チュートリアル: しきい値の定義

しきい値は、管理対象リソースに関する潜在的および実際の問題について警告するメカニズムです。 このチュートリアルでは、条件が満たされたときにアラームを出すためのしきい値を定義する基本的なステップについて説明します。

このタスクについて

このチュートリアルでは、Linux OS エージェントを使用して、「しきい値マネージャー」でしきい値を定義する方法と、出されたアラームを Application Performance ダッシュボードに表示する方法を示します。このステップを実行するには、使用するユーザー ID に「しきい値マネージャー」の表示権限が必要です。

手順

  1. ナビゲーション・バーで、アイコン 「システム構成」 > 「しきい値マネージャー」をクリックします。
  2. 「データ・ソース・タイプ」リスト・ボックスをクリックして「Linux OS」のデータ・タイプを選択します。
    Linux OS エージェントに対して定義されたしきい値が表に表示されます。
  3. アイコン 「新規」をクリックし、しきい値を定義するために「しきい値エディター」を開きます。
  4. 平均 CPU 使用率が 75% 未満のときに重大度が アイコン「不明」のアラームを出すようにしきい値を定義します。
    1. 「名前」 フィールドに CPU_average_below_75_percent と入力します。
    2. 「説明」フィールドに「しきい値のチュートリアル」と入力します。
    3. 「重大度」「間隔」、および「必要な連続サンプル数」の各フィールドはデフォルト値のままにしておきます。
    4. 「データ・セット」フィールドで「KLZ CPU 平均 (KLZ CPU Averages)」を選択します。
    5. 「条件」フィールドで アイコン「新規」をクリックして、ポップアップ表示されるダイアログ・ボックスに以下の比較を追加します。
      1. 「属性」フィールドで CPU_Usage_Current_Average を選択します。
      2. 「演算子」フィールドで「より小」を選択します。
      3. 「値」フィールドに 75 と入力します。
      「OK」をクリックすると、「条件」フィールドに属性と比較が表示されます。
    6. 「グループ割り当て」フィールドで Linux OS システム・グループを選択します。
    7. 「保存」をクリックして定義を完了し、「しきい値マネージャー」ページに戻ります。
    CPU_average_below_75_percent が、Linux OS データ・ソースに対して定義されているしきい値のリストに表示されます。

タスクの結果

いずれかの Linux OS 管理対象システムで平均 CPU 使用率が 75% 未満であるときにアラームを出すしきい値を定義しました。

次のタスク

  • 以下のようにして、イベントを表示します。
    1. ナビゲーション・バーで、アイコン「パフォーマンス」 > Application Performance ダッシュボードをクリックします。
    2. 「マイ・コンポーネント」要約ボックスで「イベント」リンクをクリックします。
      The summary box for My Components
with the mouse pointer on the Events link
    3. 開いた「イベント」タブにあるリストで CPU_average_below_75_percent というしきい値を探します。アラームが出されるまでに 1 分から 2 分かかる場合があります。ただし、CPU 平均値が 75 パーセントを超えている場合はアラームが出されません。
  • 以下のようにして、しきい値を編集します。
    1. ナビゲーション・バーで、アイコン 「システム構成」 > 「しきい値マネージャー」をクリックします。
    2. 「データ・ソース・タイプ」リスト・ボックスをクリックして「Linux OS」のデータ・タイプを選択します。
    3. リストから CPU_average_below_75_percent しきい値を選択し、アイコン「編集」をクリックします。
    4. アラートを受けとりたい条件になるように任意のフィールドを変更します。例えば、「名前」CPU_high_warning に変更し、「重大度」を「警告」に変更し、条件を編集して「75 より大」に編集し、「95 より小」という条件を追加します。比較を編集するには、アイコン「編集」をクリックし、「演算子」を「より大」に変更して「OK」をクリックします。新しい条件を追加するには、「論理演算子」フィールドをデフォルトの「And (&)」のままにして、新しい条件のためにアイコン「新規」をクリックし、「演算子」として「より小」を選択し、「値」として 95 と入力します。
      Edit Condition and Add Condition dialog
boxes
      Name, CPU_high_warning; Description, CPU average between 75% and 95%; Severity, Warning;
Condition, CPU_Usage_Current_Average between 75 and 95.
  • エージェントの事前定義しきい値を確認し、ご使用の環境での必要に応じて比較値を調整します。
  • アラートを受けとりたいその他の条件でアラームを出すように新しいしきい値を作成します。