGES_ONLY={no|yes} ] \ [ DEFAULT_TESTS={yes|no} ] \ [ METHODS=<method#1>[,<method#2>,...] ] \ [ FIX={no|yes} ] \ [ LOGGING={standard|verbose} ] \ [ LOGFILE=<PATH_TO_LOG_FILE> ] \ [ MAX_ERRORS=## ] [ SYNC={no|yes} ] \ [ FORCE={no|yes} ]注: FORCE オプションは、SYNC が yes に設定されている場合に使用できます。clmgr offline cluster \ [ WHEN={now|restart|both} ] \ [ MANAGE={offline|move|unmanage} ] \ [ BROADCAST={true|false} ] \ [ TIMEOUT=<seconds_to_wait_for_completion> ] [ STOP_CAA={no|yes} ] clmgr online cluster \ [ WHEN={now|restart|both} ] \ [ MANAGE={auto|manual|delayed} ] \ [ BROADCAST={false|true} ] \ [ CLINFO={false|true|consistent} ] \ [ FORCE={false|true} ] \ [ FIX={no|yes|interactively} ] \ [ TIMEOUT=<seconds_to_wait_for_completion> ] \ [ START_CAA={no|yes|only} ]注:- RG_SETTLING_TIME 属性は、始動ポリシーが「最初に使用可能なノードでオンライン」であるリソース・グループのみに影響します。 cluster のエイリアスは cl です。
- STOP_CAA オプションおよび START_CAA オプションは、Cluster Aware AIX® (CAA) クラスター・サービスをオフラインまたはオンラインにします。 これらのオプションは、特別な必要性が判明している場合、または IBM® サポートの指示がある場合に使用する。 CAA クラスター・サービスは、非アクティブにしないでください。クラスター化環境で問題を検出する機能が無効になるからです。 START_CAA パラメータの値を only と指定した場合、 PowerHA SystemMirror はCAAサービスのみを開始する。
clmgr compare cluster <host1>,<host2> \ [ DIRECTORY="/absolute/path/to/store/results" ] \ [ DISABLE_EXPECT ]- リポジトリー
clmgr add repository <disk>[,<backup_disk#2>,...] \ [ SITE=<site_label> ]\ [ NODE=<reference_node> ]注: アクティブ・リポジトリーがまだ定義されていない場合は、最初のディスクがアクティブ・リポジトリーとして使用されます。 リスト内のその他のディスクは、すべてバックアップ・リポジトリー・ディスクとして定義されます。 標準クラスターおよび拡張クラスターのクラスターごとに、最大 6 つのバックアップ・リポジトリー・ディスクを指定できます。 リンク・クラスターのサイトごとに、最大 6 つのバックアップ・リポジトリー・ディスクを指定できます。clmgr replace repository [ <new_repository> ] \ [ SITE=<site_label> ] \ [ NODE=<reference_node>]注: ディスクが指定されていない場合は、バックアップ・リストの最初のディスクが使用されます。clmgr query repository [ <disk>[,<disk#2>,...] ] clmgr delete repository {<backup_disk>[,<disk#2>,...] | ALL}\ [ SITE=<site_label> ] \ [ NODE=<reference_node> ]注: アクティブなリポジトリー・ディスクを削除することはできません。 バックアップ・リポジトリーのみを除去できます。- サイト
clmgr add site <sitename> \ [ NODES=<node>[,<node#2>,...] ]\ [ SITE_IP=<multicast_address> ] \ [ RECOVERY_PRIORITY={MANUAL|1|2} ] \ [ REPOSITORIES=<disk>[,<backup_disk>,...] ]注: REPOSITORIES オプションは、クラスター・タイプが LCの場合にのみ使用できます。 REPOSITORIES オプションでは 7 個のディスクを使用できます。 最初のディスクはアクティブ・リポジトリー・ディスクであり、以降のディスクはバックアップ・リポジトリー・ディスクです。clmgr modify site <sitename> \ [ NAME=<new_site_label> ] \ [ NODES=<node>[,<node#2>,...] ] \ [ SITE_IP=<multicast_address> ] \ [ RECOVERY_PRIORITY={MANUAL|1|2} ] \ [ REPOSITORIES=<backup_disk>[,<backup_disk>,...] ] \ [ HMCS=<hmc>[,<hmc#2>,...] ]注:- SITE_IP 属性は、クラスター・タイプが LC (リンク・クラスター)、クラスター・ハートビート・タイプが multicast である場合にのみ使用できます。
- REPOSITORIES オプションは、クラスター・タイプ LC でのみ使用できます。 REPOSITORIES オプションでは 6 個のバックアップ・リポジトリー・ディスクを使用できます。
clmgr query site [ <sitename>[,<sitename#2>,...] ] clmgr delete site {<sitename>[,<sitename#2>,...] | ALL} clmgr recover site [CANCEL_EVENT = {false/true}] clmgr offline site <sitename> \ [ WHEN={now|restart|both} ] \ [ MANAGE={offline|move|unmanage} ] \ [ BROADCAST={true|false} ] \ [ TIMEOUT=<seconds_to_wait_for_completion> ] \ [ STOP_CAA={no|yes} ] clmgr online site <sitename> \ [ WHEN={now|restart|both} ] \ [ MANAGE={auto|manual} ] \ [ BROADCAST={false|true} ] \ [ CLINFO={false|true|consistent} ] \ [ FORCE={false|true} ] \ [ FIX={no|yes|interactively} ] \ [ TIMEOUT=<seconds_to_wait_for_completion> ] \ [ START_CAA={no|yes|only} ] clmgr manage site respond {continue|recover}注:- site のエイリアスは st です。
- STOP_CAA オプションおよび START_CAA オプションは、Cluster Aware AIX (CAA) クラスター・サービスをオフラインまたはオンラインにします。 これらのオプションは、特別な必要性が判明している場合、または IBM サポートの指示がある場合に使用する。 CAA クラスター・サービスは、非アクティブにしないでください。クラスター化環境で問題を検出する機能が無効になるからです。 START_CAA パラメータの値を only と指定した場合、 PowerHA SystemMirror はCAAサービスのみを開始する。
- ノード
clmgr add node <node> \ [ COMMPATH=<ip_address_or_network-resolvable_name> ] \ [ RUN_DISCOVERY={true|false} ] \ [ PERSISTENT_IP=<IP> NETWORK=<network> { NETMASK=<255.255.255.0 | PREFIX=1..128} ] \ [ START_ON_BOOT={false|true} ] \ [ BROADCAST_ON_START={true|false} ] \ [ CLINFO_ON_START={false|true|consistent} ] \ [ SITE=<sitename> ] [ CRIT_DAEMON_RESTART_GRACE_PERIOD=<0..240> ] \ clmgr modify node <node> \clmgr query node [ NAME=<new_node_label> ] \ [ COMMPATH=<new_commpath> ] \ [ PERSISTENT_IP=<IP> NETWORK=<network> { NETMASK=<255.255.255.0 | PREFIX=1..128} ] \ [ START_ON_BOOT={false|true} ] \ [ BROADCAST_ON_START={true|false} ] \ [ CLINFO_ON_START={false|true|consistent} ] \ [ HMCS=<hmc>[,<hmc#2>,...] ] \ [ ENABLE_LIVE_UPDATE={true|false} ] [ ENABLE_CAA_AFTER_MERGE={true|false} ] \ [ CRIT_DAEMON_RESTART_GRACE_PERIOD=<0..240> ] \ clmgr query node [ {<node>|LOCAL}[,<node#2>,...] ] \ clmgr delete node {<node>[,<node#2>,...] | ALL} clmgr manage node undo_changes clmgr recover node <node>[,<node#2>,...] [CANCEL_EVENT = {false/true)] clmgr online node <node>[,<node#2>,...] \ [ WHEN={now|restart|both} ] \ [ MANAGE={auto|manual} ] \ [ BROADCAST={false|true} ] \ [ CLINFO={false|true|consistent} ] \ [ FORCE={false|true} ] \ [ FIX={no|yes|interactively} ] \ [ TIMEOUT=<seconds_to_wait_for_completion> ] \ [ START_CAA={no|yes|only} ] clmgr offline node <node>[,<node#2>,...] \ [ WHEN={now|restart|both} ] \ [ MANAGE={offline|move|unmanage} ] \ [ BROADCAST={true|false} ] \ [ TIMEOUT=<seconds_to_wait_for_completion> ] \ [ STOP_CAA={no|yes} ]注:- node のエイリアスは no です。
- クラスターか、ノードまたはサイトを停止する場合、TIMEOUT 属性のデフォルト値は、クラスターのサイズと、クラスターの直前の stop 操作に基づいて計算されます。 最小デフォルト値は 120 秒です。
- クラスター・サービスの stop 操作がデフォルト値よりも時間がかかる場合、clmgr コマンドは値 8 を返します。この値は、stop 操作がまだ実行中であることを示します。 stop 操作の進行状況をチェックし、stop 操作が正常に完了したかどうかを手作業で確認する必要があります。 クラスター状況は、clmgr query cluster コマンドを使用して確認できます。
- STOP_CAA オプションおよび START_CAA オプションは、Cluster Aware AIX (CAA) クラスター・サービスをオフラインまたはオンラインにします。 これらのオプションは、特別な必要性が判明している場合、または IBM サポートの指示がある場合に使用する。 CAA クラスター・サービスは、非アクティブにしないでください。クラスター化環境で問題を検出する機能が無効になるからです。 START_CAA パラメータの値を only と指定した場合、 PowerHA SystemMirror はCAAサービスのみを開始する。
- ネットワーク
clmgr add network <network> \ [ TYPE={ether|XD_data|XD_ip} ] \ [ {NETMASK=<255.255.255.0 | PREFIX=1..128} ] \ [ IPALIASING={true|false} ] \ [ PUBLIC={true|false} ]注: デフォルトでは、 IPv4 ネットワークは、ネットマスク 255.255.255.0を使用して構成されます。 IPv6 ネットワークを作成するには、有効なプレフィックスを指定してください。clmgr modify network <network> \ [ NAME=<new_network_label> ] \ [ TYPE={ether|XD_data|XD_ip} ] \ [ {NETMASK=<255.255.255.0> | PREFIX=1..128} ] \ [ PUBLIC={true|false} ] \ [ RESOURCE_DIST_PREF={AC|ACS|C|CS|CPL|ACPL|ACPLS|NOALI} ] \ [ SOURCE_IP=<service_or_persistent_ip> ]注:RESOURCE_DIST_PREF属性に指定できる値は以下のとおりです。- AC
- アンチコロケーション
- ACS
- ソースを持つアンチコロケーション
- C
- コロケーション
- CS
- ソースを持つコロケーション
- CPL
- 永続ラベルを持つコロケーション
- ACPL
- 永続ラベルを持つアンチコロケーション
- ACPLS
- 永続ラベルとソースを持つアンチコロケーション
- NOALI
- 最初のエイリアスを使用不可にする
注:RESOURCE_DIST_PREF属性がCSまたはACS値を使用する場合、SOURCE_IP属性はサービス・ラベルでなければなりません。clmgr query network [ <network>[,<network#2>,...] ] clmgr delete network {<network>[,<network#2>,...] | ALL}注: network の別名は ne と nw です。- インターフェース
clmgr add interface <interface> \ NETWORK=<network> \ [ NODE=<node> ] \ [ TYPE={ether|XD_data|XD_ip} ] \ [ INTERFACE=<network_interface> ] clmgr modify interface <interface> \ NETWORK=<network> clmgr query interface [ <interface>[,<if#2>,...] ] clmgr delete interface {<interface>[,<if#2>,...] | ALL} clmgr discover interfaces注: インターフェースは、IP アドレスまたはラベルのいずれかにすることができます。 NODE 属性のデフォルトはローカル・ノード名です。 TYPE 属性のデフォルトは ether です。 <network_interface> は en1、en2、en3 のようになります。 interface のエイリアスは in および if です。- リソース・グループ
