Data Analysis サンプルの実行

Data Analysis サンプルの実行方法を学びます。このサンプルについて詳しくは、サンプルについてを参照してください。

サンプルの実行時に問題が発生した場合は、IBM Integration Bus の資料のサンプル実行時の問題の解決を参照してください。

Data Analysis サンプルを実行するには、以下のタスクを実行します。

1. Data Analysis サンプルをインポートします。「データ分析」パースペクティブおよび定義済みの「データ分析プロジェクトの概要」ウィンドウが開きます。
2. 「データ分析プロジェクトの概要」を使用して、データ分析ワークフローのステップを実行します。文書分析タスクは既に完了しています。
3. または、以下のようにプロセスの最初から開始します。
   1. 「ファイル」->「新規」->「データ分析プロジェクト」を選択して、「新規データ分析プロジェクト」ウィザードを開きます。
   2. 「データ分析プロファイル」フィールドで「Book Series」を選択し、「終了」をクリックします。データ分析プロジェクトが作成されます。
   3. 「データ分析プロジェクトの概要」で、「文書の分析」をクリックします。サンプル XML 文書が分析され、関連する構造がデータ分析モデルに保存されます。
4. Data Analysis のビューを使用してデータを調べます。
   1. データ分析モデル・ツリーを展開し、サンプル XML ファイルからのエレメントを表示します。Book Series の例では、データ分析プロファイルにより、Media エレメントと Section エレメントが、明らかにされたエレメントとしてマークされます。エレメント名を解釈しやすくするために、グロッサリー検索ファイルが提供されています。
   2. 「データ・フィルター」ビューを使用して、サンプル文書のすべてのエレメントと明らかにされたエレメントの要約を表示します。
   3. 「データ」ビューでエレメントを選択し、そのエレメントがデータ分析モデルのどこに位置するかを調べます。この位置は、「データ・パス」ビューに示されます。
   4. 「サンプル文書」ビューを使用して、XML インスタンス・データ例でデータを見つけます。「サンプル文書」ビューをアクティブにするには、「データ分析モデル」ビューまたは「データ・パス」ビューをクリックします。
   5. 詳細に分析するために、エレメントを強調表示して、「データ分析モデル」ビューにエレメントのプロパティーを表示します。
5. ターゲット・モデルを作成します。
   1. 「データ分析プロジェクトの概要」で、「新規ターゲット・モデルの作成」をクリックします。「新規ターゲット・モデル」ウィザードが開きます。
   2. 「新規ターゲット・モデル」ウィザードのステップに従った後、「終了」をクリックします。ターゲット・モデル・エディターが開きます。
   3. 入力 XML インスタンス文書の変換先の構造を表すように、ターゲット・モデルにデータを設定します。
      1. 「データ分析モデル」、「データ・フィルター」、および「データ・パス」の各ビューからエレメントをドラッグできます。
      2. ターゲット・モデル・エディターで、ターゲット・モデルから不要な要素および属性を削除します。
6. データ分析ツールを生成します。
   1. ターゲット・モデル・エディターで「生成」をクリックして、「データ分析ツールの生成」ウィザードを開きます。
   2. 「データ分析ツールの生成」ウィザードのステップを完了した後、「終了」をクリックします。

結果:

Data Analysis Toolkit サンプルを使用して、データ分析ワークフローの手順を実行しました。いくつかのサンプル XML 文書を分析し、興味のあるエレメントおよび属性からなるターゲット・モデルを作成しました。着信データの変換に使用できるデータ分析ツールを生成しました。データ分析プロジェクト内に複数のターゲット・モデルを作成してそれぞれのモデルを使用することにより、目的に応じた異なるデータ分析ツールを作成できます。

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