Oracle データベースのモニターの構成

Monitoring Agent for Oracle Databaseには、Oracle データベースの可用性、パフォーマンス、およびリソースの使用状況をモニターする機能が用意されています。さまざまな Oracle Database エージェントをモニターするために、複数の Oracle Database インスタンスを構成できます。このエージェントには、リモート・モニター機能も用意されています。

始める前に

  • Oracle Database エージェントを構成する前に、Oracle Database エージェントによって使用される Oracle ユーザー・アカウントに特権を付与する必要があります。特権について詳しくは、『Oracle Database エージェントのユーザーへの特権の付与』を参照してください。
  • Oracle データベースをリモートでモニターする場合は、Oracle データベース・ソフトウェアまたは Oracle インスタント・クライアントがインストールされているコンピューターにエージェントをインストールする必要があります。

このタスクについて

以下の手順は、明記されている場合を除き、最新リリースのエージェント用です。ご使用の環境内のエージェントのバージョンを確認する方法については、『エージェント・バージョン』を参照してください。

一般的な Oracle データベース・パフォーマンス・モニターでは、Oracle Database エージェントは、Oracle データベースの可用性、パフォーマンス、リソース使用、およびアクティビティーをモニターします。以下に例を示します。
  • モニター対象の Oracle Database 内のインスタンスの可用性
  • リソース情報 (メモリー、キャッシュ、セグメント、リソース制限、表領域、UNDO (ロールバック)、システム・メトリック、およびシステム統計など)
  • アクティビティー情報 (OS 統計、セッション、競合、アラート・ログなど)

Oracle Database エージェントは複数インスタンス・エージェントです。最初のインスタンスを作成し、エージェントを手動で開始する必要があります。また、各エージェント・インスタンスは複数のデータベースをモニターできます。

Oracle Database エージェントの管理対象システム名には、指定するデータベース接続名、指定するエージェント・インスタンス名、およびエージェントがインストールされているコンピューターのホスト名が含まれます。例えば、pc:connection_name-instance_name-host_name:SUB です。ここで、pc は 2 文字の製品コードであり、SUB はデータベース・タイプです (指定可能な値は RDB、ASM、または DG です)。管理対象システム名は 32 文字に制限されています。指定するインスタンス名は、23 文字からホスト名およびデータベース接続の字数を除いた長さに制限されています。 例えば、データベース接続名に dbconn、エージェント・インスタンス名に Oracle02 を指定し、ホスト名が Prod204a であると、管理対象システム名は RZ:dbconn-oracle02-Prod204a:RDB になります。この例では、データベース接続名、エージェント・インスタンス名、およびホスト名に使用できる 23 文字のうち 22 文字を使用しています。
  • 長いインスタンス名を指定した場合、管理対象システム名は切り捨てられ、エージェント・コードが正しく表示されません。
  • connection_nameinstance_name、および hostname_name の各変数の合計の長さは、23 文字を超えると切り捨てられます。
  • サブノード名の切り捨てを防ぐため、環境変数 KRZ_SUBNODE_INCLUDING_AGENTNAMEKRZ_SUBNODE_INCLUDING_HOSTNAME、および KRZ_MAX_SUBNODE_ID_LENGTH を設定してサブノード命名規則を変更します。
  • KRZ_SUBNODE_INCLUDING_AGENTNAMENO に設定すると、サブノード名のサブノード ID 部分にエージェント・インスタンス名が含まれません。例えば、次の場合があります。
    • デフォルトのサブノード名: DBConnection-Instance-Hostname
    • 環境変数が NO に設定された場合のサブノード名: DBConnection-Hostname
  • KRZ_SUBNODE_INCLUDING_HOSTNAMENO に設定すると、サブノード名のサブノード ID 部分にホスト名が含まれません。例えば、次のとおりです。
    • デフォルトのサブノード名: DBConnection-Instance-Hostname
    • 環境変数が NO に設定された場合のサブノード名: DBConnection-Instance

手順

  1. Windows システム上でエージェントを構成するには、「IBM Performance Management」ウィンドウまたはサイレント応答ファイルを使用できます。
  2. Linux システムおよび UNIX システム上でエージェントを構成するには、スクリプトを実行してプロンプトに応答するか、またはサイレント応答ファイルを使用することができます。

次のタスク

拡張構成の場合のみ、Oracle データベース管理者は、Oracle ユーザーが krzgrant.sql スクリプトを実行してデータベースにアクセスできるようにする必要があります。krzgrant.sql スクリプトの実行を参照してください。

Cloud APM コンソールApplication Performance ダッシュボードに移動し、収集されたデータを表示します。Cloud APM コンソールの使用について詳しくは、Cloud APM コンソールの始動を参照してください。

エージェント・ダッシュボードでデータを表示できない場合は、まずサーバー接続ログを確認し、次にデータ・プロバイダー・ログを確認します。これらのログのデフォルト・パスは、以下のとおりです。
  • Linux または AIX/opt/ibm/apm/agent/logs
  • Windows
C:¥IBM¥APM¥TMAITM6_x64¥logs
トラブルシューティングのヘルプについては、Cloud Application Performance Management フォーラム を参照してください。