clmgr add resource_group <resource_group>[,<rg#2>,...] \ NODES=nodeA1,nodeA2,... \ [ SECONDARYNODES=nodeB2[,nodeB1,...] ] \ [ SITE_POLICY={ignore|primary|either|both} ] \ [ STARTUP={OHN|OFAN|OAAN|OUDP} ] \ [ FALLOVER={FNPN|FUDNP|BO}] \ [ FALLBACK={NFB|FBHPN} ] \ [ FALLBACK AT=<FALLBACK TIMER> ] \ [ NODE_PRIORITY_POLICY={default|mem|cpu|disk|least|most} ] \ [ NODE_PRIORITY_POLICY_SCRIPT=</path/to/script> ] \ [ NODE_PRIORITY_POLICY_TIMEOUT=### ] \ [ SERVICE_LABEL=service_ip#1[,service_ip#2,...] ] \ [ APPLICATIONS=appctlr#1[,appctlr#2,...] ] \ [ SHARED_TAPE_RESOURCES=<TAPE>[,<TAPE#2>,...] ] \ [ VOLUME_GROUP=<VG>[,<VG#2>,...] ] \ [ FORCED_VARYON={true|false} ] \ [ VG_AUTO_IMPORT={true|false} ] \ [ FILESYSTEM=/file_system#1[,/file_system#2,...] ] \ [ DISK=<raw_disk>[,<raw_disk#2>,...] ] \ [ FS_BEFORE_IPADDR={true|false} ] \ [ WPAR_NAME="wpar_name" ] \ [ EXPORT_FILESYSTEM=/expfs#1[,/expfs#2,...] ] \ [ EXPORT_FILESYSTEM_V4=/expfs#1[,/expfs#2,...] ] \ [ STABLE_STORAGE_PATH="/fs3" ] \ [ NFS_NETWORK="nfs_network" ] \ [ MOUNT_FILESYSTEM=/nfs_fs1;/expfs1,/nfs_fs2;,... ] \ [ MIRROR_GROUP=<replicated_resource> ] \ [ FALLBACK_AT=<FALLBACK_TIMER> ] STARTUP: OHN ----- Online Home Node (default value) OFAN ---- Online on First Available Node OAAN ---- Online on All Available Nodes (concurrent) OUDP ---- Online Using Node Distribution Policy FALLOVER: FNPN ---- Fallover to Next Priority Node (default value) FUDNP --- Fallover Using Dynamic Node Priority BO ------ Bring Offline (On Error Node Only) FALLBACK: NFB ----- Never Fallback FBHPN --- Fallback to Higher Priority Node (default value) NODE_PRIORITY_POLICY: default - next node in the NODES list mem ----- node with most available memory disk ---- node with least disk activity cpu ----- node with most available CPU cycles least --- node where the dynamic node priority script returns the lowest value most ---- node where the dynamic node priority script returns the highest value注: NODE_PRIORITY_POLICY ポリシーは、FALLOVER ポリシーが FUDNP に設定されている場合にのみ設定できます。SITE_POLICY: ignore -- Ignore primary - Prefer Primary Site either -- Online On Either Site both ---- Online On Both Sitesclmgr modify resource_group <resource_group> \ [ NAME=<new_resource_group_label> ] \ [ NODES=nodeA1[,nodeA2,...] ] \ [ SECONDARYNODES=nodeB2[,nodeB1,...] ] \ [ SITE_POLICY={ignore|primary|either|both} ] \ [ STARTUP={OHN|OFAN|OAAN|OUDP} ] \ [ FALLOVER={FNPN|FUDNP|BO} ] \ [ FALLBACK={NFB|FBHPN} ] \ [ FALLBACK_AT=<FALLBACK_TIMER> ] \ [ NODE_PRIORITY_POLICY={default|mem|cpu|disk|least|most} ] \ [ NODE_PRIORITY_POLICY_SCRIPT=</path/to/script> ] \ [ NODE_PRIORITY_POLICY_TIMEOUT=### ] \ [ SERVICE_LABEL=service_ip#1[,service_ip#2,...] ] \ [ APPLICATIONS=appctlr#1[,appctlr#2,...] ] \ [ VOLUME_GROUP=volume_group#1[,volume_group#2,...]] \ [ FORCED_VARYON={true|false} ] \ [ VG_AUTO_IMPORT={true|false} ] \ [ FILESYSTEM=/file_system#1[,/file_system#2,...] ] \ [ DISK=<raw_disk>[,<raw_disk#2>,...] ] \ [ FS_BEFORE_IPADDR={true|false} ] \ [ WPAR_NAME="wpar_name" ] \ [ EXPORT_FILESYSTEM=/expfs#1[,/expfs#2,...] ] \ [ EXPORT_FILESYSTEM_V4=/expfs#1[,/expfs#2,...] ] \ [ STABLE_STORAGE_PATH="/fs3" ] \ [ NFS_NETWORK="nfs_network" ] \ [ MOUNT_FILESYSTEM=/nfs_fs1;/expfs1,/nfs_fs2;,... ] \ [ MIRROR_GROUP=<replicated_resource> ] \ [ FALLBACK_AT=<FALLBACK_TIMER> ]注: appctlr 値は、application_controller の省略形です。clmgr query resource_group [ <resource_group>[,<rg#2>,...] ] clmgr delete resource_group {<resource_group>[,<rg#2>,...] | ALL} clmgr online { resource_group <resource_group>[,<rg#2>,...] | ALL} \ [ NODES={<node>[,<node#2>,...] | ALL}] clmgr offline resource_group {<resource_group>[,<rg#2>,...] | ALL} \ [ NODES={<node>[,<node#2>,...] | ALL} ]注: NODES 属性の特殊な ALL ターゲットは、コンカレント・リソース・グループにのみ適用できます。clmgr move resource_group <resource_group>[,<rg#2>,...] \ {NODE|SITE}=<node_or_site_label> \ [ SECONDARY={false|true} ] \ [ STATE={online|offline} ] \注: SITE 属性および SECONDARY 属性は、サイトがクラスター内に構成されている場合にのみ適用されます。 STATE が明示的に指定されていない場合は、リソース・グループ STATE は変更されないままになります。 resource_group のエイリアスは rg です。- フォールバック・タイマー
clmgr add fallback_timer <timer> \ [ YEAR=<####> ] \ [ MONTH=<{1..12 | Jan..Dec}> ] \ [ DAY_OF_MONTH=<{1..31}> ] \ [ DAY_OF_WEEK=<{0..6 | Sun..Sat}> ] \ [ HOUR=<{0..23}> ]\ [ MINUTE=<{0..59}>] clmgr modify fallback_timer <timer> \ [ YEAR=<{####}> ] \ [ MONTH=<{1..12 | Jan..Dec}> ] \ [ DAY_OF_MONTH=<{1..31}> ] \ [ DAY_OF_WEEK=<{0..6 | Sun..Sat}> ] \ [ HOUR=<{0..23}> ] \ [ MINUTE=<{0..59}> ] \ [ REPEATS=<{0,1,2,3,4 |Never,Daily,Weekly,Monthly,Yearly}> ] clmgr query fallback_timer [<timer>[,<timer#2>,...] ] clmgr delete fallback_timer {<timer>[,<timer#2>,...] | ALL}注: fallback_timer の別名は fa および timer です。- 永続 IP/ラベル
clmgr add persistent_ip <persistent_IP> \ NETWORK=<network> \ [ {NETMASK=< 255.255.255.0 | PREFIX=1..128} ] \ ] [ NODE=<node> ] clmgr modify persistent_ip <persistent_label> \ [ NAME=<new_persistent_label> ] \ [ NETWORK=<new_network> ] \ [ NETMASK=<node> 255.255.255.0 | PREFIX=1..128} ] \ ]注: 基礎となるネットワークが別のプロトコル (IPv4 と IPv6) を使用しない限り、NETMASK または PREFIX に指定された値はすべて無視されます。 別のプロトコルを使用している場合は、NETMASK または PREFIX は必須です。clmgr query persistent_ip [ <persistent_IP>[,<pIP#2>,...] ] clmgr delete persistent_ip {<persistent_IP>[,<pIP#2>,...] | ALL} clmgr move persistent_ip <persistent_IP> \ INTERFACE=<new_interface>注: persistent_ip の別名は pe です。- サービス IP/ラベル
clmgr add service_ip <service_ip> \ [ NETWORK=<network> ]\ [ {NETMASK=<255.255.255.0 | PREFIX=1..128} ] \ [ HWADDR=<new_hardware_address> ] \ [ SITE=<new_site> ] clmgr modify service_ip <service_ip> \ [ NAME=<new_service_ip> ] \ [ NETWORK=<new_network> ] \ [ {NETMASK=<###.###.###.###> | PREFIX=1..128} ] \ [ HWADDR=<new_hardware_address> ] \ [ SITE=<new_site> ] clmgr query service_ip [ <service_ip>[,<service_ip#2>,...] ] clmgr delete service_ip {<service_ip>[,<service_ip#2>,,...] | ALL} clmgr move service_ip <service_ip> \ INTERFACE=<new_interface>注: NETMASK/PREFIX 属性が指定されない場合、基礎となるネットワークのネットマスクまたは接頭部の値が使用されます。 service_ip のエイリアスは si です。- アプリケーション・コントローラー
clmgr add application_controller <application_controller> \ [ STARTSCRIPT="/path/to/start/script" ]\ [ STOPSCRIPT ="/path/to/stop/script" ]\ [ MONITORS=<monitor>[,<monitor#2>,...] ] \ [ STARTUP_MODE={background|foreground} clmgr add application_controller STARTSCRIPT=<path_to_start_script> \ STOPSCRIPT=<path_to_stop_script> CPU_USAGE_MONITOR=<"yes"> | <"no"> PROCESS_TO_MONITOR_CPU_USAGE=<"/path/to/binary"> CPU_USAGE_MONITOR_INTERVAL=<time interval in minutes> clmgr modify application_controller <application_controller> \ [ NAME=<new_application_controller_label> ] \ [ STARTSCRIPT="/path/to/start/script" ] \ [ STOPSCRIPT ="/path/to/stop/script" ] \ [ MONITORS=<monitor>[,<monitor#2>,...] ] \ [ STARTUP_MODE={background|foreground} ] clmgr modify application_controller STARTSCRIPT=<path_to_start_script> \ STOPSCRIPT=<path_to_stop_script> CPU_USAGE_MONITOR=<"yes"> | <"no"> PROCESS_TO_MONITOR_CPU_USAGE=<"/path/to/binary"> CPU_USAGE_MONITOR_INTERVAL=<time interval in minutes> clmgr query application_controller [ <appctlr>[,<appctlr#2>,...] ] clmgr delete application_controller {<appctlr>[,<appctlr#2>,...] | ALL} clmgr manage application_controller {suspend|resume} <application_controller> \ RESOURCE_GROUP=<resource_group> clmgr manage application_controller {suspend|resume} ALL注: appctlr 値は、 application_controllerの省略形です。 application_controller のエイリアスは ac および app です。- アプリケーション・モニター
