cl_availability コマンド
目的
cl_availability ツールは、クラスター内で発生したイベントの所要時間を示すテキスト・レポートを生成します。 このツールは、最新のイベントの期間およびユーザー入力または直近 5 個のイベントの平均所要時間を示すノード中心レポートを生成できます。 オプションで、cl_availability ツールは、各ノードでリソース・グループを取得して解放するのに要した時間を示す、リソース・グループ中心レポートを生成することができます。 ノード中心レポートおよびリソース・グループ中心レポートはどちらも、リソース・グループに含まれているリソースを取得して解放するのに要した時間を示すことができます。
構文
cl_availability [-n ALL|<node_name>[,<node_name#2>]][-a Number][-b YYYY-MM-DDThh:mm [-e YYYY-MM-DDThh:mm]]
cl_availability -d [-n ALL|<node_name>[,<node_name#2>]][-a Number][-b YYYY-MM-DDThh:mm [-e YYYY-MM-DDThh:mm]]
cl_availability [-r ALL|<resource_group>[,<resource_group#2>]][-a Number][-b YYYY-MM-DDThh:mm [-e YYYY-MM-DDThh:mm]]
cl_availability -d [-r ALL|<resource_group>[,<resource_group#2>]][-a Number][-b YYYY-MM-DDThh:mm [-e YYYY-MM-DDThh:mm]]
cl_availability [-s ALL|<site_name>[,<site_name#2>]][-a Number][-b YYYY-MM-DDThh:mm [-e YYYY-MM-DDThh:mm]]
cl_availability -d [-s ALL|<site_name>[,<site_name#2>]][-a Number][-b YYYY-MM-DDThh:mm [-e YYYY-MM-DDThh:mm]]
cl_availability [-v [-n ALL|<node_name>[,<node_name#2>]]][-a Number][-b YYYY-MM-DDThh:mm [-e YYYY-MM-DDThh:mm]]
cl_availability -d [-v [-n ALL|<node_name>[,<node_name#2>]]][-a Number][-b YYYY-MM-DDThh:mm [-e YYYY-MM-DDThh:mm]]
cl_availability [-m [-n ALL|<node_name>[,<node_name#2>]]][-a Number][-b YYYY-MM-DDThh:mm [-e YYYY-MM-DDThh:mm]]
cl_availability [-R <resource_type>:ALL|resource_name[,<resource_name#2>]][-a Number][-b YYYY-MM-DDThh:mm [-e YYYY-MM-DDThh:mm]]
cl_availability [-p <ALL|Application_server_name[,<Application_server_name#2>]][-n ALL|<node_name>[,<node_name#2>]][-b YYYY-MM-DDThh:mm [-e YYYY-MM-DDThh:mm]]
オプション
- -n
- 指定されたノードのノード中心レポートを表示します。
- -d
- 各サブイベントまたは操作に要した時間をキャプチャーした詳細レポートを表示します。
- -r
- 指定されたリソース・グループのリソース中心レポートを表示します。
- -s
- 指定されたサイトのサイト中心レポートを表示します。
- -v
- 検証レポートおよび同期レポートを表示します。
- -R
- リソース中心レポートを表示します。
- -m
- 各種イベント・レポート (ネットワーク・イベント・レポートなど) を表示します。
- -a
- 直近 5 個のイベントの平均所要時間を示すイベント・レポートを表示します。 指定するイベントの数が使用可能なイベントの数より多い場合、使用可能なイベントを使用してレポートが作成されます。
- -b
- 指定された日付以降のイベント・レポートを表示します。 終了日が指定されていない場合、現在日付が終了日として使用されます。
- -e
- 指定された日付までのイベント・レポートを表示します。 指定された終了日が開始日より大きいことを確認してください。 -e オプションは、-b オプションが指定される場合にのみ有効です。
- -p
- 指定されたアプリケーション・サーバーの CPU およびメモリーの使用率に関する情報を JSON 形式のファイルで表示します。 -p オプションを使用するには、-n オプション、-b オプション、および -e オプションを指定する必要があります。 その他のオプションを指定することはできません。
- 指定されたすべてのノードのノード中心レポートを表示するには、次のコマンドを入力します。
cl_availability -n ALL - ノード内で各サブイベントまたは操作に要した時間をキャプチャーした詳細レポートを表示するには、次のコマンドを入力します。
cl_availability -d -n node1,node2 - service_ip 中心レポートを表示するには、次のコマンドを入力します。
cl_availability -R service_ip - さまざまなサービス IP アドレスの service_ip 中心レポートを表示するには、次のコマンドを入力します。
cl_availability -R service_ip ip1,ip2 - すべてのノード中心レポートと各種イベント・レポート (ネットワーク・イベント・レポートなど) を表示するには、次のコマンドを入力します。
cl_availability -m -n ALL - 検証レポートと同期レポートを表示するには、次のコマンドを入力します。
cl_availability -v - 指定されたすべてのノードの 10 個のイベントに関するノード中心レポートを表示するには、次のコマンドを入力します。
cl_availability -n ALL -a 10 - 指定された開始日から現在日付までの、指定されたすべてのノードのノード中心レポートを表示するには、次のコマンドを入力します。
cl_availability -n ALL -b 2019-11-01T10:26 - 指定された開始日から指定された終了日までの、指定されたすべてのノードのノード中心レポートを表示するには、次のコマンドを入力します。
cl_availability -n ALL -b 2019-11-01T10:26 -e 2019-11-30T02:29 - 指定された開始日から指定された終了日までのアプリケーション・サーバーの CPU およびメモリーの使用率に関するレポートを JSON 形式で生成するには、次のコマンドを入力します。
cl_availability -p ALL -n ALL -b 2019-04-01T03:14 -e 2019-04-15T09:24