cli_chlv コマンド
目的
クラスター内のすべてのノード上の論理ボリュームの属性を変更します。構文
cli_chlv [-a Position] [-b BadBlocks] [-d Schedule] [-e Range]
[-L label] [-p Permission] [-r Relocate] [-s Strict]
[-t Type] [-u Upperbound] [-v Verify] [-w MirrorWriteConsistency]
[-x Maximum] [-U userid] [-G groupid] [-P modes] LogicalVolume
説明
C-SPOC を使用して、指定のパラメーターで chlv コマンドを実行し、すべてのクラスター・ノード上の論理ボリューム定義を更新します。
フラグ
- -a Position
- 物理ボリュームの割り当てポリシー (物理ボリューム上の論理区画の位置) を設定します。 以下の Position 変数が有効です。
- m
- 各物理ボリュームの外側の中央部分に論理区画を割り当てます。 この変数がデフォルト設定です。
- c
- 各物理ボリュームの中央部分に論理区画を割り当てます。
- e
- 各物理ボリュームの外側の端の部分に論理区画を割り当てます。
- ie
- 各物理ボリュームの内側の端の部分に論理区画を割り当てます。
- im
- 各物理ボリュームの内部中央部分に論理区画を割り当てます。
- -b BadBlocks
- 不良ブロック再配置ポリシーを設定します。 以下の BadBlocks 変数が有効です。
- y
- 不良ブロックの再配置を実行します。
- n
- 不良ブロックの再配置の実行を禁止します。
- -d Schedule
- 2 つ以上の論理区画が書き込まれるときに、スケジューリング・ポリシーを設定します。 ストライピングされた論理ボリュームをミラーリングするには、並列処理または順次処理を使用する必要があります。 以下の Schedule 変数が有効です。
- p
- 並列スケジューリング・ポリシーを設定します。
- ps - プロセスの状況を戻す
- 並列書き込み/順次読み取りポリシー。 ミラーはすべて並列に書き込まれますが、最初のミラーが使用可能であれば必ず最初のミラーから読み取られます。
- pr
- 並列書き込みおよび並列読み取りがすべてのミラーに対して行われます。 このポリシーは、すべてのミラーにまたがってさらに論理ボリュームへの読み取りを広げようとする試みを除いては、 並列ポリシーと類似しています。
- s
- 順次スケジューリング・ポリシーを設定します。 この変数は、並列または順次の厳密性 (極度の厳密性) のポリシーを指定する場合に使用します。
- -e Range
- 物理ボリュームの割り当てポリシーを設定します。 割り当てポリシーとは、割り当てが最適になるボリュームを使用して拡張する物理ボリュームの数です。 Range 変数の値は、
-uフラグで設定された Upperbound 変数によって制限されます。 以下の Range 変数が有効です。- x
- 物理ボリュームの最大数に論理区画を割り当てます。
- m
- 物理ボリューム間の最小数に論理区画を割り当てます。
- -G Groupid
- 論理ボリューム・スペシャル・ファイルのグループ ID を指定します。
- -L Label
- 論理ボリューム・ラベルを設定します。 この変数の最大サイズは 127 文字です。
- -n NewLogicalVolume
- NewLogicalVolume 変数で指定された論理ボリュームの名前を変更します。 論理ボリューム名はシステム全体で固有でなければならず、15 文字まで指定できます。
- -p Permission
- アクセス権を読み取り/書き込み、または読み取り専用に設定します。 以下の Permission 変数が有効です。
- w
- アクセス権を読み取り/書き込みに設定します。
- r
- アクセス権を読み取り専用に設定します。 読み取り専用論理ボリュームへの JFS ファイルシステムのマウントは、サポートされません。
- -P Modes
- 論理ボリューム・スペシャル・ファイルのアクセス権 (ファイル・モード) を指定します。
- -r Relocate
- 再編成中に論理ボリュームの再配置を許可するか禁止するかを指定します。 以下の Relocate 変数が有効です。
- y
- 再編成時の論理ボリュームの再配置を許可します。 論理ボリュームがストライピングされている場合、chlv コマンドを使用して再配置フラグを
yに変更することはできません。 - n
- 再編成時の論理ボリュームの再配置を禁止します。
- -s Strict
- 厳密な割り当てポリシーを決定します。 同じ物理ボリュームを共用するように、または共用しないように、論理区画のコピーを割り当てることができます。 以下の Strict 変数が有効です。
- y
- 厳密な割り当てポリシーを設定します。したがって、論理区画のコピーは、同一物理ボリュームを共用することはできません。
- n
- 厳密な割り当てポリシーを設定しません。したがって、論理区画のコピーは、同一物理ボリュームを共用できます。
- s
- 非常に厳密な割り当てポリシーを設定します。したがって、1 つのミラーに割り当てられた区画は、
別のミラーからの区画と物理ボリュームを共用することができません。 非超厳密論理ボリュームを超厳密論理ボリュームに変更する場合は、
-uフラグを使用する必要があります。
- -t Type
- 論理ボリューム・タイプを設定します。 最大サイズは、31 文字です。 論理ボリュームがストライピングされている場合、Type 変数を boot に変更することはできません。
- -U Userid
- 論理ボリューム・スペシャル・ファイルのユーザー ID を指定します。
- -u Upperbound
- 新たに割り当てるために物理ボリュームの最大数を設定します。 Upperbound 変数の値は、1 から物理ボリュームの総数の範囲内です。 極度の厳密さを使用する場合、 上限は、ミラー・コピーごとに許される物理ボリュームの最大数を示します。 ストライピングされた論理ボリュームを使用するときは、上限は Stripe_width 変数の倍数である必要があります。
- -v Verify
- 論理ボリュームに対する書き込み検査状態を設定します。 これにより、論理ボリュームに対するすべての書き込みは、書き込み後の読み取りによる検査を受けるか、受けないかのどちらかになります。 以下の Verify 変数が有効です。
- y
- 論理ボリュームに対する書き込みはすべて、書き込み後の読み取りにより検査されます。
- n
- 論理ボリュームに対する書き込みはすべて、書き込み後の読み取りにより検査されません。
- -w MirrorWriteConsistency
- 以下の MirrorWriteConsistency 変数が有効です。
- y
- アクティブ・ミラー書き込み整合性の保持をオンにします。 この変数は、通常の入出力処理中に、論理ボリュームのミラー・コピーでのデータ整合性を検査します。
- p
- パッシブ・ミラー書き込み整合性の保持をオンにします。 この変数は、システム割り込み後のボリューム・グループの同期化中に、ミラー・コピーでのデータ整合性を検査します。 この機能はビッグ・ボリューム・グループでのみ使用できます。
- n
- ミラー書き込み整合を行いません。
- -x Maximum
- 論理ボリュームに割り当てることのできる論理区画の最大数を設定します。 論理ボリュームあたりの論理区画の最大数は 32,512 です。
例
lv01 という名前の論理ボリュームの物理ボリューム割り当てを変更するには、次のように入力します。
cli_chlv -e m lv01