2.2 サイトのタグ付け

データの識別に使用する方法によっては、データが正しく処理されるように、オブジェクトを宣言する必要があります。

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Digital Analytics タグ・パラメーターで「JavaScriptObject」メソッドを使用する場合は、ターゲット Web ページで、指定された JavaScript オブジェクトを宣言する必要があります。2014 年 7 月より前にアクティブ化されたクライアント ID のデフォルトの JavaScript 親オブジェクトは、「webanalytics」です。 2014 年 7 月以降にアクティブ化されるクライアント ID は、デフォルトの JavaScript 親オブジェクト「digitalData」を使用します。各タグの種類の「digitalData」オブジェクト宣言の例は、この文書の 2.5.1 章から 2.5.10 章にあります (Digital Data Exchange オブジェクトの例)。

管理設定およびグローバル設定の「固有ページ識別子」に「JavaScriptObject」メソッドを使用している場合は、 各ターゲット Web ページで、指定された JavaScript オブジェクトを宣言する必要があります。「固有ページ識別子」は、指定されたページにデプロイするページ・グループを決定するときに、ページ・グループ・ルールによって参照されます。2014 年 7 月より前にアクティブ化されたクライアント ID のデフォルトの JavaScript オブジェクトは、WebAnalytics.Page.PageIdentifier です。2014 年 7 月以降にアクティブ化されるクライアント ID のデフォルトのオブジェクトは、digitalData.pageInstanceID です。

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IBM® Digital Analytics には、自分のサイトからデータを収集するために使用するデータ・タグ・セットが用意されています。これらのタグは、IBM Digital Analytics がホストする「eluminate.js」および/またはローカルにホストされるライブラリー・ファイルの cmcustom.js または cmdatatagutils.js で定義されています。

カスタマイズの注意事項: タグ関数定義は、実装によって異なることがあります。固有の実装をサポートするために変更されている標準機能または導入されている新機能を判別するには、「cmcustom.js」ライブラリー・ファイル (ある場合) の内容を確認してください。別個の eluminate および cmdatatagutils ファイルをホスティングするクライアントの場合は、「cmdatatagutils」の内容を確認して、実装のタグ定義を調べてください。