clmgr add application_monitor <monitor> \ TYPE=Process \ MODE={longrunning|startup|both} \ PROCESSES="pmon1,dbmon,..." \ OWNER="<processes_owner_name>" \ [ APPLICATIONS=<appctlr#1>[,<appctlr#2>,...] ] \ [ STABILIZATION="1 .. 3600" ] \ [ RESTARTCOUNT="0 .. 100" ] \ [ FAILUREACTION={notify|fallover} ] \ [ INSTANCECOUNT="1 .. 1024" ] \ [ RESTARTINTERVAL="1 .. 3600" ] \ [ NOTIFYMETHOD="</script/to/notify>" ] \ [ CLEANUPMETHOD="</script/to/cleanup>" ] \ [ RESTARTMETHOD="</script/to/restart>" ] clmgr add application_monitor <monitor> \ TYPE=Custom \ MODE={longrunning|startup|both} \ MONITORMETHOD="/script/to/monitor" \ [ APPLICATIONS=<appctlr#1>[,<appctlr#2>,...] ] \ [ STABILIZATION="1 .. 3600" ] \ [ RESTARTCOUNT="0 .. 100" ] \ [ FAILUREACTION={notify|fallover} ] \ [ MONITORINTERVAL="1 .. 1024" ] \ [ HUNGSIGNAL="1 .. 63" ] \ [ RESTARTINTERVAL="1 .. 3600" ] \ [ NOTIFYMETHOD="</script/to/notify>" ] \ [ CLEANUPMETHOD="</script/to/cleanup>" ] \ [ RESTARTMETHOD="</script/to/restart>" ]注: 固定化のデフォルトは 180 です。 RESTARTCOUNT のデフォルトは 3 です。clmgr modify application_monitor <monitor> \ [ See the "add" action, above, for a list of supported modification attributes. ] clmgr query application_monitor [ <monitor>[,<monitor#2>,...] ] clmgr delete application_monitor {<monitor>[,<monitor#2>,...] | ALL}注: appctlr 値は、 application_controllerの省略形です。 application_monitor のエイリアスは am および mon です。- 依存関係
# Temporal Dependency (parent ==> child) clmgr add dependency \ PARENT=<rg#1> \ CHILD="<rg#2>[,<rg#2>,...]" clmgr modify dependency <parent_child_dependency> \ [ TYPE=PARENT_CHILD ] \ [ PARENT=<rg#1> ] \ [ CHILD="<rg#2>[,<rg#2>,...]" ] # Temporal Dependency (start/stop after) clmgr add dependency \ {STOP|START}="<rg#2>[,<rg#2>,...]" \ AFTER=<rg#1> clmgr modify dependency \ [ TYPE={STOP_AFTER|START_AFTER} ] \ [ {STOP|START}="<rg#2>[,<rg#2>,...]" ] \ [ AFTER=<rg#1> ] # Location Dependency (colocation) clmgr add dependency \ SAME={NODE|SITE } \ GROUPS="<rg1>,<rg2>[,<rg#n>,...]" clmgr modify dependency <colocation_dependency> \ [ TYPE={SAME_NODE|SAME_SITE} ] \ GROUPS="<rg1>,<rg2>[,<rg#n>,...]" # Location Dependency (anti-colocation) clmgr add dependency \ HIGH="<rg1>,<rg2>,..." \ INTERMEDIATE="<rg3>,<rg4>,..." \ LOW="<rg5>,<rg6>,..." clmgr modify dependency <anti-colocation_dependency> \ [ TYPE=DIFFERENT_NODES ] \ [ HIGH="<rg1>,<rg2>,..." ] \ [ INTERMEDIATE="<rg3>,<rg4>,..." ] \ [ LOW="<rg5>,<rg6>,..." ] # Acquisition/Release Order clmgr add dependency \ TYPE={ACQUIRE|RELEASE} \ { SERIAL="{<rg1>,<rg2>,...|ALL}" | PARALLEL="{<rg1>,<rg2>,...|ALL}" } clmgr modify dependency \ TYPE={ACQUIRE|RELEASE} \ { SERIAL="{<rg1>,<rg2>,...|ALL}" | PARALLEL="{<rg1>,<rg2>,...|ALL}" } clmgr query dependency [ <dependency> ] clmgr delete dependency {<dependency> | ALL} \ [ TYPE={PARENT_CHILD|STOP_AFTER|START_AFTER| \ SAME_NODE|SAME_SITE|DIFFERENT_NODES} ] clmgr delete dependency RESOURCE_GROUP=<RESOURCE_GROUP>注: dependency の別名は de です。- テープ
clmgr add tape <tape> \ DEVICE=<tape_device_name> \ [ DESCRIPTION=<tape_device_description> ] \ [ STARTSCRIPT="</script/to/start/tape/device>" ] \ [ START_SYNCHRONOUSLY={no|yes} ] \ [ STOPSCRIPT="</script/to/stop/tape/device>" ] \ [ STOP_SYNCHRONOUSLY={no|yes} ] clmgr modify tape <tape> \ [ NAME=<new_tape_label> ] \ [ DEVICE=<tape_device_name> ] \ [ DESCRIPTION=<tape_device_description> ] \ [ STARTSCRIPT="</script/to/start/tape/device>" ] \ [ START_SYNCHRONOUSLY={no|yes} ] \ [ STOPSCRIPT="</script/to/stop/tape/device>" ] \ [ STOP_SYNCHRONOUSLY={no|yes} ] clmgr query tape [ <tape>[,<tape#2>,...] ] clmgr delete tape {<tape> | ALL}注: tape の別名は tp です。- ファイル・コレクション
clmgr add file_collection <file_collection> \ FILES="/path/to/file1,/path/to/file2,..." \ [ SYNC_WITH_CLUSTER={no|yes} ] \ [ SYNC_WHEN_CHANGED={no|yes} ] \ [ DESCRIPTION="<file_collection_description>" ] clmgr modify file_collection <file_collection> \ [ NAME="<new_file_collection_label>" ] \ [ ADD="/path/to/file1,/path/to/file2,..." ] \ [ DELETE={"/path/to/file1,/path/to/file2,..."|ALL} ] \ [ REPLACE={"/path/to/file1,/path/to/file2,..."|""} ] \ [ SYNC_WITH_CLUSTER={no|yes} ] \ [ SYNC_WHEN_CHANGED={no|yes} ] \ [ DESCRIPTION="<file_collection_description>" ] clmgr query file_collection [ <file_collection>[,<fc#2>,...]] clmgr delete file_collection {<file_collection>[,<fc#2>,...]| ALL} clmgr sync file_collection <file_collection>注: REPLACE 属性は、既存のすべてのファイルを指定されたセットに置き換えます。 file_collection のエイリアスは fc および fi です。- Snapshot
clmgr add snapshot "<snapshot_name>" \ [ DESCRIPTION="<snapshot_description>" ] \ [ METHODS="method1 method2 ..." ] \ [ MISC_INFO={false|true} ] clmgr modify snapshot <snapshot> \ [ NAME="<new_snapshot_label>" ] \ [ DESCRIPTION="<snapshot_description>" ] clmgr query snapshot [ <snapshot>[,<snapshot#2>,...] ] clmgr view snapshot <snapshot> \ [ TAIL=<number_of_trailing_lines> ] \ [ HEAD=<number_of_leading_lines> ] \ [ FILTER=<pattern>[,<pattern#2>,...] ] \ [ DELIMITER=<alternate_pattern_delimiter> ] \ [ CASE={insensitive|no|off|false} ] clmgr delete snapshot {<snapshot>[,<snapshot#2>,...] | ALL} clmgr manage snapshot restore <snapshot> \ [ CONFIGURE={yes|no} ] \ [ FORCE={no|yes} ]注: ビュー・アクションは、スナップショットの .info ファイルの内容を表示します (そのファイルが存在する場合)。 snapshot のエイリアスは sn および ss です。clmgr manage snapshot restore <snapshot> \ NODES=<HOST>,<HOST#2> \ REPOSITORIES=<DISK>[,<BACKUP>][:<DISK>[,<BACKUP>]] \ [ CLUSTER_NAME=<NEW_CLUSTER_LABEL> ] \ [ CONFIGURE={yes|no} ] \ [ FORCE={no|yes} ]注:REPOSITORIESオプションの場合、コロンの後に指定されたすべてのディスクが 2 番目のサイトに適用されます。 リンク・クラスター・スナップショットを復元する場合は、REPOSITORIESオプションのコロンの後に指定されたディスクは 2 番目のサイトに適用されます。clmgr compare snapshot <snapshot1>,<snapshot2> \ [ SNAPSHOTPATH="/absolute/path/to/search/for/snapshots" ] \ [ PAGER="pager_command" ] \ [ SDIFF_OUTPUT_WIDTH="21 .. 2048" ] \ [ SDIFF_FLAGS="flags_for_sdiff" ] [ SECTION="list,of,sections,to,compare" ] \- メソッド
clmgr add method <method_label> \ TYPE=snapshot \ FILE=<executable_file> \ [ DESCRIPTION=<description> ] clmgr add method <method_label> \ TYPE=verify \ FILE=<executable_file> \ [ SOURCE={script|library} ] \ [ DESCRIPTION=<description> ] clmgr modify method <method_label> \ TYPE={snapshot|verify} \ [ NAME=<new_method_label> ] \ [ DESCRIPTION=<new_description> ] \ [ FILE=<new_executable_file> ] clmgr add method <method_label> \ TYPE=notify \ CONTACT=<number_to_dial_or_email_address> \ EVENT=<event>[,<event#2>,...] \ [ NODES=<node>[,<node#2>,...] ] \ [ FILE=<message_file> ] \ [ DESCRIPTION=<description> ] \ [ RETRY=<retry_count> ] \ [ TIMEOUT=<timeout> ]注: NODES のデフォルトはローカル・ノードです。clmgr modify method <method_label> \ TYPE=notify \ [ NAME=<new_method_label> ] \ [ DESCRIPTION=<description> ] \ [ FILE=<message_file> ] \ [ CONTACT=<number_to_dial_or_email_address> ] \ [ EVENT=<cluster_event_label> ] \ [ NODES=<node>[,<node#2>,...] ] \ [ RETRY=<retry_count> ] \ [ TIMEOUT=<timeout> ] clmgr query method [ <method>[,<method#2>,...] ] \ [ TYPE={notify|snapshot|verify} ] clmgr delete method {<method>[,<method#2>,...] | ALL} \ [ TYPE={notify|snapshot|verify} ] clmgr verify method <method>注: 検証アクションは、通知メソッドにのみ適用できます。 複数のメソッドが同じイベントを活用する場合にそのイベントを指定すると、両方のメソッドが呼び出されます。 method のエイリアスは me です。- ログ
clmgr modify logs ALL DIRECTORY="<new_logs_directory>" clmgr modify log {<log>|ALL} \ [ DIRECTORY="{<new_log_directory>"|DEFAULT} ] [ FORMATTING={none|standard|low|high} ] \ [ TRACE_LEVEL={low|high} ] [ REMOTE_FS={true|false} ] clmgr query log [ <log>[,<log#2>,...] ] clmgr view log [ {<log>|EVENTS} ] \ [ TAIL=<number_of_trailing_lines> ] \ [ HEAD=<number_of_leading_lines> ] \ [ FILTER=<pattern>[,<pattern#2>,...] ] \ [ DELIMITER=<alternate_pattern_delimiter> ] \ [ CASE={insensitive|no|off|false} ] clmgr manage logs collect \ [ DIRECTORY="<directory_for_collection>" ] \ [ NODES=<node>[,<node#2>,...] ] \ [ RSCT_LOGS={yes|no} ] \注： DIRECTORY属性にDEFAULTが指定されている場合、元のデフォルトの PowerHA SystemMirror ディレクトリ値が復元されますFORMATTING 属性は hacmp.out ログに対してのみ適用され、そのほかのすべてのログについては無視されます。 FORMATTING 属性と TRACE_LEVEL 属性は、 hacmp.out ログと clstrmgr.debug ログにのみ適用され、他のすべてのログは無視されます。
ログ名の代わりに ALL を指定すると、指定された DIRECTORY および REMOTE_FS の変更はすべてのログに適用されます。
ログ名の代わりに EVENTS を指定すると、イベント要約レポートが表示されます。
- ボリューム・グループ
