ユーザー定義クラスター構成パスを使用したクラスターの検証

「ユーザー定義クラスター構成」パスを使用する場合は、コマンドを実行する前にパラメーターを設定できます。 設定できるパラメーターは、クラスターがアクティブであるかないかによって異なります。

本タスクについて

PowerHA® SystemMirror® クラスター構成を検証して同期化するには、以下のようにします。

手順

  1. コマンド行から、 smit sysmirrorと入力します。
  2. SMITで、 Custom Cluster Configuration > Verify and Synchronize Cluster Configuration (Advanced) を選択し、Enterを押します。

    ソフトウェアは任意のノードでクラスター・サービスが実行されているか検査し、次のいずれかの画面を表示します。

    クラスターがアクティブな場合、次のオプションが表示されます。

    表 1. クラスタ構成の確認と同期(詳細)フィールド
    フィールド
    変更のみを検証する No (いいえ) 」がデフォルトです。 (リソースとトポロジーの構成に対し完全な検査を実行します。) 「Yes (はい)」を選択すると、クラスターが最後に検証されてから変更されたリソースまたはトポロジーの構成のみを検証します。
    注: AIX® 構成を変更した場合は、このモードを使用しないでください。このモードは、 PowerHA SystemMirror 構成の変更にのみ適用されます。
    ロギング デフォルトは「Standard (標準)」です。 「Verbose (詳細)」も選択できます。 検証メッセージは、/var/hacmp/clverify/clverify.log に記録されます。

    クラスターがアクティブでない場合、次のオプションが表示されます。

    表 2. 非アクティブなクラスターフィールド
    フィールド
    Verify Synchronize or Both (検証、同期化または両方) 「両方」 がデフォルトです。 「Verify (検証)」のみ、または「Synchronize (同期化)」のみも選択できます。
    検証中に検出されたエラーを自動的に訂正する No (いいえ) 」がデフォルトです。 PowerHA SystemMirror は修正アクションを実行しません。

    Interactively (対話式)」を選択すると、検証中に修正可能な問題が検出されるたびに、プロンプトを表示します。以下に例を示します。

    • ボリューム・グループのインポート
    • 共用ボリューム・グループの再インポート (マウント・ポイントおよびファイルシステムの問題)

    アクションを実行するかしないかを選択します。 詳細については、『修正措置をトリガーする条件』を参照してください。

    検証が失敗した場合、同期化を強制する No (いいえ) 」がデフォルトです。 「Yes (はい)」を選択するとクラスター検証は実行されますが、検証エラーは無視され、クラスターは同期化されます。

    Yes (はい)」オプションを使用するには、注意が必要です。 検証を行わずに同期化した場合、クラスターが実行時に正しく機能するかは保証されません。 クラスター・トポロジーのエラーはクラスター・マネージャーが異常終了する原因になる可能性があります。 リソース構成エラーが、リソース・グループ獲得エラーを引き起こす可能性があります。

    変更のみを検証する No (いいえ) 」がデフォルトです。 (リソースとトポロジーの構成に対し完全な検査を実行します。) 「Yes (はい)」を選択すると、クラスターが最後に検証されてから変更されたリソースまたはトポロジーの構成のみを検証します。
    注: AIX 構成を変更した場合は、このモードを使用しないでください。このモードは、 PowerHA SystemMirror 構成の変更にのみ適用されます。
    ロギング デフォルトは「Standard (標準)」です。 「Verbose (詳細)」も選択できます。 すべての検証メッセージ (詳細メッセージを含む) は、/var/hacmp/clverify/clverify.log に記録されます。
  3. Enter を押すと SMIT が検証プロセスを開始します。 SMIT の「Command Status (コマンド状況)」ウィンドウに検証の出力が表示されます。
  4. エラー・メッセージが表示された場合は、必要な変更を行い、検証手順を再度実行します。 構成の可用性が限定されている場合、例えばネットワークごとにノードあたり 1 つのインターフェースのみが構成されている場合や、ワークロード・マネージャーを構成しているがこれを使用するために割り当てられているアプリケーション・コントローラーがない場合などには、警告が表示されることがあります。