IBM Integration Bus on Cloud には、統合デプロイメントのための管理ツールとランタイムが組み込まれており、
IBM Integration Bus 管理者は以下のことを行うことができます。
- IBM Integration Bus 環境をプロビジョンして、その環境に統合をデプロイする。
- IBM Integration Bus on Cloud 統合をオンプレミス・アプリケーションにセキュアに接続する。
- コミュニティー・ベースのフォーラムまたは IBM サポートからサポートにアクセスする。
IBM Integration Bus では、リソースを開発して BAR ファイルにパッケージ化することで、統合ソリューションを作成します。その後、統合ノード上に統合サーバーを作成して、BAR ファイルをその統合サーバーにデプロイします。IBM Integration Bus on Cloud では、オンプレミスの IBM Integration Bus 内に BAR ファイルを作成してから、その BAR ファイルをクラウドにアップロードすることでファイルをデプロイします。BAR ファイルをクラウドにアップロードすると、統合を作成するために BAR ファイルの内容が使用されます。それぞれの統合には、単一の BAR ファイルの内容が含まれています。統合リスト・ビューで統合を開始および停止できます。
基本認証を使用すると、統合で実行中の HTTP および SOAP の公開エンドポイントへのアクセスを保護することができます (基本認証を参照)。統合内のメッセージ・フローは、データベースなどのオンプレミス・アプリケーションとセキュアに通信することができます (専用エンドポイントへのセキュア接続を参照)。他のフローを呼び出すことができるフローを使用して、メッセージ・フロー処理を分割することもできます (呼び出し可能なメッセージ・フローを参照)。
IBM Integration Bus on Cloud のパフォーマンスについての内部評価では、
同じユース・ケースを実行する場合、同じようなハードウェア容量の xLinux サーバー上に直接インストールされている
IBM Integration Bus を使用するときと同等のパフォーマンス・レベル (メッセージのスループットと CPU 使用率に関して) を得ることが可能であると示されています。例えば、以下のシステムでさまざまなメッセージ・サイズ (2K、20K、および 200K) で実行される
SOAP プロバイダーのテスト・ケースでは、ハードウェアの違いのための調整が行われたときに、
同等のメッセージ・スループットを示します。
- IBM Integration Bus on Cloud 4 GB On Demand コンテナー
- RHEL オペレーティング・システムで IBM Integration Bus バージョン 10.0.0.7 を実行している Native X86-64 Intel XEON システム
注: 結果は、テスト・ケースと、その結果が得られた環境に固有です。
ユーザーが取得する結果は、テスト・ケース、環境、および使用した方法論の構成に基づいて異なる場合があります。
IBM Integration Bus on Cloud のサブスクリプションを登録すると、スペース が提供されます。
このスペースは 1 つの環境であり、会社の部門またはデプロイメント環境 (例えば、テストまたは実動) を表していることがあります。
複数の統合を同じスペース内で実行できます。将来、スペースを追加できるようになります。
以下のようないくつかのサブスクリプション・タイプを使用できます。
- 無料
- 無料サブスクリプションでは、サービスを 30 日間無料で試すことができます。この期間、いつでも 5 個の統合をスペースにアップロードしておくことができますが、実行できる統合は 1 つだけです。非アクティブな統合は 3 時間後に停止されますが、必要なときに再始動できます。サービスを無料で使用しているときに質問があれば、オンラインのコミュニティー・フォーラムで質問できます。
- オンデマンド
- オンデマンド・サブスクリプションでは、必要な数の統合をスペース内に作成して実行できます。このレベルのサブスクリプションでは最短期間は指定されておらず、後からの月次払いとなります。時間ごとに使用した分が課金されます。オンラインのコミュニティー・フォーラムからサポートを得ることができます。
- 12 カ月のサブスクリプション
- このサブスクリプションは現在、既存の IBM Integration Bus のお客様のみがご利用いただけます。最短期間は 12 カ月です。サブスクリプションごとに事前に請求され、複数のサブスクリプションを購入できます。サブスクリプションごとに、いつでも 10 個の統合をスペースにアップロードしておくことができますが、実行できる統合は 1 つだけです。そのため、より多くの統合を実行するには、さらにサブスクリプションを購入する必要があります。IBM サポートまたはオンラインのコミュニティー・フォーラムからサポートを得ることができます。
短期間のワークロードの場合、オンデマンド・サブスクリプションでは、実行している統合に基づいて使用した分を支払うため、最大の柔軟性を得られます。企業の場合、12 カ月のサブスクリプションが、コミットした使用量に対して最善の価格を提供します。
IBM Integration Bus on Cloud を使用するための前提条件
オンプレミスの IBM Integration Bus で統合を開発して、リソースを BAR ファイルにコンパイルしておく必要があります。IBM Integration Bus on Cloud の機能には、IBM Integration Bus バージョン 10.0.0.2 以降と互換性があります。呼び出し可能なフローには、IBM Integration Bus バージョン 10.0.0.4 以降との互換性があります。IBM Integration Bus on Cloud にアップロードする BAR ファイルでサポートされるリソースとメッセージ・フロー・ノードのリストについては、BAR ファイルでサポートされるリソースを参照してください。
開始方法の詳細は、概要を参照してください。