アーキテクチャー報告書ユーティリティー
アーキテクチャー報告書では、あるアプリケーションのすべてのコンポーネントのリストが示されます。 報告書作成機能は、要求されたアーキテクチャーと、 そこで行われているすべての参照を調べ、定様式報告書を作成します。 報告書は、アーキテクチャーが参照する各タイプのソフトウェア・コンポーネントをリストします。 報告書の利点として、不要なコードの除去が行える点があります。 報告書の表題ページは、SCLM がその報告書を作成した日付と時刻、および要求されたアーキテクチャー・メンバーの名前を示し、選択された報告レベルに基づいています。また、使用された代替プロジェクト定義も識別します。
- アーキテクチャー
あるアーキテクチャーに従属するすべてのアーキテクチャー・メンバーとソース・メンバーのリストを、 指定された報告レベルに合わせて作成します。 アーキテクチャー情報は、アプリケーション・アーキテクチャーの現在の状況を識別するものですから、 プロジェクトの開発段階では特に役に立ちます。 また、アプリケーションのソフトウェア・コンポーネントのリストが得られるという意味では、 どの段階でも役に立ちます。
報告書では、アプリケーションの構造という概念を視覚的に表現するために、字下げ形式が使用されます。 また、処理されたアーキテクチャー・タイプの数がリストされます。
- 相互参照
報告書の第 1 部に出ているメンバーによって参照されたすべてのメンバーを、タイプ別に示します。 この情報で、あるメンバーの起点が分かります。
図 1 は、アーキテクチャー報告書の一例を示します。
「ユーティリティー」パネルでオプション 5 の Architecture Report を選択すると、 SCLM は 図 1 に示すパネルを表示します。
アーキテクチャー報告書は、次の 3 つの部分から構成されます。 すなわち、ヘッダー部、アーキテクチャー情報部、および相互参照情報部です。 アーキテクチャー報告書のヘッダー部では、アカウンティング情報とアーキテクチャー情報の選択基準のほか、 指定されたカスタマイズ・パラメーターがリストされます。 アーキテクチャー情報部には、 指定のアプリケーションのすべてのソフトウェア・コンポーネントがタイプ別にリストされます。 レポートのこの部分は、不要なコードを除去するのに役に立ちます。 相互参照情報部では、アプリケーションのアーキテクチャーのどこに 特定のソフトウェア・コンポーネントが埋め込まれているかを示します。
Menu SCLM Utilities Jobcard Help
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SCLM Architecture Report Utility - Entry Panel
Report input:
Project . . : PROJ1 Alternate - INT
Group . . . . DEV1
Type . . . . . Report
Member . . . . Cutoff . . 6 1. HL
2. LEC
3. CC
4. Generic
5. Top Source
6. None
Output control:
Ex Sub Process . . 1 1. Execute
Messages . . 3 3 1. Terminal 2. Submit
Report . . . 3 3 2. Printer
3. Data set Printer . .
4. None Volume . . ______
Command ===> _________________________________________________________________
F1=Help F2=Split F3=Exit F7=Backward F8=Forward F9=Swap
F10=Actions F12=Cancel
SCLM アーキテクチャー報告書ユーティリティー - 入力パネルには、下記のフィールド があります。
- Project
- SCLM メインメニューで指定されたプロジェクト。 代替プロジェクト定義を指定すると、Alternate フィールドも表示されます。
- Group (グループ)
- アーキテクチャーが始まる階層内での最下位グループを識別するのに 使用されるグループ。
- Type
- 選択されたメンバーを制御するアーキテクチャー定義が含まれているタイプ。
- Member
- そのアーキテクチャー定義が含まれているメンバー。
- Report Cutoff (報告レベル)
- 下記の報告書作成基準値のうち 1 つを指定しなければなりません。
これによって報告書の報告レベルが決まります。
- HL (上位)
- 「Member」フィールドに指定されたアーキテクチャー・メンバーに対応するアプリケーションの HL アーキテクチャー・メンバーだけを表示します。
- LEC (リンク・エディット制御)
- 「Member」フィールドに指定されたアーキテクチャー・メンバーに対応するアプリケーションの HL と LEC のアーキテクチャー・メンバーをすべて表示します。
- CC (コンパイル制御)
- 「Member」フィールドに指定された、アーキテクチャー・メンバーで表示されるアプリケーション内のすべての HL、LEC、CC、汎用、および INCLD のメンバーをリストします。
- GEN (汎用)
- 「Member」フィールドに指定されたアーキテクチャー・メンバーに対応するアプリケーションの HL と汎用のアーキテクチャー・メンバーをすべて表示します。
- Top Source (最上位原始メンバー)
- Member フィールドに指定されたメンバーで 表示されるアプリケーション内の、すべての HL、LEC、CC、汎用、 および INCLD メンバーと最上位ソース・メンバーをリストします。
- なし
- 「Member」フィールドに指定されたアーキテクチャー・メンバーに対応するアプリケーションの各タイプの HL、LEC、CC、汎用のアーキテクチャー・メンバーすべてと、最下位組み込みグループまでのすべてのソース・メンバーの名前を表示します。
- Output control (出力制御)
- ユーティリティーが実行されるか、実行要求されるとき、 宛先番号 (1 - 端末、2 - プリンター、3 - データ・セット、4 - なし) を入力して、 メッセージや報告書の宛先を指定します。
- Process
- アーキテクチャー報告書ユーティリティーの処理部は、
対話式環境とバッチ環境のどちらからでも呼び出すことができます。
対話式処理の場合は EXECUTE コマンド、バッチ処理の場合は SUBMIT コマンドを入力してください。 コマンド行に SUBMIT を入力してバッチ処理を要求する場合には、
バッチ処理用に生成された JCL で使用される JOB ステートメント情報を指定しなければなりません。
バッチ処理において、ジョブ・カードに固有のジョブ名を使用する場合は、バッチ処理 を参照してください。
- Printer (プリンター)
- プリンター出力クラスを指定します。
- Volume (ボリューム)
- SCLM がデータ・セットを保管するボリュームを指定します。