Google Cloud Platform (GCP) サービスの追加
Google Cloud Platform (GCP) サービスの追加
前提条件
Cost and Asset Management で GCP アカウントをセットアップする前に、以下のステップを実行します。
- Cost and Asset Management ユーザーをセットアップします。
- Cost and Asset Management 管理者または ITIO ユーザー・ロールを取得します。
- すべての Cost and Asset Management および GCP API 資格情報を使用可能にします。
- 予算単位および予算の情報を収集します。
Cost and Asset Management での GCP アカウントのセットアップ
注: Cost and Asset Management で GCP プロバイダー・アカウントをセットアップする前に、適切な権限を備えた GCP アカウントを作成する必要があります。
この手順を実行する方法の詳細な手順については、GCP 資料を参照してください。以下のようにします。
- GCP アカウントをセットアップします。 (https://accounts.google.com/SignUp)
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Cost and Asset Management にオンボードする各プロジェクトに請求アカウントがあることを確認します。 (https://cloud.google.com/billing/docs/how-to/billing-access)
- GCP エクスポート・ページの Cloud Storage バケット・フィールドは、Cost and Asset Management の「バケット」フィールドにマップされます。
- GCP エクスポート・ページのオプションの「レポート接頭辞」フィールドは、Cost and Asset Management の「使用状況レポートのプレフィックス」フィールドにマップされます。
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ストレージ・バケットをセットアップし、権限をそのバケットに付与します。 「要求元による支払い」をオフに変更します (バケットの作成時にオンに設定した場合)。 (https://cloud.google.com/storage/docs/creating-buckets)
- GCP で請求レポートを有効にします。 (https://cloud.google.com/billing/docs/how-to/export-data-file)
- ステップ 3 で設定したバケット名を入力します。
- オプションとして、接頭辞をセットアップし、Cost and Asset Management に入力するためにその接頭辞を記録します。
- ファイル・フォーマットとして「CSV」を選択します。
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Cost and Asset Management で必要な API にアクセス権限を付与します。 Cost and Asset Management が正しく機能するには、以下の API を有効にする必要があります。 必要なアクセス・レベルは、「読み取り」です。
- Google Compute Engine API
- BigQuery API
- Container Registry API
- Google App Engine Admin API
- Google Cloud APIs
- Google Cloud Datastore API
- Google Cloud Deployment Manager V2 API
- Google Cloud Pub/Sub API
- Google Cloud SQL
- Google Cloud SQL API
- Google Cloud Storage
- Google Cloud Storage JSON API
- Google Kubernetes Engine API
- Google Service Management API
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Google Cloud Resource Manager API
該当する API を有効にするには、GCP Console に移動し、「API とサービス」>「ライブラリ」を選択してから、API を検索して有効にします。
注: 請求の JSON キーのテキスト・ボックスに、請求データ・セットが存在しているプロジェクト ID を含める必要があります。
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GCP デフォルト・サービス・アカウントから請求アカウント ID の秘密鍵 (JSON) を取得します。 (https://cloud.google.com/compute/docs/access/service-accounts) また、バケット名 (ステップ 3 で作成) および請求データ・セット名 (ステップ 4 で作成) も取得します。
- 請求アカウントに関連付けられている資産アカウントごとに、プロジェクト・アカウント番号および秘密鍵を取得します。 注: GCP のプロジェクトは、Cost and Asset Management で資産アカウントとして扱われます。
Cost and Asset Management への Google Cloud Platform (GCP) 資格情報の入力
Cost and Asset Management に GCP 資格情報を入力するには、以下のようにします。
- Cost and Asset Management 管理者または ITIO ユーザー・ロールを使用して、システムにログインします。 注: プロバイダー・データが使用可能でない場合、システムで「設定」>「プロバイダーおよびアカウント」が表示されます。
- 「アカウントの追加」ボタンをクリックします。 「アカウントの追加」画面が表示されます。
- 「Google Cloud Platform」を選択します。 「アカウントの追加」画面が最新表示され、GCP 請求 API の資格情報を追加できるようになります。
- 請求アカウント名を入力します。
- GCP のセットアップ時に作成された GCP 請求 API の資格情報を入力します。
- 「接続」をクリックします。 接続すると、確認メッセージが表示されます。 初回接続後、資格情報が有効であることを確認するチェック・ボックスが Cost and Asset Management で表示されます。 資格情報が無効であるプロバイダー・アカウントには、警告シンボルが表示されます。
- 「基本情報」ページおよび「資産アカウント」ページで情報を入力します。
- 完了したら、「資産アカウントの接続」をクリックします。