Language Environment LEDATA VERBEXIT の形式設定された出力のセクション

表 1 に LEDATA VERBEXIT 出力のセクションをリストします。これらは、使用される Language Environment 準拠言語とは関係なく表示されます。

表 1. Language Environment LEDATA VERBEXIT の形式設定された出力の内容 (AMODE 64)
セクション番号およびヘッダー 内容
[1] - [8] CEEDUMP 定様式制御ブロック: これらのセクションは、CEEDUMP パラメーターを LEDATA の呼び出しで指定したときに組み込まれます。
[1] - [4] NTHREADS データ: LEDATA 呼び出しで NTHREADS() パラメーターが指定されている場合は、各スレッドにつき 1 回、これらのセクションも組み込まれます。NTHREADS の詳細については、Report type parametersを参照してください。
[1] エンクレーブ ID 情報を提供するエンクレーブを指定します。
[2] スレッドの識別情報 ステムが与えたスレッド ID を示します。 各スレッドにはそれぞれ固有の ID が付きます。
[3] レジスターおよび PSW トレースバックを作成するために使用したレジスターとプログラム状況ワード (PSW) の値が表示されます。これらの値の出所としては、TCB、RTM2 作業域、リンケージ・スタック入力、または BPXGMSTA サービスからの出力 が考えられます。 このセクションは、LEDATA 呼び出しに DSA() パラメーターが指定されているときは表示されません。
[4] トレースバック トレースバック・セクションには、特定のスレッドにおけるすべてのアクティブ・ルーチンについて、2 つのパートに分けてルーチン情報が示されています。最初のパートには次の事項が含まれます。
  • DSA 番号: LEDATA でこのアクティブ・ルーチンの情報に割り当てられた番号。この番号は、トレースバックの最初のパートの情報と、トレースバックの 2 番目のパートの情報を関連付けるためにのみ使用されます。
  • 変更の始まり入り口: PL/I ルーチンの場合は、これがエントリー・ポイント名になります。C/C++ ルーチンの場合は、関数名になります。特定のルーチンで関数名またはエントリー・ポイントを指定しなかった場合は、ストリング** NoName **が表示されます。変更の終わり
  • エントリー・ポイント・オフセット
  • ロード・モジュール
  • プログラム単位アドレス: 外部プロシージャーの 1 次エントリー・ポイント。 C および PL/I ルーチンの場合は、コンパイル単位名です。Language Environment 準拠アセンブラーの場合は、CELQPRLG マクロの ENTNAME = 値です。
  • サービス・レベル: コンパイル単位に適用される最新のサービス・レベル (例えば、IBM® プロダクトの場合は PTF 番号。
  • 状況: ルーチンの状況は、呼び出し、例外、または実行です。
2 番目のパートには次の事項が含まれます。
  • DSA 番号: LEDATA でこのアクティブ・ルーチンの情報に割り当てられた番号。この番号は、トレースバックの最初のパートの情報と、トレースバックの 2 番目のパートの情報を関連付けるためにのみ使用されます。
  • スタック・フレーム (DSA) のアドレス
  • エントリー・ポイント・アドレス
  • プログラム単位アドレス
  • プログラム単位オフセット: ルーチンで実行される最後の命令のオフセット。オフセットが負数、ゼロ、または非常に大きな正数である場合には、このオフセットに関連付けられるルーチンが保管域を割り振らなかったか、そのルーチンが SVC 援助リンケージを使用して呼び出された可能性があります。オフセットにプログラム単位アドレスを追加すると、ルーチンの現行の命令の 位置が示されます。このオフセットは、ルーチンの開始アドレスからのオフセットです。
[5] スレッドに関連付けられた制御ブロック スレッド同期キュー・エレメント (SQEL) の内容を 表示します。
[6] エンクレーブ制御ブロック POSIX ランタイム・オプションを ON に設定した場合、このセクションには mutex および条件変数制御ブロック、エンクレーブ・レベル・ラッチ・テーブル、スレッド同期トレース・ブロック、およびトレース・テーブルの内容が表示されます。HEAPCHK ランタイム・オプションを ON に設定した場合、このセクションには、HEAPCHK オプション制御ブロック (HCOP) および HEAPCHK 記憶セル・テーブル (HCEL) の内容が表示されます。HEAPCHK 記憶セル・テーブルには、ヒープ用に割り振られた各記憶セルの 位置と長さを示す情報が、割り振られた順に格納されています。
[7] Language Environment トレース・テーブル TRACE ランタイム・オプションを ON に設定した場合、このセクションには Language Environment トレース・テーブルの内容が表示されます。
[8] プロセス制御ブロック POSIX ランタイム・オプションを ON に設定した場合、このセクションにはプロセス・レベル・ラッチ・テーブルの内容が表示されます。
[9] - [17] 要約: これらのセクションは、SUMMARY パラメーターを LEDATA の呼び出しで指定したときに組み込まれます。
[9] 要約ヘッダー 要約ヘッダー・セクションには次の事項が含まれます。
  • スレッド制御ブロック (TCB) のアドレス
  • リリース番号
  • アドレス・スペース ID (ASID)
[10] 活動メンバー・リスト エンクレーブ・メンバー・リスト (MEML) から抜き出された活動メンバーをリストします。
[11] CEELAA Language Environment のライブラリー・アンカー域 (LAA) の内容を形式設定します。LAA 内のフィールドの説明については、「z/OS Language Environment Vendor Interfaces」を参照してください。
[12] CEELCA Language Environment のライブラリー制御域 (LCA) の内容を形式設定します。LCA 内のフィールドの説明については、「z/OS Language Environment Vendor Interfaces」を参照してください。
[13] CEECAA Language Environment共通アンカー域 (CAA) の内容を形式設定します。CAA 内のフィールドの説明については、z/OS Language Environment Vendor Interfacesを参照してください。DLL 障害データがある場合には、それも形式設定されます。
[14] CEEPCB Language Environment のプロセス制御ブロック (PCB) およびプロセス・レベルのメンバー・リストの内容を形式設定します。
[15] CEERCB Language Environment の領域制御ブロック (RCB) の内容を形式設定します。
[16] CEEEDB Language Environment のエンクレーブ・データ・ブロック (EDB)、およびエンクレーブ・レベルのメンバー・リストの内容を形式設定します。
[17] ランタイム・オプション ダンプ時に有効なランタイム・オプションを出力し、それらのオプションが設定された場所を示します。
[18] ヒープ・ストレージ制御ブロック これらのセクションは、HEAP または SM パラメーターが LEDATA の呼び出しで指 定されるときに組み込まれます。このセクションは、エンクレーブ・レベルのストレージ管理制御ブロック (ENSQ) と、タイプの異なるヒープ・ストレージごとに形式設定を行います。
  • ヒープ制御ブロック (HPCQ)
  • ヒープ・アンカー・ブロック (HANQ) のチェーン。HANQ はヒープ・ストレージの 各セグメントの直前に置かれます。

