変更検出コードおよびメッセージ・ハッシュの使用

メッセージを送信するときは、「MDC の生成」呼び出し可能サービスを使用するか、またはメッセージ・ ハッシュを生成するための「片方向ハッシュの生成」呼び出し可能サービスを使用してください。どちらを選択するかは、使用中の暗号規格によって決まります。

MDC は、片方向暗号計算によって生成された 128 ビットの値です。メッセージの発信元は、損なわれていない MDC を、意図したファイル受信側に伝えます。例えば、発信元は信頼可能な公開情報源の中で MDC を公表することができます。メッセージの受信側は、アプリケーション・プログラムおよび同じ呼び出し可能サービスを使用して、別の MDC を生成することができます。2 つの MDC が一致する場合は、受信側はメッセージが本物であると見なします。2 つの MDC が異なる場合は、受信側は、誰かまたは何らかのイベントがメッセージを改ざんしたものと 見なします。

ハッシュは、片方向暗号計算によって生成されたメッセージ・ダイジェストです。ICSF は、次のハッシュ・アルゴリズムをサポートします。
  • MD5 は、128 ビット・ハッシュ値を生成します。
  • SHA-1 は、160 ビット・ハッシュ値を生成します。
  • SHA-224 は、224 ビット・ハッシュ値を生成します。
  • SHA-256 は、256 ビット・ハッシュ値を生成します。
  • SHA-384 は、384 ビット・ハッシュ値を生成します。
  • SHA-512 は、512 ビット・ハッシュ値を生成します。
  • RIPEMD-160 は、160 ビット・ハッシュ値を生成します。
アプリケーションは、ハッシュ値と発信元の秘密鍵を使用して、デジタル署名を生成し、それをメッセージに付加することができます。 メッセージの受信側は、発信元の公開鍵を使用してデジタル署名を認証します。

MAC とハッシュのどちらも、システムまたは取り外し可能メディア (テープなど) に保管されたデータ の保全性を保証するために同様の方法で使用することができます。