Coordinated Request Reply Global Cache サンプルのセットアップ

Coordinated Request Reply Global Cache サンプルを実行する前に、デフォルトのグローバル・キャッシュを使用するように統合ノードを構成します。 mqsichangebroker コマンドを使用して、次の統合ノード・プロパティーを設定します。

mqsichangebroker IB9NODE -b default

変更を有効にするためには、統合ノードを再始動する必要があります。

Coordinated Request Reply JMS アプリケーションのセットアップ

このサンプルでは、WebSphere MQ を JMS プロバイダーとして使用します。 JMSAdmin ツールを使用して、管理対象オブジェクトを作成する必要があります。

始める前に:

サンプルを Linux 上で実行する場合は、以下のステップを実行します。

  1. 以下のファイルをクラスパスに追加することにより、クラスパスに JMSAdmin クラスを追加します。
    <mq_install_directory>/java/lib/com.ibm.mqjms.jar
  2. 以下のコードをクラスパスに含めることにより、PATH 変数に Java の場所を追加します。
    <JAVA_HOME>/bin

JMSAdmin の使用による管理対象オブジェクトの作成

以下の手順では、WebSphere MQ が mq_install_dir のディレクトリーにインストールされていることを想定しています。 JMSAdmin ツールと JMSAdmin 構成ファイルは、以下の場所にあります。

Coordinated Request Reply JMS アプリケーションでは、JMSAdmin ツールと共に JMSObjects.defs ファイルを使用する必要があります。

JMSAdmin ツールを使用する前に、JMSAdmin.config ファイルを変更する必要があります。

JMSAdmin.config ファイルの変更

JMSAdmin.config ファイルを変更するには、以下のステップを実行します。

  1. テキスト・エディターで JMSAdmin.config ファイルを開きます。
  2. 必要ではないオプションをコメント化するには、番号記号 (#) を追加します。 オプションのコメントを外すには、番号記号 (#) を削除します。
    #  The following line specifies which JNDI service provider is in use.
    #  It currently indicates a File System Context. If a different
    #  service provider is used, this line must be commented out, and the
    #  appropriate one must be uncommented.
    #
    #  com.sun.jndi.fscontext.RefFSContextFactory is the FileSystem JNDI Context
    #
    #INITIAL_CONTEXT_FACTORY=com.sun.jndi.ldap.LdapCtxFactory
    INITIAL_CONTEXT_FACTORY=com.sun.jndi.fscontext.RefFSContextFactory
    #INITIAL_CONTEXT_FACTORY=com.ibm.ejs.ns.jndi.CNInitialContextFactory
    #INITIAL_CONTEXT_FACTORY=com.ibm.websphere.naming.WsnInitialContextFactory
    #
    #  The following line specifies the URL of the initial context
    #  for the service provider. It currently refers to a File System Context. 
    #  Examples of an LDAP root context URL and the JNDI namespace for WebSphere 
    #  are also shown, commented out.
    #
    #PROVIDER_URL=ldap://localhost/o=ibm,c=us
    PROVIDER_URL=file:/C:/JNDI-Directory
    #PROVIDER_URL=iiop://localhost/	
    
  3. PROVIDER_URL が C:/JNDI-Directory (Linux の場合はこれに相当する場所) に設定されていること、また INITIAL_CONTEXT_FACTORY が com.sun.jndi.fscontext.RefFSContextFactory に設定されていることを確認します。
  4. Windows でサンプルを実行している場合、PROVIDER_URL 用のディレクトリー C:/JNDI-Directory を作成します。

    Linux でサンプルを実行している場合、PROVIDER_URL 用のディレクトリー /home/<myuser>/JNDI-Directory を作成します。

  5. ファイルを保存します。
  6. オプション: サンプルで使用されているポートを変更します。このサンプルでは、デフォルト・ポート 2414 を使用しています。

    キュー・マネージャーが使用しているポートを確認するには、以下のようにします。

    1. キュー・マネージャーを右クリックして、「プロパティー」を選択します。
    2. 「TCP」をクリックします。
    3. 使用されている TCP ポート番号を確認します。

    デフォルト・キュー・マネージャー (IB9QMGR) がポート 2414 で listen している場合は、このステップをスキップします。デフォルト・キュー・マネージャーが別のポートで listen している場合は、このサンプルで使用されているポートを変更する必要があります。

    IBM Websphere MQ Explorer を使用して、キュー・マネージャーが listen しているポートを判別します。

    サンプルで使用されているポートを変更するには、以下のステップを実行します。
    1. ディレクトリーを "<workspace_path>/Coordinated Request Reply JMS Application" に変更します。 ここで workspace_path は、IBM Integration Toolkit ワークスペース・ディレクトリーの絶対パスです。
    2. JMSObjects.def ファイルを編集するために開きます。
    3. デフォルト・キュー・マネージャー・ポートに一致するようにパラメーター PORT の値を変更します。
    4. 変更内容を保存します。

これで、オブジェクトを作成できます。

オブジェクトの作成

サンプルで使用する JMS 接続ファクトリーと宛先を構成するには、WebSphere MQ JMSAdmin ツールを実行して JNDI 管理対象オブジェクトを作成します。

JMSObjects.defs ファイルを入力として使用して JMSAdmin ツールを実行することにより、オブジェクトを作成します。

コマンド行に、以下のコマンドを入力します。

mq_install_dir は、WebSphere MQ がインストールされている場所であり、workspace_path は、IBM Integration Toolkit ワークスペース・ディレクトリーの絶対パスです。

それらのオブジェクトと .bindings ファイルが作成されます。

1 つの構成可能サービスを使用した JMS 接続プロパティーの構成

このサンプルで使用されるすべての JMS ノード用の JMS 接続プロパティーは、JMSProviders 構成可能サービスを使って構成されます。 接続ファクトリー名と、作成したばかりの .bindings ファイルの場所を使用して JMS ノードを構成するには、以下のステップを実行します。

IBM Integration コマンド・コンソールで、次のコマンドを入力します。

これでメッセージ・フローが構成され、統合ノードにデプロイする準備ができました。

BAR ファイルの作成およびメッセージ・フローのデプロイ

Request、Reply、BackendReplyApp、および RestoreOriginalJMSHeader フローをデプロイするには、すべてのメッセージ・フローを含むブローカー・アーカイブ (BAR) ファイルを作成します。

BAR ファイルを作成するには、以下のステップを実行します。

  1. 「アプリケーション開発」ビューを右クリックして、「新規」>「BAR ファイル」をクリックします。
  2. Coordinated Request Reply JMS アプリケーションを選択して、BAR ファイルの名前を入力します。
  3. Coordinated Request Reply JMS アプリケーションを BAR ファイルに追加して、「ブローカー・アーカイブのビルド」をクリックしてから、ファイルを保存します (Ctrl+S)。
  4. 「アプリケーション開発」ビューで、BAR ファイルを「統合ノード」ビューのデフォルトの統合サーバーへドラッグします。 この操作により、フローが統合ノードにデプロイされます。

これで、サンプルを実行する準備ができたことになります。

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