clmgr add volume_group [ <vgname> ] \ [ NODES="<node#1>,<node#2>[,...>]" ]\ [ PHYSICAL_VOLUMES="<disk#1>[,<disk#2>,...]" ]\ [ TYPE={original|big|scalable|legacy} ] \ [ RESOURCE_GROUP=<RESOURCE_GROUP> ] \ [ PPART_SIZE={4|1|2|8|16|32|64|128|256|512|1024} ] \ [ MAJOR_NUMBER=## ] \ [ ACTIVATE_ON_RESTART={false|true} ] \ [ QUORUM_NEEDED={true|false} ] \ [ LTG_SIZE=### ] \ [ MIGRATE_FAILED_DISKS={false|one|pool|remove} ] \ [ MAX_PHYSICAL_PARTITIONS={32|64|128|256|512|768|1024} ] \ [ MAX_LOGICAL_VOLUMES={256|512|1024|2048} ] \ [ STRICT_MIRROR_POOLS={no|yes|super} ] \ [ MIRROR_POOL_NAME="<mp_name>" ] \ [ CRITICAL={false|true} ] \ [ FAILUREACTION={halt|notify|fence|stoprg|moverg} ] \ [ NOTIFYMETHOD=</file/to/invoke> ] \ [ LVM_PREFERRED_READ=<roundrobin|favorcopy|siteaffinity> ] \ [ ENABLE_LV_ENCRYPTION={yes|no} ] [ ENABLE_PV_ENCRYPTION={yes|no} ] \ [ AUTH_METHOD={pks} ] \ [ AUTH_METHOD_NAME=<Alias name for auth method> ]物理ボリュームの暗号化を有効にするには、 PowerHA SystemMirror 、プラットフォーム・キーストア（PKS）タイプの認証方法のみをサポートする。 AUTH_METHOD_NAMEは、物理ボリュームに設定されている複数の認証方法を区別するために使用される、認証方法の別名である。注: ボリューム・グループのメジャー番号を設定すると、現在使用可能なメジャー番号がないノードでコマンドを正常に実行できなくなる可能性があります。 この設定は、すべてのノード上で共通に使用可能なメジャー番号を確認してから、変更するようにしてください。clmgr modify volume_group <vgname> \ [ ADD=<disk>,[<disk#n>,...] [ MIRROR_POOL_NAME="<mp_name>" ] ] \ [ REMOVE=<disk>,[<disk#n>,...] ] \ [ TYPE={big|scalable} ] \ [ ACTIVATE_ON_RESTART={false|true} ] \ [ QUORUM_NEEDED={true|false} ] \ [ LTG_SIZE=### ] \ [ MIGRATE_FAILED_DISKS={false|one|pool|remove} ] \ [ MAX_PHYSICAL_PARTITIONS={32|64|128|256|512|768|1024} ] \ [ MAX_LOGICAL_VOLUMES={256|512|1024|2048} ] \ [ STRICT_MIRROR_POOLS={no|yes|super} ] \ [ CRITICAL={false|true} ] \ [ FAILUREACTION={halt|notify|fence|stoprg|moverg} ] \ [ NOTIFYMETHOD="</file/to/invoke>" ] \ [ SCSIPR_ACTION=<clear> ] \ [ LVM_PREFERRED_READ=<roundrobin|favorcopy|siteaffinity> ] \ [ ENABLE_LV_ENCRYPTION={yes|no} ]MAX_PHYSICAL_PARTITIONS、MAX_LOGICAL_VOLUMES、および MIRROR_POOL_NAME はスケーラブル・ボリューム・グループにのみ適用されます。
clmgr query volume_group [ <vg#1>[,<vg#2>,...] ] clmgr delete volume_group {<volume_group> [,<vg#2>,...] | ALL } clmgr discover volume_groups注: volume_group の別名は vg です。- 論理ボリューム
clmgr add logical_volume [ <lvname> ] \ VOLUME_GROUP=<vgname> \ LOGICAL_PARTITIONS=## \ [ DISKS="<disk#1>[,<disk#2>,...]" ] \ [ TYPE={jfs|jfs2|sysdump|paging|jfslog|jfs2log|aio_cache|boot} ] \ [ POSITION={outer_middle|outer_edge|center|inner_middle|inner_edge } ] \ [ PV_RANGE={minimum|maximum} ] \ [ MAX_PVS_FOR_NEW_ALLOC=## ] \ [ LPART_COPIES={1|2|3} ] \ [ WRITE_CONSISTENCY={active|passive|off} ] \ [ LPARTS_ON_SEPARATE_PVS={yes|no|superstrict} ] \ [ RELOCATE={yes|no} ] \ [ LABEL="<label>" ] \ [ MAX_LPARTS=#### ] \ [ BAD_BLOCK_RELOCATION={yes|no} ] \ [ SCHEDULING_POLICY={parallel|sequential|parallel_sequential|parallel_round_robin} ] \ [ VERIFY_WRITES={false|true} ] \ [ ALLOCATION_MAP=<file> ] \ [ STRIPE_SIZE={4K|8K|16K|32K|64K|128K|256K|512K|1M|2M|4M|8M|16M|32M|64M|128M} ] \ [ SERIALIZE_IO={false|true} ] \ [ FIRST_BLOCK_AVAILABLE={false|true} ] \ [ FIRST_COPY_MIRROR_POOL=<mirror_pool> ] \ [ SECOND_COPY_MIRROR_POOL=<mirror_pool> ] \ [ THIRD_COPY_MIRROR_POOL=<mirror_pool> ] \ [ GROUP=<group> ] \ [ PERMISSIONS=<####> ] \ [ NODE=<reference_node_in_vg> ] \ [ ENABLE_LV_ENCRYPTION={yes|no} ] \ [ AUTH_METHOD={keyserv|pks} ] \ [ METHOD_DETAILS=<key server ID> ] \ [ AUTH_METHOD_NAME=<Alias name for auth method> ]
PowerHA SystemMirror は、鍵サーバーおよびプラットフォーム鍵ストア (PKS) タイプの認証方式のみをサポートして、ロジカル・ボリュームの暗号化を有効にします。 METHOD_DETAILS は、鍵サーバーの構成時に指定される ID です。 METHOD_DETAILS ID は、鍵サーバー認証方式の場合にのみ適用されます。 鍵サーバーの構成について詳しくは、keysvrmgr コマンドを参照してください。 AUTH_METHOD_NAME は、ロジカル・ボリュームに構成されている複数の認証方式を区別するために使用される別名です。 ロジカル・ボリュームの暗号化を使用可能にする場合は、クラスターの検証時に生成されるエラーを回避するために、 PKS または鍵サーバーの認証方式を論理ボリュームに追加する必要があります。 REMOVE_AUTH_METHOD は、認証方式名を削除するために使用されるパラメーターです。 REMOVE_AUTH_METHOD パラメーターを指定する場合は、LV 暗号化に関連する他のパラメーターを指定しないでください。clmgr modify logical_volume <lvname> \ [ TYPE={jfs|jfs2|sysdump|paging| jfslog|jfs2log|aio_cache|boot} ] \ [ POSITION={outer_middle|outer_edge|center| inner_middle|inner_edge } ] \ [ PV_RANGE={minimum|maximum} ] \ [ MAX_PVS_FOR_NEW_ALLOC=## ] \ [ MAX_LPARTS=#### ] \ [ SCHEDULING_POLICY={parallel|sequential| parallel_sequential| parallel_round_robin} ] \ [ LABEL="<lv_label>" ] \ [ LOGICAL_PARTITIONS=#### ] \ [ ENABLE_LV_ENCRYPTION={yes|no} ] \ [ AUTH_METHOD={keyserv|pks} ] \ [ METHOD_DETAILS=<key server ID> ] \ [ AUTH_METHOD_NAME=<Alias name for auth method> ] \ [ REMOVE_AUTH_METHOD=<auth method name for lv> ]注:- logical_group の別名は lvです。
- STRIPE_SIZE は、LPARTS_ON_SEPARATE_PVS、PV_RANGE、または SCHEDULING_POLICY と一緒に使用することはできません。
clmgr query logical_volume [ <lvname>[,<LV#2>,...] ] clmgr delete logical_volume {[ <lv#1>[,<LV#2>,...] ] | ALL}注: logical_volume の別名は lv です。- ファイルシステム
clmgr add file_system <fsname> \ VOLUME_GROUP=<group> \ TYPE=enhanced \ UNITS=### \ [ SIZE_PER_UNIT={megabytes|gigabytes|512bytes} ] \ [ PERMISSIONS={rw|ro} ] [ OPTIONS={nodev,nosuid,all} ] \ [ BLOCK_SIZE={4096|512|1024|2048} ] \ [ LV_FOR_LOG={ <lvname> | "INLINE" } ] \ [ INLINE_LOG_SIZE=#### ] \ [ EXT_ATTR_FORMAT={v1|v2} ] \ [ ENABLE_QUOTA_MGMT={no|all|user|group} ] \ [ ENABLE_EFS={false|true} ]注:- BLOCK_SIZE はバイト数です。 LOG_SIZE はメガバイト数です。
- LOG_SIZE および LV_FOR_LOG は、INLINE_LOG を true に設定した場合にのみ使用できます。
- 拡張ファイルシステムのサイズは 16 MB です。
clmgr add file_system <fsname> \ TYPE=enhanced \ LOGICAL_VOLUME=<logical_volume> \ [ PERMISSIONS={rw|ro} ] \ [ OPTIONS={nodev,nosuid,all} ] \ [ BLOCK_SIZE={4096|512|1024|2048} ] \ [ LV_FOR_LOG={ <lvname> | "INLINE" } ] \ [ INLINE_LOG_SIZE=#### ] \ [ EXT_ATTR_FORMAT={v1|v2} ] \ [ ENABLE_QUOTA_MGMT={no|all|user|group} ] \ [ ENABLE_EFS={false|true} ]clmgr add file_system <fsname> \ VOLUME_GROUP=<group> \ TYPE={standard|compressed|large} \ UNITS=### \ [ SIZE_PER_UNIT={megabytes|gigabytes|512bytes} ] \ [ PERMISSIONS={rw|ro} ] \ [ OPTIONS={nodev|nosuid|all} ] \ [ DISK_ACCOUNTING={false|true} ] \ [ FRAGMENT_SIZE={4096|512|1024|2048} ] \ [ BYTES_PER_INODE={4096|512|1024|2048|8192|16384|32768|65536|131072} ] \ [ ALLOC_GROUP_SIZE={8|16|32|64} ] \ [ LV_FOR_LOG=<lvname> ]注: FRAGMENT_SIZE は、標準および圧縮ファイル・システムにのみ有効です。clmgr add file_system <fsname> \ TYPE={standard|compressed|large} \ LOGICAL_VOLUME=<logical_volume> \ [ PERMISSIONS={rw|ro} ] \ [ OPTIONS={nodev|nosuid|all} ] \ [ DISK_ACCOUNTING={false|true} ] \ [ FRAGMENT_SIZE={4096|512|1024|2048} ] \ [ BYTES_PER_INODE={4096|512|1024|2048|8192|16384|32768|65536|131072} ] \ [ ALLOC_GROUP_SIZE={8|16|32|64} ] \ [ LV_FOR_LOG=<lvname> ] clmgr query file_system [ <fs#1>[,<fs#2>,...] ] clmgr delete file_system { <fsname>[,<FS#2>,...] | ALL } \ [ REMOVE_MOUNT_POINT={false|true} ] clmgr modify file_system <fsname> \ UNITS=### \ [ SIZE_PER_UNIT={megabytes|gigabytes|512bytes} ] \ [ NEW_FS_NAME=<new fs name> ] \ [ PERMISSIONS={rw|ro} ] \ [ EFS={yes|true} ]注:- file_system のエイリアスは fs です。
- clmgr コマンドを使用してEFS 以外のファイル・システムを作成する場合は、 EFS オプションを使用しないでください。 EFS オプションのデフォルト値は false です。 PowerHA SystemMirror 7.2.6 以降では、ファイル・システムの修正 EFS オプションはオフになっている。
- Physical volume
clmgr query physical_volume \ [ <disk>[,<disk#2>,...] ] \ [ NODES=<node>,<node#2>[,<node#3>,...] ] \ [ TYPE={available|all|tiebreaker} ]注: ノードは、ノード名またはネットワークで解決可能な名前 (例えば、ホスト名または IP アドレス) のいずれかにすることができます。disk はデバイス名 (hdisk0) または PVID (00c3a28ed9aa3512) のいずれかです。
clmgr modify physical_volume <disk_name_or_PVID> \ NAME=<new_disk_name> \ [ NODE=<reference_node> ] \ clmgr modify physical_volume <disk_name_or_PVID> \ SCSIPR_ACTION=<clear> \ [ NODE=<reference_node> ] clmgr modify physical_volume <disk_name_or_PVID> \ PV_ENCRYPTION={enable|disable} \ AUTH_METHOD={pks} \ AUTH_METHOD_NAME=<Alias name for auth method> \注:- NODE 属性は、指定されたディスクを hdisk# といったデバイス名を使用して指定する場合に必要です。 ディスクを PVID を 使用して指定する場合は、NODE 属性を参照する必要はありません。
