シンセティック・スクリプトに保管されるユーザー名、パスワードなどの変数値を更新する際に、Synthetic Script Manager を使用すると、スクリプト・ファイルを編集する必要がありません。変数の値は、それぞれの再生ロケーションで固有なものにすることができます。
Web アプリケーションがロケーションごとに異なる変数値を要求する場合は、シンセティック・スクリプトの変数を構成します。例えば、複数のロケーションで同じログイン詳細を使用することを Web アプリケーションが許可しない場合は、Synthetic Script Manager を使用して、ロケーションごとに異なるログイン詳細を指定します。Selenium-IDE プラグイン内の store コマンドを使用して、シンセティック・スクリプト内で変数を作成できます。
このタスクについて
このタスクでは、Synthetic Script Manager を使用して、シンセティック・スクリプト内に保管される変数を構成します。
手順
シンセティック・トランザクションの変数を構成するには、以下の手順を実行します。
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Synthetic Script Manager が表示されていない場合は、「システム構成」アイコン
をクリックし、「Synthetic Script Manager」を選択します。リストからシンセティック・トランザクションを選択し、「編集」アイコン
をクリックします。
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シンセティック・トランザクションの再生ロケーションを選択します。詳しくは、シンセティック・トランザクションの作成と編集を参照してください。
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「拡張設定」タブをクリックします。シンセティック・スクリプトに変数が含まれている場合は、「別のロケーションの変数置換の構成」ウィンドウでこれらの変数を編集できます。変数を編集するには、値をダブルクリックします。完了するには、「保存」をクリックします。
例えば、以下のスクリプトには変数 username および password が含まれています。これらの変数の値 user1 および pass は、Selenium-IDE 内の store コマンドを使用して保存されます。これらの変数は、2 つのロケーション (Dallas と San Jose) で同じ値を持ちます。
表 1. 変数があるスクリプトの例
| コマンド |
ターゲット |
値 |
store |
user1
|
username
|
store |
pass |
password |
type
|
id=j_username |
${username} |
type
|
id=j_password |
${password}
|
スクリプト変数の値が「別のロケーションの変数置換の構成」ウィンドウに表示されます。ロケーション Dallas での username の値を user1 から admin1 に変更して、シンセティック・トランザクションがロケーションごとに異なるログイン詳細を使用するようにします。
表 2. さまざまなロケーションでのスクリプト変数の値
| ロケーション |
ユーザー名 |
パスワード |
| San Jose |
user1 |
pass |
| Dallas |
admin1 |
pass |
タスクの結果
シンセティック・トランザクションの変数を構成しました。これで、このシンセティック・トランザクションを使用して、各ロケーションで Web アプリケーションのパフォーマンスと可用性をテストできます。
次のタスク
シンセティック・トランザクションによって記録されたメトリックおよび KPI を Application Performance ダッシュボードで表示できます。また、トランザクションをコンポーネントとしてアプリケーションに追加すること、およびそのアプリケーションに関連付けられているすべてのシンセティック・トランザクションを表示することもできます。詳しくは、Application Performance ダッシュボードでのシンセティック・トランザクション・データの表示を参照してください。