Managed File Transfer サンプル全体の実行

このサンプル全体 (要求/応答) を実行する前に、このサンプルのインポートとデプロイを済ませておく必要があります。『Managed File Transfer サンプル』を参照してください。

入力テスト・メッセージの例と、それに対応する出力メッセージ (FTEOutput ノードによって生成されるメッセージ) が用意されており、サンプルが正しく動作したかどうかを確認できるようになっています。

サンプルの実行時に問題が発生した場合は、IBM Integration Bus の資料の WebSphere MQ File Transfer Edition ノードの環境を準備するまたはサンプル実行時の問題の解決を参照してください。

入力テスト・メッセージ

このサンプルの実行に使用するテスト・メッセージは、支店のための製品配送データを表します。 支店の 1 日の終わりの販売アプリケーションは、製品ごとに 1 つのレコードを持つ 1 つのメッセージ、および支店のデータの終わりを示す最終メッセージを生成します。

在庫補充メッセージの例: StockReplenishmentRequest_123.txt

サンプルの実行

  1. 「アプリケーション開発」ビューで、FTENodesSampleFlowProject を展開します。
  2. 「フロー・テスト」の下の Msg1.StockReplenishmentRequestFromBranch.mbtest をダブルクリックして、テスト・クライアントで開きます。
  3. テスト・クライアントで、「エンキュー」をクリックします。
  4. 「詳細プロパティー」パネルで、「メッセージの送信」をクリックします。
  5. 更新メッセージが指定のディレクトリー内のファイルに正しく出力されたことを確認するには、以下のようにします。
    1. ファイル・システムに移動して、適切なディレクトリーを参照します。以下に例を示します。
      • Windows の場合:

        C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\IBM\MQSI\common\FTE\IB9NODE\FTEBRANCH123\Inbox\ToBranch

      • Linux の場合:

        /var/mqsi/common/FTE/IB9NODE/FTEBRANCH123/Inbox/ToBranch

    2. StockReplenishmentInvoice_123.xml ファイルを開きます。

FTEOutput ノードから予想される出力メッセージ

このファイルを、予期していた出力メッセージと比較します。 StockReplenishmentInvoice_123.txt

FTEOutput ノードからの出力メッセージでは、フローに送られたすべてのメッセージに更新内容が追加されます。予想されるメッセージは、読みやすくするために復帰を使用してフォーマット設定されています。

対象のディレクトリーでメッセージが見つからない場合は、テスト・クライアントで「デキュー」をクリックします。メッセージ・フローが、障害キューに送られた WebSphere MQ メッセージを受け取ります。

上記のステップがすべて正常に完了したら、サンプルは完了です。 どのようにして結果が得られたのかを確認するために、以下のメッセージ・フローの FTE ノードを調べます。

さらに、以下のメッセージ・フローのドライバーも調べます。

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