SDSF/REXX デバッグ・モード
SDSF には、SDSF/REXX スクリプトのデバッグ時に役立つさまざまな機能が用意されています。冗長モードでは、取得または設定される REXX 変数ごとにメッセージが発行されます。WHO コマンドは、ユーザーがマップされる SDSF グループが含まれている応答を生成します。
デバッグを簡素化するために、SDSF には特殊 DD 名の ISFRXDBG が含まれています。この DD 名は、SDSF にアクセスして自動的にデバッグ機能を有効にする前に、ダミー・データ・セットに割り振ることができます。この ISFRXDBG を使用することにより、スクリプトの変更が不要になるという利点が得られます。
ISFRXDBG DD 名が割り振られている場合、SDSF は以下のようなアクションを取ります。
- ホスト・コマンドで VERBOSE オプションを強制的に実行します。
- 内部で WHO コマンドを発行して、ユーザー関連の REXX 変数を作成します。また、ISFMSG2 ステム変数に追加されるメッセージとして WHO 応答も生成されます。
- ISFMSG2 ステム変数に含まれているメッセージを、REXX Say ステートメントと同様のフォーマットで、出力ストリームに書き込みます。
- 内部で TRACE ALL コマンドを発行して、ISFTRACE DD 名が割り振られたときにトレースを有効にします。
次のようなコマンドを使用して、TSO 内のダミー・データ・セットに ISFRXDBG を割り振ることができます。
alloc fi(isfrxdbg) dummy reus
または、次のような JCL ステートメントを使用してバッチ形式で ISFRXDBG を割り振ることもできます。
//ISFRXDBG DD DUMMY