- physical_volume のエイリアスは pv です。
- ミラー・プール
clmgr add mirror_pool <pool_name> \ VOLUME_GROUP=<vgname> \ [ PHYSICAL_VOLUMES="<disk>[,<disk#2>,...]" ] \ [ STORAGE_LOCATION={flashstorage|<sitename>} ]\ [ MODE={sync|async} ] \ [ ASYNC_CACHE_LV=<lvname> ] \ [ ASYNC_CACHE_HW_MARK=## ] clmgr add mirror_pool <pool_name> \ [ VOLUME_GROUP=<vgname> ] \ PHYSICAL_VOLUMES="<disk>[,<disk#2>,...] \ STORAGE_LOCATION={flashstorage|<sitename>}"注: 既存のミラー・プールに対して add 操作を実行すると、指定された物理ボリュームがそのミラー・プールに追加されます。clmgr modify mirror_pool <pool_name> \ [ VOLUME_GROUP=<vgname> ] \ [ NAME=<new_pool_name> ] \ [ STORAGE_LOCATION={flashstorage|<sitename>} ] \ [ MODE={sync|async} ] \ [ FORCE_SYNC={false|true} ] \ [ ASYNC_CACHE_LV=<lvname> ] \ [ ASYNC_CACHE_HW_MARK=## ] \ clmgr query mirror_pool [ <pool_name>[,<pool#2>,...] ] clmgr delete mirror_pool <pool_name>,[,<pool#2>,...]| ALL }\ [ VOLUME_GROUP=<vgname> ] clmgr delete mirror_pool <pool_name> \ [ VOLUME_GROUP=<vgname> ] \ PHYSICAL_VOLUMES="<disk>[,<disk#2>,...]"注:- 削除操作に物理ボリュームを指定すると、ディスクのリストがミラー・プールから除去されます。 すべてのディスクが除去された場合は、ミラー・プールが除去されます。
- mirror_pool のエイリアスは mp および pool です。
- EFS
clmgr add efs \ MODE=ldap \ [ PASSWORD=<password> ] clmgr add efs \ MODE=shared_fs \ VOLUME_GROUP=<vgname> \ SERVICE_IP=<service_ip> \ [ PASSWORD=<password> ] clmgr modify efs \ MODE={ldap|shared_fs} \ [ VOLUME_GROUP=<vgname> ] \ [ SERVICE_IP=<service_ip> ] \ [ PASSWORD=<password> ] clmgr query efs clmgr delete efs- 報告書
clmgr view report [<report>] \ [ FILE=<PATH_TO_NEW_FILE> ] \ [ TYPE={text|html} ] clmgr view report {nodeinfo|rginfo|lvinfo| fsinfo|vginfo|dependencies} \ [ TARGETS=<target>[,<target#2>,<target#n>,...] ] \ [ FILE=<PATH_TO_OUTPUT_FILE> ] \ [ TYPE={text|html} ] clmgr view report cluster \ TYPE=html \ [ FILE=<PATH_TO_OUTPUT_FILE> ] \ [ COMPANY_NAME="<BRIEF_TITLE>" ] \ [ COMPANY_LOGO="<RESOLVEABLE_FILE>" ] clmgr view report availability \ [ TARGETS=<application>[,<app#2>,<app#n>,...] ] \ [ FILE=<PATH_TO_OUTPUT_FILE> ] \ [ TYPE={text|html} ] \ [ BEGIN_TIME="YYYY:MM:DD" ] \ [ END_TIME="YYYY:MM:DD" ] clmgr view report snapshot \ SNAPSHOT=<SNAPSHOT_NAME> \ [ FILE=<PATH_TO_OUTPUT_FILE> ] clmgr view report repositories \ [ TYPE={text|html} ] clmgr view report software \ [ TYPE={text|html} ] clmgr view report roha \ [ TYPE={text|html} ]注: 現在サポートされているレポートは、basic、cluster、status、topology、applications、availability、events、nodeinfo、repositories、rginfo、networks、vginfo、lvinfo、fsinfo、dependencies、software、および roha です。 これらのレポートは、その一部は重複した情報を提供しますが、それぞれ独自の、固有な情報も提供します。appctlr という値は application_controller の省略語です。
MM は 1 から 12 でなければなりません。 DD は 1 から 31 でなければなりません。
BEGIN_TIME を指定しない場合、END_TIME の直前の 30 日間のレポートが生成されます。
END_TIME を指定しない場合、現在時刻がデフォルトとなります。
report のエイリアスは re です。
- LDAP サーバー
- 以下の構文は、クラスターに 1 つ以上の LDAP サーバーを構成するために使用します。
clmgr add ldap_server <server>[,<server#2>,...] \ ADMIN_DN=<admin_distinguished_name> \ PASSWORD=<admin_password> \ BASE_DN=<suffix_distinguished_name> \ SSL_KEY=<full_path_to_key> \ SSL_PASSWORD=<SSL_key_password> \ VERSION=<version> \ DB2_INSTANCE_PASSWORD=<password> \ ENCRYPTION_SEED=<seed> \ [ SCHEMA=<schema_type> ] \ [ PORT={636|###} ]注: ldap_server の別名は ls です。以下の構文は、クラスターに既に構成済みの 1 つ以上の LDAP サーバーを追加するために使用します。clmgr add ldap_server <server>[,<server#2>,...] \ ADMIN_DN=<admin_distinguished_name> \ PASSWORD=<admin_password> \ BASE_DN=<suffix_distinguished_name> \ SSL_KEY=<full_path_to_key> \ SSL_PASSWORD=<SSL_key_password> \ [ PORT={636|###} ]注: 複数のサーバーを指定する場合、それらは同じポート番号を共有するピアツーピア構成でなければなりません。clmgr query ldap_server clmgr delete ldap_server - LDAP クライアント
clmgr add ldap_client \ SERVERS=<LDAP_server>[,<LDAP_server#2>]\ BIND_DN=<bind_distinguished_name> \ PASSWORD=<LDAP_admin_password> \ BASE_DN=<base_dn> \ SSL_KEY=<full_path_to_key> \ SSL_PASSWORD=<SSL_key_password> \ [ PORT={636|###} ] \ clmgr query ldap_client clmgr delete ldap_client注: ldap_client の別名は lc です。- ユーザー
clmgr add/modify user <user_name> \ [ REGISTRY={local|ldap} ] \ [ RESOURCE_GROUP=<resource_group> ] \ [ ID=### ] \ [ PRIMARY=<group> ] \ [ PASSWORD="{<password>|}" ] \ [ CHANGE_ON_NEXT_LOGIN={true|false} ] \ [ GROUPS=<group#1>[,<group#2>,...] ] \ [ ADMIN_GROUPS=<group#1>[,<group#2>,...] ] \ [ ROLES=<role#1>[,<role#2>,...] ] \ [ SWITCH_USER={true|false} ] \ [ SU_GROUPS={ALL|<group#1>[,<group#2>,...]} ] \ [ HOME=<full_directory_path> ] \ [ SHELL=<defined_in_/etc/shells> ] \ [ INFO=<user_information> ] \ [ EXPIRATION=<MMDDhhmmyy> ] \ [ LOCKED={false|true} ] \ [ LOGIN={true|false} ] \ [ REMOTE_LOGIN={true|false} ] \ [ SCHEDULE=<range#1>[,<range#2>,...>] ] \ [ MAX_FAILED_LOGINS={#|0} ] \ [ AUTHENTICATION={compat|files|DCE|ldap} ] \ [ ALLOWED_TTYS=<tty#1>[,<tty#2>,...] ] \ [ DAYS_TO_WARN={#|0} ] \ [ PASSWORD_VALIDATION_METHODS=<meth#1>[,<meth#2>,...]]\ [ PASSWORD_FILTERS=<filter#1>[,<filter#2>,...] ] \ [ MIN_PASSWORDS=<number_of_passwords_before_reuse> ] \ [ REUSE_TIME=<weeks_before_password_reuse> ] \ [ LOCKOUT_DELAY=<weeks_btwn_expiration_and_lockout> ] \ [ MAX_PASSWORD_AGE={0..52} ] \ [ MIN_PASSWORD_LENGTH={0..8} ] \ [ MIN_PASSWORD_ALPHAS={0..8} ] \ [ MIN_PASSWORD_OTHERS={0..8} ] \ [ MAX_PASSWORD_REPEATED_CHARS={0..52} ] \ [ MIN_PASSWORD_DIFFERENT={0..8} ] \ [ UMASK=#### ] \ [ AUDIT_CLASSES=<class#1>[,<class#2>,...] ] \ [ TRUSTED_PATH={nosak|on|notsh|always} ] \ [ PRIMARY_AUTH={SYSTEM|.} ] \ [ SECONDARY_AUTH={NONE|SYSTEM|<token>;<user>} ] \ [ PROJECTS=<project#1>[,<project#2>,...] ] \ [ KEYSTORE_ACCESS={file|none} ] \ [ ADMIN_KEYSTORE_ACCESS={file|none} ] \ [ KEYSTORE_MODE={admin|guard} ] \ [ ALLOW_MODE_CHANGE={false|true} ] \ [ KEYSTORE_ENCRYPTION={RSA_1024|RSA_2048|RSA_4096} ] \ [ FILE_ENCRYPTION={AES_128_CBC|AES_128_EBC|AES_192_CBC|AES_192_ECB|AES_256_CBC|AES_256_ECB} ] \ [ ALLOW_PASSWORD_CHANGE={no|yes} ]注:- INFO フィールドは、スペース、下線 (_)、およびハイフン (-) も含めて、英数字のみ受け入れます。
- add操作の場合、REGISTRY はユーザーの作成先を示します。 modify の場合は、指定したユーザーのどのインスタンスを変更するかを示します。
- SCHEDULE は、ユーザーがこのシステムへのログインを許可される時間を定義します。 SCHEDULE の値は、以下のようなコンマ区切りの項目のリストです。
MMは月を表す数字 (00 = 1 月、11 = 12 月)、dd は日付、hh は時刻 (00 から 23)、mm は分、w は曜日 (0 = 日曜日、6 = 土曜日) です。 感嘆符 (!) は、指定されたその時刻範囲ではアクセスが許可されていないことを示すために使用します。* [!][MMdd[-MMdd]]:hhmm-hhmm * [!]MMdd[-MMdd][:hhmm-hhmm] * [!][w[-w]]:hhmm-hhmm * [!]w[-w][:hhmm-hhmm]MAX_FAILED_LOGINS、DAYS_TO_WARN、MIN_PASSWORDS、REUSE_TIME をゼロに設定すると、それぞれの機能を使用不可にできます。
LOCKOUT_DELAY を -1 に設定すると、以下の機能を使用不可にできます。
clmgr modify user {<user_name> | ALL_USERS} \ ALLOW_PASSWORD_CHANGE={no|yes}注: ALLOW_PASSWORD_CHANGE は、ユーザーが C-SPOC を使用してクラスター全体でパスワードを変更できるかどうかを示します。clmgr query user TYPE={AVAILABLE|ALLOWED} clmgr query user RESOURCE_GROUP=<resource_group> clmgr query user <user_name> \ [ RESOURCE_GROUP=<resource_group> ] clmgr delete user <user_name> \ [ RESOURCE_GROUP=<resource_group> ] \ [ REMOVE_AUTH_INFO={true|false} ] [ REGISTRY={files |LDAP} ]- グループ
clmgr add group <group_name> [ REGISTRY={local(files)|LDAP} ] [ RESOURCE_GROUP=<resource_group> ] \ [ ID=### ] \ [ ADMINISTRATIVE={false|true} ] \ [ USERS=<user#1>[,<user#2>,...] ] \ [ ADMINS=<admin#1>[,<admin#2>,...] ] \ [ PROJECTS=<project#1>[,<project#2>,...] ] \ [ KEYSTORE_MODE={admin|guard} ] \ [ KEYSTORE_ENCRYPTION={ RSA_1024|RSA_2048|RSA_4096} ] \ [ KEYSTORE_ACCESS={file|none} ] \clmgr modify group <group_name> \ [ RESOURCE_GROUP=<resource_group> ] \ [ ID=### ] \ [ ADMINISTRATIVE={false|true} ] \ [ USERS=<user#1>[,<user#2>,...] ] \ [ ADMINS=<admin#1>[,<admin#2>,...] ] \ [ PROJECTS=<project#1>[,<project#2>,...] \ [ KEYSTORE_MODE={admin|guard} ] \ [ KEYSTORE_ENCRYPTION={ RSA_1024|RSA_2048|RSA_4096} ] \ [ KEYSTORE_ACCESS={file|none} ]注: RG オプションは、ローカルに定義されたグループに必要です。 RG オプションを指定しないと、LDAP グループが存在すると想定されます。clmgr query group RESOURCE_GROUP=<resource_group> clmgr query group <group_name> \ [ RESOURCE_GROUP=<resource_group> ] clmgr delete group <group_name> \ [ RESOURCE_GROUP=<resource_group> ] \ [ REGISTRY={files|LDAP} ]注: RG オプションは、ローカルに定義されたグループに必要です。 group のエイリアスは gp です。- ストレージ・エージェント
