GRINIT — 図形初期設定

このサービスは、CALL ISPLINK または CALL ISPLNK 呼び出しだけで使用可能です。

GRINIT サービスは ISPF/GDDM インターフェースを初期化し、任意指定として、 ISPF がパネルの GRAPHIC 区域を GDDM 図形フィールドとして定義することを要求します。 このサービスは、FSINIT または SPINIT GDDM 呼び出しの置換も行います。

図形区域は、GUI モードではサポートされません。 しかし、ISPF/GDDM インターフェースの初期化を要求した場合には、いくつかのオプションがあります。

  • パネルに図形区域を定義する意図があることを示す GRINIT 要求にパネル名を指定すると、 これらのオプションの 1 つを選択することができます。
    1. ホスト・エミュレーター・セッションで図形区域のあるパネルを表示する。
      注: 分割画面モードに入っている場合、図形区域パネルはホストに表示できません。
    2. 図形区域のないパネルをワークステーションに表示する。
  • パネル名を指定しないで GRINIT 要求を出すと、 これらのオプションから選択することができます。
    1. 図形パネルが現れるまでアプリケーションの実行を継続する。 現れた時点で、GRINIT 呼び出しで提供される、パネル名を 確実に 指定するオプションの 1 つを選択することがで きます。
    2. GDDM の初期化を終了する。これで、コード 20 が戻されます。

実際のホスト画面サイズと異なる ISPSTART 呼び出しに、GUISCRD または GUISCRW 値を指定した場合、 GDDM を初期化することはできず、GRINIT サービスは戻りコード 20 で終了します。

GDDM または PGF 機能は、GDDM 再入可能のダイアログか、 システム・プログラマー・インターフェースによるダイアログによってアクセスされます。 これらのインターフェースについては、「GDDM 基本適用業務プログラミング解説書」 で説明されています。

ダイアログは、GRINIT 呼び出しへのフルワード境界にある、 アプリケーション・アンカー・ブロック (AAB) と呼ばれる 8 バイト区域を提供する必要があります。 この AAB は、ISPF/GDDM インスタンスを識別し、ダイアログによるすべての GDDM 呼び出しで 使用する必要があります。 ISPF/GDDM インスタンス内では、ダイアログはこれらの GDDM 呼び出しのどれも実行することはできません。
ASREAD  FSSHOR  ISFLD   MSPCRT  MSQMOD  PTNSEL  WSCRT
FSSHOW  ISQFLD  MSPQRY  MSQPOS  PTSCRT  WSDEL   WSIO
FSENAB  FSTERM  ISXCTL  MSPUT   MSREAD  PTSDEL  WSMOD
FSEXIT  GSREAD  MSCPOS  MSQADS  PTNCRT  PTSSEL  WSSEL
FSINIT  ISCTL   MSDFLD  MSQGRP  PTNDEL  PTSSPP  WSSWP
FSRNIT  ISESCA  MSGET   MSQMAP  PTNMOD  SPINIT
さらに、これらの GDDM 呼び出しは、許可がある間には、ISPF/GDDM セッションに介入することができます。
DSCLS  DSDROP  DSOPEN  DSRNIT  DSUSE  DSCMF

ダイアログが GDDM 呼び出しを使用してディスプレイに英数字フィールドを置く場合、 ISPF パネル定義の本体にフィールドがない場合だけ、これらのフィールドが表示されます。 他のフィールドは表示されません。 つまり、英数字フィールドを表示できるのは、ISPF か、GDDM を使用するダイアログのどちらか であり、両方ではありません。

さらに、GDDM を使用して英数字フィールドをディスプレイに置く場合、 パネルの表示前に、分割画面モードがアクティブでないことと、 パネルの表示中は、分割画面モードが使用不可になることを、 ダイアログが確認しなければなりません。

注:
  1. 区分画面モードで実行中の端末や、3290 および 3278-5 型を含め、複数の画面幅で 実行中の端末では、図形インターフェース・モードがサポートされません。
  2. TSO セッション・マネージャーは、図形インターフェース・モード がアクティブの間は使用不可になります。