clanalyze コマンド
目的
PowerHA® SystemMirror® ログ・ファイルのエラーを分析し、分析レポートを提供します。構文
clanalyze -a -s <start_time> -e <end_time>
[-n <ALL|node1,node2,…>]
clanalyze -a -s <start_time> -e <end_time>
-p <Error String> [-n <ALL|node1,node2,…>]
clanalyze -a -p <Error String>
[-n <ALL|node1,node2,…>]
clanalyze -a -o <all|recent>
[-n <ALL|node1,node2,…>]
clanalyze -a -o <all|recent>
-d <PATH of snap file>
clanalyze -a -p <Error String>
-d <PATH of snap file>
clanalyze -a -s <start_time> -e <end_time>
-p <Error String> -d <PATH of snap>
clanalyze -a -s <start_time> -e <end_time>
-d <PATH of snap file>
clanalyze -a -u [-n <ALL|node1,node2,…>]
clanalyze -s <start_time> -e <end_time>
-f <Path of log file> [-n <ALL|node1,node2,…>]
clanalyze -s <start_time> -e <end_time>
-x <Path of log file> -d <Path of snap file>
clanalyze -c <Path to copy snap>
clanalyze -v [-n <ALL|node1,node2,…>]
説明
clanalyze コマンドは、以下のタスクを実行します。
- ログ・ファイルを分析し、エラー・ストリングまたはタイム・スタンプに基づいてエラー・レポートを提供します。
- AIX® エラー・ログのコア・ダンプ・ファイルを分析します。
- snap ユーティリティーおよび clsnap ユーティリティーを使用して収集されたログ・ファイルを分析します。
- 指定されたエラー・ストリングに基づいてユーザー指定の snap ファイルを分析して、レポートを生成します。
フラグ
- -a
- すべてのログ分析操作が、-a フラグによって実行されます。 このフラグに引数は不要です。
- -c <path to copy snap file>
- ログ・ファイルを、ユーザーが指定したディレクトリーにコピーします。
- -d
- 分析または抽出が行なわれる snap ファイルを指定します。注: このフラグは、常に -a フラグと一緒に使用する必要があります。
- -e
- ログ分析または抽出操作の終了時刻を表示します。 形式は YYYY-MM-DDTHH:MM:SS です。注 :以下の例では、大文字のTがフィールドの日付部分と時刻部分を区切っています。 例えば、2017-04-28T11:45:00 のようになります。
- -f
- ライブ・クラスターから抽出されたログ・ファイルを表します。
- -n
- 分析、抽出、または検証の一部であることが必要なクラスターのノード名を指定します。 これは、名前または「all」のコンマ区切りリストである場合があります。 「all」を指定した場合、クラスターのすべてのアクティブなノードが分析対象になります。
- -o
- 分析を適用します。 このオプションは、「all」または「recent」として指定できます。 「all」オプションを指定した場合、サポート対象のすべてのエラーについて、エラー分析が実行されます。 「recent」を指定した場合は、サポート対象の最後のエラーが表示されます。
- -p <error string>
- 指定のエラー・ストリングに基づいて分析を実行します。 例えば、diskfailure をストリングとして指定した場合、ディスク障害エラーに対する分析が実行されます。
- -s
- ログ分析または抽出の開始時刻を指定します。 形式は YYYY-MM-DDTHH:MM:SS です。 例えば、2017-04-28T11:45:00 のようになります。
- -u
- errpt ログを分析し、コア・ダンプに関連するログ情報をフィルタリングします。
- -v
- syslogd や errdaemon などのデーモンの状況および構成を検査します。 v フラグに、現在の状況および構成が示されます。
- -x
- snap ファイルから抽出する必要のあるファイル名を指定します。
出力ファイル
clanalyze コマンドからの出力は、/var/hacmp/log/loganalyzer/loganalyzer.log ファイルに保管されます。
例
- clanalyze コマンドは、すべての主要ログ・ファイルを分析し、開始時刻から終了時刻までに発生したイベントまたはエラーのレポートを表示します。 この分析は、指定されたノードのログ・ファイルに対して実行されます。 属性 node のデフォルト値は all です。 指定の開始時刻から終了時刻までに発生したすべてのエラーまたはイベントのログ・ファイルを分析するには、以下のコマンドを入力します。