clmgr add storage_agent <agent_name> \ TYPE={ds8k_gm|xiv_rm} \ ADDRESSES=<IP>[<IP#2>,...] \ [ USER=<user_id> ] \ [ PASSWORD=<password> ] \ [ ATTRIBUTES=<NAME>@<VALUE>[,<NAME#2>@<VALUE#2>,...] ] clmgr modify storage_agent <agent_name> \ [ NAME=<new_agent_name> ] \ [ ADDRESSES=<IP>[<IP#2>,...] ] \ [ USER=<user_id> ] \ [ PASSWORD=<password> ] \ [ ATTRIBUTES=<NAME>@<VALUE>[,<NAME#2>@<VALUE#2>,...] ] clmgr query storage_agent [ <agent>[,<agent#2>,...] ] clmgr delete storage_agent {<agent>[,<agent#2>,...] | ALL}注: ストレージ・エージェント の別名は sta です。- ストレージ・システム
clmgr add storage_system <storage_system_name> \ TYPE={ds8k_gm|xiv_rm} \ SITE=<site> \ AGENTS=<agent>[,<agent#2>,...] \ VENDOR_ID=<identifier> \ [ WWNN=<world_wide_node_name> ] \ [ ATTRIBUTES=<NAME>@<VALUE>[,<NAME#2>@<VALUE#2>,...] ] clmgr add storage_system <storage_system_name> \ TYPE=ds8k_inband_mm \ SITE=<site> \d VENDOR_ID=<identifier> \ [ WWNN=<world_wide_node_name> ] \ [ ATTRIBUTES=<NAME>@<VALUE>[,<NAME#2>@<VALUE#2>,...] ] clmgr add storage_system <storage_system_name> \ TYPE=svc \ ADDRESSES=<IP>[<IP#2>,...] \ USER=<username> BACKUP_PROFILE=true clmgr add storage_system <storage_system_name> \ TYPE=svc \ SITE=<site> \ ROLE={primary|auxiliary} \ ADDRESSES=<IP>[<IP#2>,...] \ PARTNER=<Remote Partner> \ USER=<username> \ [ATTRIBUTES=<NAME>@<VALUE>[,<NAME#2>@<VALUE#2>,...] ] clmgr add storage_system <storage_system_name> \ TYPE=ds8k \ ADDRESSES=<IP>[<IP#2>,...] \ USER=<username> \ PASSWORD=<password> \ BACKUP_PROFILE=true clmgr add storage_system <storage_system_name> \ TYPE=svc \ ADDRESSES=<IP>[<IP#2>,...] \ USER=<username> \ BACKUP_PROFILE=safeguard clmgr modify storage_system <storage_system_name> \ [ NAME=<new_storage_system_name> ] \ [ SITE=<site> ] \ [ AGENTS=<agent>[,<agent#2>,...] ] \ [ WWNN=<world_wide_node_name> ] \ [ VENDOR_ID=<identifier> ] \ [ ADDRESSES=<IP>[<IP#2>,...] ] \ [ PRIMARY=<Primary/Auxiliary> ] \ [ PARTNER=<Remote Partner> ] \ [ USER=<username> ] \ [ PASSWORD=<password> ] \ [ BACKUP_PROFILE={Enable|Disable} ] \ [ ATTRIBUTES=<NAME>@<VALUE>[,<NAME#2>@<VALUE#2>,...] ] clmgr query storage_system <storage_system>[,<storage_system#2>,...] BACKUP=1 clmgr -v query storage_system BACKUP=1clmgr -a VENDOR_ID query storage_system \ TYPE={ds8k_gm|ds8k_inband_mm|xiv_rm} query => get, show storage_system => sts次のコマンドでは、使用可能なベンダー ID をリストします。
clmgr delete storage_system {<storage_system>[,<storage_system#2>,...] | ALL} [BACKUP_PROFILE={"Yes|no|safeguard"}]注: ストレージ・システム の別名は sts です。 delete のエイリアスは erase、remove、および rm です。- ミラー・ペア
clmgr add mirror_pair <mirror_pair_name> \ FIRST_DISK=<disk_1> \ SECOND_DISK=<disk_2> clmgr modify mirror_pair <mirror_pair_name> \ [ NAME=<new_mirror_pair_name> ] \ [ FIRST_DISK=<disk_1> ] \ [ SECOND_DISK=<disk_2> ] clmgr query mirror_pair [ <mirror_pair>[,<mp#2>,...] ] clmgr delete mirror_pair {<mirror_pair>[,<mp#2>,...] | ALL}注: mirror_pair の別名は mip です。- ミラー・グループ
: HyperSwap user mirror groups clmgr add mirror_group <mirror_group_name> \ TYPE=ds8k_inband_mm \ MG_TYPE=user \ VOLUME_GROUPS=<volume_group>[,<vg#2>,...] \ DISKS=<raw_disk>[,<disk#2>,...] \ [ HYPERSWAP_ENABLED={no|yes} ] \ [ CONSISTENT={yes|no} ] \ [ UNPLANNED_HS_TIMEOUT=## ] \ [ HYPERSWAP_PRIORITY={medium|high} ] \ [ RECOVERY={manual|auto} ] \ [ RESYNC={manual|auto} ] \ [ ATTRIBUTES=<NAME>@<VALUE>[,<NAME#2>@<VALUE#2>,...] ] clmgr modify mirror_group <mirror_group_name> \ [ NAME=<new_mirror_group_name> ] \ [ VOLUME_GROUPS=<volume_group>[,<vg#2>,...] ] \ [ DISKS=<raw_disk>[,<disk#2>,...] ] \ [ STORAGE_SYSTEMS=<storage_system>[,<ss#2>,...] ] \ [ HYPERSWAP_ENABLED={no|yes} ] \ [ CONSISTENT={yes|no} ] \ [ UNPLANNED_HS_TIMEOUT=## ] \ [ HYPERSWAP_PRIORITY={medium|high} ] \ [ RECOVERY={manual|auto} ] \ [ RESYNC={manual|auto} ] \ [ ATTRIBUTES=<NAME>@<VALUE>[,<NAME#2>@<VALUE#2>,...] ] : HyperSwap system mirror groups clmgr add mirror_group <mirror_group_name> \ TYPE=ds8k_inband_mm \ MG_TYPE=system \ VOLUME_GROUPS=<volume_group>[,<vg#2>,...] \ DISKS=<raw_disk>[,<disk#2>,...] \ NODE=<node> \ HYPERSWAP_ENABLED={no|yes} \ [ CONSISTENT={yes|no} ] \ [ UNPLANNED_HS_TIMEOUT=## ] \ [ HYPERSWAP_PRIORITY={medium|high} ] \ [ ATTRIBUTES=<NAME>@<VALUE>[,<NAME#2>@<VALUE#2>,...] ] clmgr modify mirror_group <mirror_group_name> \ [ NAME=<new_mirror_group_name> ] \ [ VOLUME_GROUPS=<volume_group>[,<vg#2>,...] ] \ [ DISKS=<raw_disk>[,<disk#2>,...] ] \ [ NODE=<node> ] \ [ STORAGE_SYSTEMS=<storage_system>[,<ss#2>,...] ] \ [ HYPERSWAP_ENABLED={no|yes} ] \ [ CONSISTENT={yes|no} ] \ [ UNPLANNED_HS_TIMEOUT=## ] \ [ HYPERSWAP_PRIORITY={medium|high} ] \ [ ATTRIBUTES=<NAME>@<VALUE>[,<NAME#2>@<VALUE#2>,...] ] : HyperSwap repository mirror groups clmgr add mirror_group <mirror_group_name> \ TYPE=ds8k_inband_mm \ MG_TYPE=repository \ SITE=<site> \ NON_HS_DISK=<Non-HyperSwap_disk> \ HS_DISK=<HyperSwap_disk> \ [ HYPERSWAP_ENABLED={no|yes} ] \ [ CONSISTENT={yes|no} ] \ [ UNPLANNED_HS_TIMEOUT=## ] \ [ HYPERSWAP_PRIORITY={medium|high} ] \ [ RESYNC={manual|auto} ] \ [ ATTRIBUTES=<NAME>@<VALUE>[,<NAME#2>@<VALUE#2>,...] ] clmgr modify mirror_group <mirror_group_name> \ [ NAME=<new_mirror_group_name> ] \ [ SITE=<node> ] \ [ NON_HS_DISK=<non-HyperSwap_disk> ] \ [ HS_DISK=<HyperSwap_disk> ] \ [ STORAGE_SYSTEMS=<storage_system>[,<ss#2>,...] ] \ [ HYPERSWAP_ENABLED={no|yes} ] \ [ CONSISTENT={yes|no} ] \ [ UNPLANNED_HS_TIMEOUT=## ] \ [ HYPERSWAP_PRIORITY={medium|high} ] \ [ RESYNC={manual|auto} ] \ [ ATTRIBUTES=<NAME>@<VALUE>[,<NAME#2>@<VALUE#2>,...] ] : DS8000 Global Mirror and XIV mirror groups clmgr add mirror_group <mirror_group_name> \ TYPE={ds8k_gm|xiv_rm} \ MODE={sync|async} \ RECOVERY={auto|manual} \ [ STORAGE_SYSTEMS=<storage_system>[,<ss#2>,...] ] \ [ VENDOR_ID=<vendor_specific_identifier> ] \ [ ATTRIBUTES=<NAME>@<VALUE>[,<NAME#2>@<VALUE#2>,...] ] clmgr modify mirror_group <mirror_group_name> \ [ NAME=<new_mirror_group_name> ] \ [ MODE={sync|async} ] \ [ RECOVERY={auto|manual} ] \ [ STORAGE_SYSTEMS=<storage_system>[,<ss#2>,...] ] \ [ VENDOR_ID=<vendor_specific_identifier> ] \ [ ATTRIBUTES=<NAME>@<VALUE>[,<NAME#2>@<VALUE#2>,...] ] : SVC mirror groups clmgr add mirror_group <mirror_group_name> \ TYPE=svc \ STORAGE_SYSTEMS=<MASTER_SVC>,<AUXILIARY_SVC> \ [ MIRROR_PAIRS=<mirror_pair>[,<mirror_pair#2>,...] ] \ [ MODE={sync|async} ] \ [ RECOVERY={auto|manual} ] clmgr modify mirror_group <mirror_group_name> \ [ NAME=<new_mirror_group_name> ] \ [ STORAGE_SYSTEMS=<MASTER_SVC>,<AUXILIARY_SVC> ] \ [ MIRROR_PAIRS=<mirror_pair>[,<mirror_pair#2>,...] ] \ [ MODE={sync|async} ] \ [ RECOVERY={auto|manual} ] : Hitachi mirror groups clmgr add mirror_group <mirror_group_name> \ TYPE=hitachi \ VENDOR_ID=<device_group> \ HORCM_INSTANCE=<instance> \ [ MODE={sync|async} ] \ [ RECOVERY={auto|manual} ] \ [ HORCM_TIMEOUT=### ] \ [ PAIR_EVENT_TIMEOUT=### ] clmgr modify mirror_group <mirror_group_name> \ [ NAME=<new_mirror_group_name> ] \ [ VENDOR_ID=<device_group> ] \ [ HORCM_INSTANCE=<instance> ] \ [ MODE={sync|async} ] \ [ RECOVERY={auto|manual} ] \ [ HORCM_TIMEOUT=### ] \ [ PAIR_EVENT_TIMEOUT=### ] : EMC mirror groups clmgr add mirror_group <mirror_group_name> \ TYPE=emc \ [ MG_TYPE={composite|device} ] \ [ MODE={sync|async} ] \ [ RECOVERY={auto|manual} ] \ [ CONSISTENT={yes|no} ] \ [ VENDOR_ID=<vendor_specific_identifier> ] clmgr modify mirror_group <mirror_group_name> \ [ NAME=<new_mirror_group_name> ] \ [ MG_TYPE={composite|device} ] \ [ MODE={sync|async} ] \ [ RECOVERY={auto|manual} ] \ [ CONSISTENT={yes|no} ] \ [ VENDOR_ID=<device_group> ] : HyperSwap mirror groups clmgr {swap|view} mirror_group <mirror_group_name>[,<mg#2>,...] \ [ NODE=<node_name> ] clmgr {swap|view} mirror_group \ NODES=<node_name>[,<node#2>,...] \ [ SYSTEM_GROUPS={yes|no} ] clmgr {swap|view} mirror_group \ SITES=<site_name>[,<site#2>] \ [ SYSTEM_GROUPS={yes|no} ] \ [ REPOSITORY_GROUP={yes|no} ]注:swap属性とview属性は、DS シリーズ・インバンド (HyperSwap®) でのみ有効です。clmgr manage mirror_group refresh <mirror_group_name>[,<mg#2>,...] \ [ NODE=<node_name> ] clmgr manage mirror_group refresh \ NODES=<node_name>[,<node#2>,...] \ [ SYSTEM_GROUPS={yes|no} ] clmgr manage mirror_group refresh \ SITES=<site_name>[,<site#2>] \ [ SYSTEM_GROUPS={yes|no} ] \ [ REPOSITORY_GROUP={yes|no} ] : All mirror groups clmgr query mirror_group [ <mirror_group>[,<mg#2>,...] ] clmgr delete mirror_group {<mirror_group>[,<mg#2>,...] | ALL}注: mirror_group の別名は mig です。- イベント
