Python プログラム言語によるスクリプト

IBM® SPSS® Statisticsは、Windows、 Linux、 macOS, および IBM SPSS Statistics Server で Python 言語を使用してプログラミングするための 2 つの個別のインターフェースを提供します。 これらのインターフェースを使用するには、 IBM SPSS Statistics -Integration Plug-in for Pythonが必要です。これは、 IBM SPSS Statistics 製品とともにデフォルトでインストールされます。 Python プログラミング言語の概要については、 Python チュートリアル ( http://docs.python.org/tut/tut.html から入手可能) を参照してください。

Python スクリプト

Python スクリプトは、Python SpssClient モジュールによって公開されるインターフェースを使用します。 Python スクリプトは、ユーザー・インターフェースおよび出力オブジェクトを処理対象とし、コマンド・シンタックスを実行することもできます。 例えば、Python スクリプトを使用してピボット・テーブルをカスタマイズできます。t table.

  • Python スクリプトは、「ユーティリティー」>「スクリプトの実行」、 IBM SPSS Statistics から起動する Python エディター (「ファイル」>「開く」>「スクリプト」からアクセス)、または Python IDE や Python インタープリターなどの外部 Python プロセスから実行されます。
  • Python スクリプトは、オートスクリプトとして実行できます。
  • Python スクリプトは、 IBM SPSS Statistics クライアントが実行されているマシン上で実行されます。

Python スクリプトで使用可能な IBM SPSS Statistics クラスおよびメソッドの完全な資料は、ヘルプ・システムの Integration Plug-in for Python にある「Scripting Guide for IBM SPSS Statistics」にあります。

Python プログラム

Python プログラムは、Python spss モジュールによって公開されるインターフェースを使用します。 これらは、 IBM SPSS Statistics プロセッサーで動作し、コマンド・シンタックス・ジョブのフローの制御、アクティブ・データ・セットの読み取りと書き込み、新規データ・セットの作成、および独自のピボット・テーブル出力を生成するカスタム・プロシージャーの作成に使用されます。

  • Python プログラムは、 BEGIN PROGRAM-END PROGRAM ブロック内のコマンド・シンタックス、または Python IDE や Python インタープリターなどの外部 Python プロセスから実行されます。
  • Python プログラムは、オートスクリプトとしては実行できません。
  • 分散分析モード ( IBM SPSS Statistics Server で使用可能) では、 Python プログラムは、 IBM SPSS Statistics Server が実行されているコンピューター上で実行されます。

Python プログラムについて詳しくは、 IBM SPSS Statistics 関数およびそのために使用可能なクラスの完全な資料を含め、 Python Integration Package for IBM SPSS Statisticsの資料を参照してください。 ヘルプ・システムの Integration Plug-in for Python で使用できます。