X Window システム表示モードでの clstat の表示

X Window システム・アプリケーションを表示可能なノード上で /usr/es/sbin/cluster/clstat ユーティリティーを始動すると、クライアントの DISPLAY 環境変数が X サーバーのノード・アドレスの値に設定されている場合、clstat ユーティリティーにより、グラフィカル・インターフェースが表示されます。

clstat ユーティリティーの X Window システム表示を呼び出すには、clstat コマンドを次のように入力します。
/usr/es/sbin/cluster/clstat [-n name][-c Id][ -r #][-D debug_level][-s]

各部の意味は、以下のとおりです

フラグ名 説明
-n name クラスターの名前。 このオプションは、-c オプションと同時には使用できません
-c id ID で指定したクラスターがアクティブになっていれば、そのクラスターに関する情報を表示します。 このオプションは、-n オプションと同時には使用できません
-r # (-r #) clstat ユーティリティーが表示を更新する間隔。 グラフィカル・インターフェースを使用する場合、この値は、0.1 秒単位で解釈されます。 デフォルトでは、clstat は表示を 0.10 秒ごとに更新します。
-D デバッグ・レベル 実行するデバッグのレベル。 レベルの範囲は、1 から 10 です (数字が大きいほど情報量も増えます)。 デフォルト (0) を指定すると、デバッグはオフになります。
-s シリアル・ネットワークのサービス・ラベルとその状態 (稼働中またはダウン) を表示します。

clstat ユーティリティーのグラフィカル・インターフェースでは、クラスター・ノードを表すために、次の図のようなウィンドウを使用します。

図1 clstat X Window Systemの表示

clstat X Window システム表示

最初の行の中央のボックスは、クラスター名と ID を示します。 クラスターが安定している場合、このボックスは緑色で表示されます。 クラスターが何らかの原因で不安定な状態になると、このボックスの色が赤に変わります。

他の行にある大きなボックスは、ノードを表します。 クラスター内にアクティブなノードがあると、ボックスにそのノードの名前が表示されます。 1 つのクラスターにつき最大 16 個までのノードが表示されます。 ノードの色は、ノードの状態を示しています。緑色は動作中、赤色は停止中、黄色はクラスターと結合中または結合解除中 (トポロジーの変更)、背景色は未定義のノードを表しています。 各色は、/usr/es/sbin/cluster/samples/clstat ディレクトリーの xclstat X Window リソース・ファイルで設定します。

モノクロ・ディスプレイでは、以下のグレイの色調が、赤色、黄色、緑色に対応します。
赤色
ダーク・グレイ
黄色
グレイ
緑色
ライト・グレイ
clstat 表示では 5 つのボタンが使用可能です。
PREV
直前のクラスターを表示します (終了から始動の方向でループします)。
次へ
次のクラスターを表示します (最初から最後の方向でループします)。
cluster:ID
リフレッシュ・バー。 このバーを押すと、状況表示が更新されます。
QUIT
clstat ユーティリティーを取り消します。
HELP
ヘルプ情報を表示します。

X Window 表示画面でのネットワーク・インターフェースおよびリソース・グループ情報の表示

ノードのネットワーク・インターフェースおよびリソース・グループについての情報を表示するには、clstat 表示の該当するノード・ボックス上でマウス・ボタン 1 をクリックします。 以下のようなポップアップ・ウィンドウが表示されます。 この例にあるタイトルから、cluster_1 のノード holmes を表示していることが分かります。

図2 clstatノード情報表示

clstat ノード情報の表示

clstat は、リソース・グループの状態 (オンラインまたはオフライン) のみを表示します。

ポップアップ・ウィンドウを閉じて clstat 表示ウィンドウに戻るには、「DISMISS (閉じる)」ボタンをクリックします。 この表示を閉じるために、ウィンドウのプルダウン・メニューで Close オプションを使用 しないで ください。clstat ユーティリティーは終了します。