clmgr add event <EVENT_NAME> \ FILE=<EXECUTABLE_FILE> \ [ DESCRIPTION=<EVENT_DESCRIPTION> ] clmgr modify event <EVENT_NAME> \ [ NAME=<NEW_EVENT_NAME> ] \ [ FILE=<EXECUTABLE_FILE> ] \ [ DESCRIPTION=<EVENT_DESCRIPTION> ] clmgr modify event <PRE-DEFINED_EVENT_NAME> \ [ NOTIFY_COMMAND=<COMMAND_OR_FILE> ] \ [ PRE_EVENT_COMMAND=<CUSTOM_EVENT_OR_FILE> ] \ [ POST_EVENT_COMMAND=<CUSTOM_EVENT_OR_FILE> ] \ [ PREPOSTFAILS={false|true} ] clmgr query event [ <EVENT_NAME>[,<EVENT_NAME#2>,...] ] [ TYPE={CUSTOM|PREDEFINED|ALL} ] clmgr delete event { <EVENT_NAME>[,<EVENT_NAME#2>,...] | ALL }注: event の別名は ev です。- HMC
clmgr add hmc <HMC> \ [ TIMEOUT=<###> ] \ [ RETRY_COUNT=<###> ] \ [ RETRY_DELAY=<###> ] \ [ NODES=<node>[,<node#2>,...] ] \ [ SITES=<site>[,<site#2>,...] ] \ [ CHECK_HMC=<Yes|No> ] [ USER_NAME=<###> ] \ [ PASSWORD=<###> ] clmgr modify hmc <HMC> \ [ TIMEOUT=<###> ] \ [ RETRY_COUNT=<###> ] \ [ RETRY_DELAY=<###> ] \ [ NODES=<node>[,<node#2>,...] ] \ [ SITES=<site>[,<site#2>,...] ] \ [ CHECK_HMC=<Yes|No> ] [ USER_NAME=<###> ] \ [ PASSWORD=<###> ]注: HMC または Novalink との SSH 通信を使用している場合、パスワードは不要です。clmgr query hmc [<HMC>[,<HMC#2>,...]] clmgr delete hmc {<HMC> | ALL}注: clmgr delete 例は、指定されたノードに関連付けられた、指定された HMC またはすべての HMC を除去します。 ノードを指定しなかった場合は、すべてのノードが除去されます。- バックアップ・プロファイル
clmgr add backup_profile {<resource_group>|ALL|rootvg_profile} \ ENABLE_BACKUP={yes|no} \ VOLUME_GROUP={<vg_name>[,<vg_name#2>,...]|ALL|rootvg} \ REPLICATED_RESOURCES={<replicated_resource>[,<replicated_resource#2>,...]|mappings_file} \ BACKUP_METHOD=<cloud> \ STORAGE_NAME={<storage_name>[,<storage_name#2>,...]} \ BUCKET_NAME={<bucket_name>} \ TARGET_LOCATION=<directory> \ [ CLOUD_SERVICE={ibm|aws} ] \ [ COMPRESSION={enabled|disabled} ] \ [ BACKUP_FREQUENCY=<0...999 days> ] \ [ BACKUP_SCHEDULE=<HH:MM> ] \ [ INC_BACKUP_FREQ=<0...999 hours>] \ [ NOTIFYMETHOD=</script/to/notify> ] \ [ ENCRYPTION={disable|kms|aes} ] clmgr add backup_profile {<resource_group>|ALL} \ ENABLE_BACKUP={yes|no} \ VOLUME_GROUP={<vg_name>[,<vg_name#2>,...]|ALL} \ REPLICATED_RESOURCES={<replicated_resource>[,<replicated_resource#2>,...]|mappings_file} \ BACKUP_METHOD=<remote_storage> STORAGE_NAME={<storage_name>[,storage_name#2>,...]} \ [ NOTIFYMETHOD=</script/to/notify> ]注: add の別名は create、make、および mk です。 backup_profile のエイリアスは、bp、backup_p、および replication_profile です。clmgr modify backup_profile <resource_group|rootvg_profile> \ [ ENABLE_BACKUP={yes|no} ] \ [ VOLUME_GROUP={<vg_name>[,<vg_name#2>,...]|ALL|rootvg} ] \ [ REPLICATED_RESOURCES={<replicated_resource>[,<replicated_resource#2>,...]|mappings_file} \ [ STORAGE_NAME={<storage_name>[,<storage_name#2>,...]} \ [ BUCKET_NAME={<bucket_name>} ] \ [ TARGET_LOCATION=<directory> ] \ [ CLOUD_SERVICE={ibm|aws} ] \ [ COMPRESSION={enabled|disabled} ] \ [ BACKUP_FREQUENCY=<0...999 days> ] \ [ BACKUP_SCHEDULE=<HH:MM> ] \ [ INC_BACKUP_FREQ=<0...999 hours>] \ [ NOTIFYMETHOD=</script/to/notify> ] \ [ ENCRYPTION={disable|kms|aes} ] clmgr modify backup_profile <resource_group> \ [ ENABLE_BACKUP={yes|no} ] \ [ VOLUME_GROUP={<vg_name>[,<vg_name#2>,...]|ALL} ] \ [ REPLICATED_RESOURCES={<replicated_resource>[,<replicated_resource#2>,...]|mappings_file} \ [ STORAGE_NAME={<storage_name>[,<storage_name#2>,...]} \ [ NOTIFYMETHOD=</script/to/notify> ] \注: modify の別名は変更および設定されます。 backup_profile のエイリアスは、bp、backup_p、および replication_profile です。clmgr delete backup_profile {<resource_group>[,<resource_group#2>,...] | ALL} \ [ CANCEL_BACKUP={no|yes} ] \注: delete の別名は、erase、remove、および rm です。 backup_profile のエイリアスは、bp、backup_p、および replication_profile です。clmgr query backup_profile {<resource_group>[,<resource_group#2>,...]}注: query の別名は、get、list、ls、および show です。 backup_profile のエイリアスは、bp、backup_p、および replication_profile です。clmgr query backup_files \ BUCKET_NAME=<bucket_name> \ RG_NAME=<rg_name> \ [ START_TIME=<yyyy-mm-ddThh> ] \ [ END_TIME=<yyyy-mm-ddThh> ] clmgr query backup_files \ BUCKET_NAME=<bucket_name> \ [ RG_NAME=<rg_name> ] \ [ START_TIME=<yyyy-mm-ddThh> ] \ [ END_TIME=<yyyy-mm-ddThh> ] clmgr query backup_files \ RG_NAME=<rg_name> \ [ BUCKET_NAME=<bucket_name> ] \ [ START_TIME=<yyyy-mm-ddThh> ] \ [ END_TIME=<yyyy-mm-ddThh> ]注: query の別名は get および show です。 backup_files のエイリアスは、bf および backup_f です。clmgr recover backup \ VOLUME_GROUP=<vg_name>\ BUCKET_NAME=<bucket_name>\ [CLOUD_SERVICE=<IBM|AWS>]\ TARGET_DISKS=<disk>[,<disk#2>,...]\ BACKUP_FILE=<backup_filename_to_restore> \ [NODES=<host>[,<host#2>,...]] \ [DOWNLOAD_PATH=<Download path for intermediate backup files >]注: recover の別名は rc です。clmgr query restore \ BACKUP_FILES=yes\ CLOUD_SERVICE=<IBM/AWS> \ BUCKET_NAME=<bucket> clmgr query restore \ TARGET_DISKS=yes \ BACKUP_FILE=<backup_file> \ CLOUD_SERVICE=<IBM/AWS> \ BUCKET_NAME=<bucket> \ [NODES=<host>[,<host#2>,…]]注: 一度に BACKUP_FILES および TARGET_DISKS を clmgr 照会リストアに使用することはできません。 query のエイリアスは、get および show です。- CoD
clmgr add cod <APPCTRL> \ [ USE_DESIRED="Yes|No"> ] \ [ OPTIMAL_MEM=#.## ] \ [ OPTIMAL_CPU=# ] \ [ OPTIMAL_PU=#.## ] \ [ OPTIMAL_VP=# ] clmgr modify cod <APPCTRL> \ [ USE_DESIRED="Yes|No"> ] \ [ OPTIMAL_MEM=#.## ] \ [ OPTIMAL_CPU=# ] \ [ OPTIMAL_PU=#.## ] \ [ OPTIMAL_VP=# ]注:- このコマンドを使用して、アプリケーション・コントローラーの実行に必要な最適レベルのリソースをプロビジョンできます。
USE_DESIRED=1を設定した場合は、アプリケーション・コントローラーに最適なレベルのリソースを提供する、LPAR プロファイルの望ましいレベルが使用されます。USE_DESIRED=0を指定した場合は、より正確に、OPTIMAL_MEM、OPTIMAL_CPU、OPTIMAL_PU、およびOPTIMAL_VPの各値を使用してアプリケーション・コントローラーで必要なリソースのレベルを構成できます。- アプリケーション・コントローラーのリソース・レベルをプロビジョニングすると、 PowerHA SystemMirror は、アプリケーション・コントローラーに最適なレベルのリソースを提供する操作 (DLPAR、On/Off CoD、EPCoD) を実行することができます。
- clmgr verify cluster コマンドを使用してクラスターを検証することにより、プロビジョニングのレベルを確認できます。
- cod のエイリアスは roha、dlpar、および cuod です。
clmgr query cod [<APPCTRL> ] clmgr delete cod {<APPCTRL> | ALL}
例
以下の例では、clmgr コマンドのクラス属性には大/小文字の区別はありません。 例えば、以下のコマンドの場合、
NODES 属性は NODES、nodes、または Nodes のいずれでも構いません。clmgr create cluster clMain NODES=nodeA,nodeB- 次の例では、 nodeA と nodeB という名前の 2 つのノードを含む PowerHA SystemMirror Standard Edition for AIX クラスターを作成します。 クラスター名は haCL で、hdisk5 という名前のリポジトリー・ディスクがあります。 この環境では、クラスターに既定のマルチキャスト・アドレス 229.9.3.17 を使用する必要があります。
clmgr create cluster haCL NODES=nodeA,nodeB \ REPOSITORY=hdisk5 \ CLUSTER_IP=229.9.3.17 clmgr sync cluster注: この例でCLUSTER_IP属性が必要なのは、環境がマルチキャスト・アドレスを必要とするためだけです。 マルチキャスト・アドレスが指定されていない場合は、その時点で使用中のアドレスに基づいて、システムがアドレスを選択します。 - 以下の例では、デフォルト・ポリシーを使用して標準 (非コンカレント) リソース・グループを作成します。 リソース・グループの名前は db2RG で、access1 という名前のサービス IP アドレスと、db2Controller という名前のアプリケーション・コントローラーが含まれています。 このリソース・グループは、vg1 と vg2 という 2 つの非コンカレント・ボリューム・グループを管理します。
