問題の検出

このスタックが TCP/IP シスプレックス・グループの唯一のメンバーではなく、かつ DVIPA を 公示する (DVIPA を所有しているか、あるいは分散 DVIPA の 1 次ルーティング・ノードである) 場合、モニターによって以下のリソース・チェックが行われます。

OMPROUTE は、 正常に初期化された場合は、スタックに定期的にハートビートを送信し、 そのためモニターは、常に以下のリソース・チェックを行うことができます。

ネットワーク・モニター機能が使用可能であり、少なくとも 1 つのモニター対象インターフェースが構成され、TCP/IP スタックがこのシスプレックス・グループの唯一のメンバーではなく、TCP/IP スタックがシスプレックス分散に (ディストリビューターまたはターゲットとして) 参加するか、DVIPA の所有者またはバックアップの役目をする場合、以下のネットワーク接続検査がモニターによって行われます。

OMPROUTE アドレス・スペースの WLM ポリシーがシステム上の WLM が管理する 他の作業との関係で十分な優先順位を得て、OMPROUTE がこのタスクに必要な CPU サイクルを受け取るようにしてください。 このトピックについて詳しくは、シスプレックス・オートノミックを参照してください。

このスタックが DVIPA を公示しているか、またはシスプレックス・ディストリビューターのターゲットである場合は、次の検査が行われます。

ただし、このスタック上のすべての DVIPA の状況が MOVING で、このスタックが DVIPA ターゲットでない場合、これらの検査は行われませんので注意してください。

シスプレックスのモニターに加えて、 スタックは、TCP/IP シスプレックス・グループを結合する際に、XCF が 局所スタック上の TCP/IP シスプレックス・コンポーネントをモニターするように要求します。 XCF コンポーネントは、この機能を、TCP/IP シスプレックス・コンポーネント によって更新される状況フィールドをモニターして行います。 XCF は、 シスプレックス機能が TIMERSECS 値に反応していないことを検出すると、 メッセージ EZZ9674E を出す TCP/IP ルーチンをスケジュールに入れます。

TCP/IP は、リカバリー不能シスプレックス・エラーを検出すると、 結果アクション・メッセージ EZZ9670E を出します。

1 分未満以内に 5 つの TCP/IP アベンドが発生すると、結果アクション・メッセージ EZD1973E が発行されます。

これらのメッセージはすべて結果アクション・メッセージです。検出された問題条件が訂正されると (例えば VTAM が開始されると)、結果アクション・メッセージはクリアされます。これらの結果アクション・メッセージについて詳しくは、「z/OS Communications Server: IP Messages Volume 2 (EZB, EZD)」および「z/OS Communications Server: IP Messages Volume 4 (EZZ, SNM)」を参照してください。