このサンプルでは、さまざまな形式のコンマ区切り値 (CSV) メッセージをモデル化する方法を例示します。
サンプル・メッセージ・モデルの複雑さが増していきます。
CSV_1 はデータ・レコードだけを含む CSV メッセージをモデル化し、CSV_2 はヘッダー・レコードとデータ・レコードを含む CSV メッセージをモデル化します。
CSV メッセージは、メッセージ・フォーマットの一般的なスタイルであり、多くの場合、データベースやスプレッドシートから抽出されたデータに使用されます。 CSV メッセージは改行で終わるいくつかのレコードで構成され、それぞれのレコードにはいくつかのコンマ区切りフィールドが含まれます。
CSV メッセージの例を以下に示します。
CSV の詳細情報については、CSV メッセージ標準を参照してください。
このサンプルに含まれる DFDL スキーマ・ファイルは、サンプル・メッセージをモデル化します。 このサンプル・メッセージには以下の項目があります。
DFDL について詳しくは、Data Format Description Language (DFDL)を参照してください。
CSV サンプルは、CSV2XML と CSV2CSV の 2 つのメッセージ・フローに分割されます。 CSV2XML はメッセージ・ドメインを CSV から XMLNSC に変更します。 XML 出力は、メッセージ・モデルによって CSV メッセージが正しい論理構造に正常に解析されたことを示します。 CSV2CSV フローは、CSV_2 および CSV_3 の DFDL モデルの論理構造を、ESQL およびグラフィカル・データ・マッピングを使用して処理する方法を示しています。
マッピングの詳細については、グラフィカル・データ・マップの使用を参照してください。
各サンプルを実行する方法について詳しくは、CSV サンプルの実行を参照してください。
各サンプル DFDL スキーマ・ファイルについて詳しくは、CSV サンプルの調査を参照してください。