対応サンプルの比率

対応サンプルの比率の手続きでは、2 つの関係した (対応した) 2 項比率の差のための検定および信頼区間が用意されています。 データは単純な無作為サンプルからのものであると仮定され、それぞれの仮説の検定または信頼区間は、個別の検定または個別の区間です。 出力には、観測比率、母集団比率の差の推定、帰無仮説および対立仮設における母集団差の漸近標準誤差、両側確率を使用した指定検定統計量、比率の差の指定信頼区間があります。

例:
統計
Agresti-Min、Bonett-Price、Newcombe、Wald、Wald (連続修正)、正確 2 項、Mid-p 調整済み 2 項、McNemar、McNemar (連続修正)。

データの考慮事項

データ
  • 少なくとも 2 つの変数が含まれている変数リストが必要です。
  • 変数のリストが 1 つ指定された場合、リストの各メンバーは、リストのその他の各メンバーとペアにされます。
仮定
  • 変数のリストが 2 つ指定され、(PAIRED) キーワードなしで WITH で区切られている場合、最初のリストの各メンバーが、2 番目のリストの各メンバーとペアにされます。
  • 変数の 2 つのリストが WITH で分離され、 2 番目のリストの後に (PAIRED) が続く場合、2 つのリストのメンバーが順にペアになります。最初のリストの最初のメンバーが 2 番目のリストの最初のメンバーとペアになり、各リストの 2 番目のメンバーがペアになります。 一致しない変数は無視され、警告メッセージが出されます。

対応サンプルの比率検定の取得

この機能には Statistics Base オプションが必要です。

  1. メニューから次の項目を選択します。

    分析 > 平均値の比較 > 対応のあるサンプルの比率 ...

  2. 1 つ以上の量的検定変数を選択します。
  3. オプションとして、以下を行うことができます。
    • 「成功の定義」セクションで以下の成功基準設定を選択する。
      最後の値
      データ内のソートされた異なる値で最後の値 (最高値)。 これは、数値変数または文字列変数に適用されます。 これはデフォルト設定です。
      最初の値
      データ内のソートされた異なる値で最初の値 (最低値)。 これは、数値変数または文字列変数に適用されます。
      1 つ以上の括弧で囲まれた特定の値。 複数の値は、スペースで区切る必要があります。 これは、数値変数または文字列変数に適用されます。 文字列変数値は、単一引用符で囲む必要があります。
      中点
      データ内の観測値の範囲で真ん中以上の値。 これは、数値データにのみ適用されます。
      分割点
      指定値以上の値。 これは、数値データにのみ適用されます。
    • 「信頼区間 ...」 をクリックします。 どのタイプの信頼区間を表示するか、またはすべての信頼区間を抑制するかを指定します。
    • 「テスト ...」 をクリックします。 表示する検定統計量のタイプを指定するか、すべての検定を抑制します。
    • 「欠損値 ...」 をクリックします。 欠損データの処理を制御します。
    • 「ブートストラップ ...」 をクリックします。 平均値、中央値、比率、オッズ比、相関係数、回帰係数などの推定値について、標準誤差と信頼区間の頑健な推定値を導出します。
  4. OK」をクリックします。

この手続きは、 プロポーショナル ・コマンド・シンタックスを貼り付けます。