clanalyze -a -s "2017-04-28T13:45:00" -e "2017-04-28T13:45:00" [-n ALL|node1|node2] - clanalyze コマンドは、すべての主要ログ・ファイルについての指定されたエラーまたはイベントに対して分析を実行します。 clanalyze コマンドは、広範囲に及ぶ検索を実行し、時間制限が適用不能であるためにエラーまたはイベントを分析します。 特定のエラーまたはイベントについてログ・ファイルを分析するには、以下のコマンドを入力します。
clanalyze -a -p "Disk failure" [-n ALL|node1|node2] - clanalyze コマンドは、該当するすべてのログ・ファイルに対して、ある期間内に発生した特定のエラーについて検索および分析を実行します。 検索および分析は、特定のノードやクラスター内のすべてのノードのすべてのログ・ファイルに対して実行されます。 ある期間内に発生したすべてのエラーまたはイベントのログ・ファイルを分析するには、以下のコマンドを入力します。
clanalyze -a -s "2017-04-28T13:45:00" -e "2017-04-28T13:45:00" -p "Disk failure" [-n ALL|node1|node2] - 該当するすべてのエラー、または最新のエラーのみのログ・ファイルを分析するには、以下のコマンドを入力します。
clanalyze -a -o "all/recent" [-n ALL|node1|node2] - コア・ダンプ固有のデータを errpt ログ・ファイルから抽出してそれを表示するには、以下のコマンドを入力します。
clanalyze -a -u [-n ALL|node1|node2] - snap ファイルまたは tar ファイルの指定の開始時刻から終了時刻までに発生したすべてのエラーまたはイベントのログ・ファイルを分析するには、以下のコマンドを入力します。
clanalyze -a -s "2017-04-28T13:45:00" -e "2017-04-28T13:45:00" -d <PATH of snap> - clanalyze コマンドは、すべての主要ログ・ファイルでのエラーまたはイベントに対して検索および分析を実行します。 特別なエラーまたはイベントについてログ・ファイルを分析するには、以下のコマンドを入力します。
clanalyze -a -p "Error String" -d <PATH of snap> - snap ファイルまたは tar ファイルについて指定の期間内に発生したすべてのエラーまたはイベントのログ・ファイルを分析するには、以下のコマンドを入力します。
clanalyze -a -s "2017-04-28T13:45:00" -e "2017-04-28T13:45:00" -p "Error String" -d <PATH of snap> - あるクラスターのすべてのノードからログ・ファイルをコピーし、それらをリモート・ロケーションに保管するには、以下のコマンドを入力します。
clanalyze -c /tmp/CLANALYZE - 特定のノード上のいくつかのデーモン (syslogd または errdemon など) の状況を調べるには、以下のコマンドを入力します。
clanalyze -v [-n ALL|node1|node2] - ファイル tar、.pax、.gz、または .Z から特定のログ・ファイルを抽出するには、以下のコマンドを入力します。
clanalyze コマンドは、.tar ファイルを入力として受け取り、特定の時刻範囲の間、ユーザー指定ファイルを抽出します。clanalyze -s <start_time> -e <end_time> -x <file_name> -d <PATH of snap> - タイム・スタンプのために、ライブ・ノードから特定のログ・ファイルを抽出するには、以下のコマンドを入力します。
clanalyze -s <start_time> -e <end_time> -f <file_name> [-n ALL|node1|node2]
注:
- ログ・ファイルでデータが表示されない場合、このツールでは完全なデータが生成されない可能性があります。
- 開始時刻および終了時刻の形式は、YYYY-MM-DDTHH:MM:SS です。 例:
2017-04-28T13:45:00 - ログ・ファイル名は絶対パスでなければなりません。
- すべての PowerHA SystemMirror ログ・ファイルは、デフォルト・ディレクトリーに配置する必要があり、他のディレクトリーに送信してはなりません。
- clanalyze コマンドは、ライブ環境分析とスナップ・ユーティリティーの両方で、 PowerHA SystemMirror 7.2.2以降でのみ機能します。
- ログ分析には、以下のエラー・ストリングがサポートされます。
- diskfailure
- applicationfailure
- interfacefailure
- networkfailure
- globalnetworkfailure
- nodefailure
- sitefailure
- 進行状況表示: ログ・アナライザーが実行されると、完了した分析のパーセンテージとして進行状況が表示されます。 進行状況表示メッセージは、以下のように表示されます。
49% の分析が完了しました。 150sec 経過時間