「Microsoft Dynamics CRM Account Entity 出力: 静的 SAP 入力」パターン

「Microsoft Dynamics CRM Account Entity 出力: 静的 SAP 入力」パターンを使用して、同期 RFC が受信する SAP BAPI を処理し、それらを標準の Microsoft Dynamics CRM Account Entity に対する「作成」、「取得」、「更新」、「削除」の操作にマップします。

以下のような場合に、このパターンを使用します。

このパターンのインスタンスを作成する際、下記の 4 つの操作から任意の組み合わせを選択できます。

パターンの動作を示す図。SAP BAPI イベントは変換され、Microsoft Dynamics CRM に対する「作成」、「取得」、「更新」、または「削除」の操作として発行されます。

ソリューション

ソリューションは、選択された SAP BAPI イベントを同期 RFC から受信してそれらを関連する「作成」、「取得」、「更新」、または「削除」のサブフローに経路指定するための SAPInput ノードを提供するメッセージ・フローを実装することです。各操作のサブフローには Mapping ノードが含まれ、このノードには、SAP BAPI データを対応する Microsoft Dynamics CRM Account Entity データに変換するための事前作成済みグラフィカル・データ・マップが関連付けられています。 さらに .NETCompute ノードによって提供される C# コードは、Microsoft Dynamics CRM に接続して、Mapping ノードから Account Entity データを転送するための早期バインディング・プログラミング・スタイルを実装します。 .NETCompute ノードが受信する CRM 応答データは、追加の Mapping ノードに渡されます。このノードは、追加のグラフィカル・データ・マップを使用して、SAPReply ノードが SAP システムに応答を返すためのフォーマットにデータを変換します。

このソリューションは、Microsoft Dynamics CRM システムとの通信で発生する問題と、SAP から受信するデータを処理するときの一般的なエラーに関する特定のエラー処理を提供します。 いずれの場合も、適切な応答が作成されて SAP システムに返されます。エラー・メッセージを有効にするようにパターン・インスタンスを構成した場合、メッセージがエラー・キューに書き込まれます。

メッセージ・フローによって使用される SAP システムの接続の詳細は、ブローカーの構成可能サービスで定義されます。パターンは、このサービスをブローカーにデプロイできるようにするエクスポート・ファイルを生成します。サービスによって構成される接続の詳細は、1 次 SAP アダプターで設定される必要があります。メッセージ・フローには、パターン・インスタンスに含まれている「作成」、「取得」、「更新」、または「削除」の各操作用の SAP アダプターがあります。含まれているアダプターのうち、最初のものが 1 次アダプターで、残りの操作アダプターは 2 次アダプターです。IBM Integration Bus インフォメーション・センターのトピック『SAP の外部ソフトウェア依存関係の追加』を参照してください。

Microsoft Dynamics CRM システムの接続の詳細は、メッセージ・フローでユーザー定義プロパティーによって構成されます。 パスワードが平文で設定されることに注意してください。

パターンの使用に関する制約
パターンを適用する前に完了するタスク
パターンのパラメーター
パターンを生成した後に完了するタスク