clmgr add resource_group db2RG SERVICE_IP=access1 \ APPLICATIONS=db2Controller \ VOLUME_GROUP=vg1,vg2 clmgr sync cluster - 以下のコマンドを使用して、クラスター内部のさまざまなオブジェクトの状況を確認できます。
clmgr -a STATE query cluster clmgr -a STATE query node nodeA clmgr -a STATE query resource_group rg1注:STATEクラスは、クラスター全体に対する論理的なワースト・ケース集計を返します。 例えば、4 ノード・クラスター内の 1 つのノードにエラーが発生した場合、クラスター全体に対して返される状況はエラーとして報告されます。- このコマンドの実行から返される値は、標準の
ATTR=VALUE形式です。 例えば、クラスターがオフラインの場合、返される値はSTATE=OFFLINEになります。 - -a フラグを使用して、複数の属性を一度に取得できます。 例えば、以下のコマンドを実行すると、クラスターの名前と状態の両方を取得できます。
clmgr -a STATE,NAME query cluster
- すべてのアクション、クラス、および属性は、明示的に指定されたエイリアス、または固有のものとして識別できる最小数の文字に短縮できます。 以下の例では、完全形のコマンドを表示し、その下に同じコマンドの省略形を示します。
clmgr query resource_group clmgr q rgclmgr modify node mynode PERSISTENT_IP=myIP NETWORK=myNet clmgr mod node mynode pe=myIP netw=myNetclmgr online node nodeA clmgr start node nodeA
注: これらのアクション、クラス、および属性の短縮は、 clmgr コマンドをクラスター上で対話式に使用する場合に使用するためのものです。 これらの省略形はスクリプト内で使用できますが、読みやすいコードを提供するものではないので、スクリプト内部では使用しないようにしてください。 - clmgr コマンドについてのヘルプ情報はコマンド・ラインから入手できます。 実行するコマンドの一部が不明な場合は、わかっている部分だけを入力すると、ヘルプ情報が表示されます。 例えば、コマンドの一部として有効でないオブジェクトまたは値を指定すると、有効なオブジェクトまたは値のみについてのヘルプ情報が表示されます。 以下のコマンドを例として実行して、コマンド・ラインから表示されるヘルプ情報の違いを見てください。
clmgr clmgr view clmgr view report clmgr view report -h注: -h フラグは、特定の操作のすべての有効なオプションのリストを要求するオブジェクト・クラスまたはオプション・ペアのセットの後でのみ使用できます。 このフラグは、clmgr コマンドのフラグの中で、clmgrコマンドの直後に配置する必要のない唯一のフラグです。
以下の例では、
clmgr コマンドの共通の使用シナリオについて説明します。 例はすべて、テスト済みです。 値は、お客様の環境に有効な値に置き換えてください。 以下のタスクがシナリオのベースになっており、それについての詳細な説明があります。- クラスターの作成
- リソース・グループの作成
- 現在の状況の確認
- すべての属性および設定の表示
- 何らかのフィルターまたは基準に基づくオブジェクトの表示
clmgrコマンドをもう少し使いやすくするclmgrコマンドの簡易ヘルプの取得
例: 標準クラスターの作成
詳細:
このクラスターは、2 つのノードを持ち、関連したサイトを持たない標準クラスターです。 クラスター名は DB2_cluster で、ノードの名前は DBPrimary および DBBackup です。 リポジトリー・ディスクは、hdisk5 という名前のディスク上で作成されます。
例:
clmgr create cluster DB2_cluster NODES=DBPrimary,DBBackup REPOSITORY=hdisk5clmgr sync cluster
コメント:
- リポジトリー・ディスクは、clmgr コマンドを実行するノード上で解決されます。 リポジトリー・ディスクは PVID または UUID のフォーマットで指定できます。
- ハートビート・タイプが指定されていません。 このため、クラスターはデフォルトのユニキャスト通信を使用します。
- clmgr コマンドに大/小文字の区別はありません。 リポジトリー属性は、
REPOSITORY、Repository、またはrepositoryのように指定できます。
例: 拡張クラスターの作成
詳細:
このクラスターは、Oracle_cluster という名前の拡張クラスターです。 クラスターには、Ora1、Ora2、Ora3、および Ora4 の 4 つのノードがあります。 クラスターには、Ora_Primary および Ora_Secondary の 2 つのサイトがあります。 サイト Ora_Primary は、ノード Ora1 および Ora2 を管理します。 サイト Ora_Secondary は、ノード Ora3 および Ora4 を管理します。 リポジトリー・ディスクは、hdisk5 という名前のディスク上で作成されます。 クラスターは、ハートビート・タイプとしてマルチキャスト通信を使用します。
例:
clmgr create cluster Oracle_cluster \ NODES=Ora1,Ora2,Ora3,Ora4 \ TYPE=SC \ REPOSITORY=hdisk5 \ HEARTBEAT_TYPE=multicastclmgr add site Ora_Primary NODES=Ora1,Ora2clmgr add site Ora_Secondary NODES=Ora3,Ora4clmgr sync cluster
コメント:
リポジトリー・ディスクは、clmgr コマンドを実行するノード上で解決されます。 リポジトリー・ディスクは PVID または UUID のフォーマットで指定できます。
例: リンク・クラスターの作成
詳細:
このクラスターは、SAP-cluster という名前のリンク・クラスターです。 クラスターには、SAP-A1、SAP-A2、SAP-B1、および SAP-B2 の 4 つのノードがあります。 クラスターには、SAP_Active および SAP_Backup の 2 つのサイトがあります。 サイト SAP_Active は、ノード SAP-A1 および SAP-A2 を管理します。 サイト SAP_Backup は、ノード SAP-B1 および SAP-B2 を管理します。 SAP_Active サイト上のリポジトリー・ディスクの名前は hdisk5 です。 SAP_Backup サイト上のリポジトリー・ディスクの名前は hdisk11 です。 クラスターは、ハートビート・タイプとしてユニキャスト通信を使用します。
例:
clmgr create cluster SAP-cluster \ NODES=SAP-A1,SAP-A2,SAP-B1,SAP-B2 \ TYPE=LC \ HEARTBEAT_TYPE=unicastclmgr add site SAP_Active NODES=SAP-A1,SAP-A2 REPOSITORY=hdisk5clmgr add site SAP_Backup NODES=SAP-B1,SAP-B2 REPOSITORY=hdisk11clmgr sync cluster
コメント:
- リンク・クラスター上では、それぞれのサイトがリポジトリー・ディスクを使用する必要があります。 サイトごとにリポジトリー・ディスクを指定する必要があります。
- リポジトリー・ディスクは、clmgr コマンドが通信できる最初のノード上で解決されます。 リンク・クラスターの場合、clmgr コマンドはサイトごとに最初に定義されているノードとの通信を試行します。 この例では、
hdisk5リポジトリー・ディスクはSAP-A1ノード上で解決され、hdisk11リポジトリーはSAP-B1ノード上で解決されます。 - リポジトリー・ディスクは PVID または UUID のフォーマットで指定できます。
例: リソース・グループの作成
詳細:
このリソース・グループは、デフォルト・ポリシーを使用する標準 (非コンカレント) リソース・グループで、名前は db2RG です。 このリソース・グループには、access1 という名前のサービス IP アドレスと、db2Controller という名前のアプリケーション・コントローラーが含まれます。 さらに、このリソース・グループは、vg1 と vg2 という名前の 2 つのボリューム・グループ (どちらも非コンカレント) を管理します。
例:
clmgr add resource_group db2RG SERVICE_IP=access1 \ APPLICATIONS=db2Controller \ VOLUME_GROUP=vg1,vg2
clmgr sync cluster
例: 現在の状況の確認
詳細:
非常に多くの場合、特定のオブジェクトが正確にどの状態になっているかを知り、適切なアクションが取れるようにすることが重要です。 これは、clmgr を使用して照会アクションを実行することで可能になります。
例:
clmgr -a STATE query clusterclmgr -a STATE query site siteAclmgr -a STATE query node nodeAclmgr -a STATE query resource_group rg1
コメント:
- サイト・クラスとクラスター・クラスの両方の場合は、返される STATE はメンバー・ノードの論理的なワースト・ケース集計です。 例えば 4 ノード・クラスターの場合、1 つのノードでエラーが検出された場合でも、クラスター全体の状況が ERROR として報告されます。
- 返される値は、標準の ATTR=VALUE 形式 (例えば STATE=OFFLINE) になります。 値のみが必要な場合は、その他のいくつかのフラグを -a と組み合わせると、希望する結果を得ることができます。 -cSa という組み合わせフラグを使用すると、VALUE のみ (OFFLINE など) が返されます。 これは、一度に 1 つの値についてのみ有効です。
- -a フラグを使用して複数の属性を一度に取得することができます。例えば、-a NAME,STATE のようにします。 また、-a フラグでは大/小文字の区別はなく (-a Name,state でも同じ)、ワイルドカード (-a N*) をサポートしています。
例: すべての属性および設定の表示
詳細:
PowerHA SystemMirror は、いったんセットアップされ、完全にテストされると、通常は問題が発生するか、何らかの保守が必要であるかのいずれかが発生するまで、通常は対話式で対話しなくなる製品です。 問題の発生時や保守の際には、クラスターの内容およびすべての設定を表示できることが必要になります。 これは、clmgr で、query アクションを使用し、必要に応じて特定の形式 (コロン区切りまたは XML) を要求して行うことができます。 以下のコマンド例ではリソース・グループを使用していますが、原理はすべてのオブジェクト・クラスで同じです。
例:
clmgr query resource_groupclmgr query resource_group rg1,rg2clmgr -c query resource_group rg1,rg2clmgr -x query resource_group rg1,rg2clmgr -v query resource_groupclmgr -cv query resource_groupclmgr -xv query resource_group
コメント:
- 照会コマンドにターゲット・オブジェクトが指定されておらず、詳細フラグ -v が使用されていない場合は、オブジェクトの単純なリストが表示されます。
- query アクションで 1 つ以上のターゲット・オブジェクトを指定した場合は、これらのオブジェクトの既知の属性または設定がすべて表示されます。 これは -v フラグをオーバーライドします。
- -v フラグを query アクションで使用すると、指定のクラスのすべての既知のオブジェクトの既知の属性または設定がすべて表示されます。
- 詳細な属性または設定が表示される場合、デフォルトでは ATTR=VALUE 形式で、1 行に 1 つずつ表示されます。 -c を指定した場合は、コロン区切り形式で、すべての値が 1 行に表示されます。 -x を指定した場合は、すべての属性および値が単純な XML 形式で表示されます。
例: 何らかのフィルターまたは基準に基づくオブジェクトの表示
詳細:
リソース・グループなどの特定のクラスに多数のオブジェクトを定義したり、特定のクラス内に多数の設定を定義したりすることは珍しくありません。 そのため、本当に必要な情報を見つけるのが困難になる場合があります。 幸い、clmgr には query アクションでフィルター基準を指定する機能があるため、この問題を解決できます。
例:
clmgr query file_collection FILE="*rhosts*"clmgr query resource_group CURRENT_NODE=`get_local_nodename`
コメント:
- 最初の例では、特定の値または設定が含まれているオブジェクト (この場合は、rhosts という名前のファイルを含むファイル・コレクション) を検出する簡単な方法を示します。ここではワイルドカード文字がサポートされていることに注意してください。
- 2 番目の例では、動的値と一致するオブジェクトの検出方法として好適な実施例を示します。 このケースでは、例はローカル・ノード上で現在実行中のすべてのリソース・グループのリストの取得方法を示しています。
- このフィルタリング機能を -a フラグと組み合わせて使用すると、非常に強力で柔軟性の高いデータ・リトリーブを提供することができます。
例: clmgr をもう少し使いやすくする
詳細:
clmgr には大/小文字の区別が必要なものは何もないので、もどかしいタイプ入力のミスをなくすのに役立ちます。 さらに、すべてのアクション、クラス、属性、またはオプションは、明示的に指定されたエイリアス (online に代わり start、resource_group に代わり rg など)、または固有のものとして識別できる最小数の文字に短縮することができます。 以下のコマンドのペアは、機能的に同じものです。
例:
clmgr query resource_group clmgr q rgclmgr modify node mynode PERSISTENT_IP=myIP NETWORK=myNet clmgr mod node mynode pe=myIP netw=net_ether_0clmgr online node nodeA clmgr start node nodeA
コメント:
アクションおよびクラスの短縮は、clmgr を端末内部で対話式に使用する場合のためのものです。 これらの省略形はスクリプトでも使用できますが、スクリプトではアクションとクラスの両方に完全な名前を使用することを強くお勧めします。 そうすることによって、信頼性と保守可能性がより高いコードを作成できます。
例: clmgr の簡易ヘルプの取得
詳細:
clmgr のヘルプはオンラインでいつでも利用可能です。 しかし、Web ブラウザーを起動するのは時には不便であり、実際的ではない場合や、不可能な場合さえあります。 そのため、clmgr では、必要なヘルプをすぐに取得できるように、できる限り組み込みヘルプを提供しています。 提供されるヘルプのタイプの 1 つに、既知のオブジェクトまたは値のセットからのオブジェクトまたは値が必要な場合のヘルプがあります。 無効なオブジェクトまたは値を指定すると、該当のエラー・メッセージが表示されるだけでなく、その操作に有効なオブジェクトまたは値のリストも表示されます。 これは、なかなか解決しないタイピング・エラーを克服するのに非常に役立ちます。 必要なアクション、クラス、またはオブジェクトが不明な場合も、clmgr から別のヘルプを利用できます。 わかっている部分を入力するだけで、次にくる可能性のあるすべての値が clmgr から表示されます。 値の 1 つを選択して次に進みさえすればいいのです。 以下のコマンドを実行して、clmgr に用意されているヘルプの表示例を見てください。
例:
clmgrclmgr viewclmgr view reportclmgr view report -h
コメント:
コマンド・ラインで、オブジェクト・クラスまたは何らかのオプション・ペアのセットの後に -h フラグを指定すると、その特定の操作に対するすべての有効なオプションのリストを要求できます。 このフラグは、clmgr コマンド内で、clmgr コマンド自体の直後に置く必要がない唯一のフラグです。