このセクションには、ダンプ内の各セグメントについての 詳細ヒープ・セグメント報告書が組み込まれます。詳細ヒープ・セグメント報告書の詳細については、HEAP LEDATA 出力の理解を参照してください。

[19] スタック・ストレージ制御ブロック このセクションは、STACK または SM パラメーターを LEDATA の呼び出しで指定したときに組み込まれます。このセクションは次の項目を形式設定します。
  • スタック・アンカー (SANC)
  • 動的保管域 (DSA) のチェーン
[20] 条件管理制御ブロック このセクションは、CM パラメーターを LEDATA の呼び出しで指定したときに組 み込まれます。このセクションは、条件情報ブロック・ヘッダー (CIBH) および条件情報ブロックのチェーンを形式設定します。 機械状態情報ブロックは、MCH_EYE とい うラベルが付いたフィールドで始まる CIBH と共に入っています。
[21] メッセージ処理制御ブロック このセクションは、MH パラメーターを LEDATA の呼び出しで指定したときに組み込まれます。
[22] 事前初期設定情報 このセクションは、PTBL パラメーターを LEDATA の呼び出しで指定したときに組 み込まれます。このセクションは、事前初期設定の関連情報を形式設定します。詳細については、PTBL LEDATA 出力を参照してください。この環境を初期設定するために事前初期設定サービス CELQPIPI が使用されなかった場合は、 メッセージ No PIPICB associated with CAA が代わりに表示されます。