複数コピーの印刷

AFP データの複数コピーを 印刷するには、次の方法を使用できます。
  • プリンターへの各送信ごとにデータ・セット全体の 1 コピーを作りながら、プリンターにデータ・セットを 何回でも送信できます。JCL COPIES または COPYCNT パラメーターを使用するか、JCL 内で複数 OUTPUT ステートメントを使用して 丁合いされたコピー数を指定できます。
  • 各ページの複数コピーを順番に印刷することができる。フォーム定義の中にページ・コピー数を指定するか、 あるいは JCL COPIES パラメーターにサブグループとしてページ・コピー数を指定できます。
1 つのデータ・セットに、上記の両方の方法によるコピーを含めることができます。上記のオプション、およびそれらのオプション間の関係について詳しくは、COPIESおよび JCL の中の COPIES または FLASH パラメーターと FORMDEF の併用の説明を参照してください。
例:
  1. この例では、COPIES パラメーターが DD ステートメントに指定されています。 データ・セットの 14 個のコピーがページ番号順に印刷されます。
    //AFPUSERA JOB …
    //STEP1 EXEC PGM=USERA
    //PRINT DD SYSOUT=A,COPIES=14
       /*
    データ・セットは 14 回、プリンターに送られます。データ・セットが 3 ページで構成されていると、 その出力は図 1 のとおりです。
    図 1. COPIES=14 の場合の出力例
    この図は、各セット 3 ページのデータを 14 セット出力したものを示しています。
最初のセットはコピー 1 で、ページ 1、ページ 2、およびページ 3 を含みます。次のセットはコピー 2 で、ページ 1、ページ 2、およびページ 3 を含みます。以下、セット 14 まで同様に続きます。
  2. 次の例では、F1UCOPY2 という名前のユーザー作成のフォーム定義が使用されています。このフォーム定義には、各ページの 2 部コピーが指定されています。 これらの 2 部コピーは、オーバーレイ、抑止、またはフラッシュ・オプションを別々に指定した フォーム定義の中に定義できます。
    //AFPUSERB JOB …
    //STEP1 EXEC PGM=USERB
    //OUT1  OUTPUT FORMDEF=UCOPY2
    //DD1 DD SYSOUT=A,OUTPUT=(*.OUT1)
       /*
    データ・セットは 1 回送信され、そこには各ページのコピーが 2 部含まれます。
  3. 次の例では、COPIES パラメーターと、F1UCOPY2 という名前のユーザー・フォーム定義の両 方が使用されています。
    //AFPUSERC JOB …
    //STEP1 EXEC PGM=USERC
    //OUT1  OUTPUT FORMDEF=UCOPY2
    //DD1 DD SYSOUT=A,OUTPUT=(*.OUT1),COPIES=3
       /*
    COPIES パラメーターに指定されたとおりに、データ・セットは 3 回送信されます。 フォーム定義に指定されたとおりに、それぞれの送信には各ページのコピーが 2 部含まれます。
  4. この例では、COPIES パラメーターが OUTPUT ステートメントに指定されています。3 つのコピー・グループが 印刷され、データ・セットのコピーが合計 6 個生成されます。 グループ値が設定されており、第 1 のグループには各ページの 1 コピー、第 2 のグループには 3 コピー、 第 3 のグループには 2 コピーが含まれています。
    //AFPUSERD JOB …
    //STEP1 EXEC PGM=USERD
    //OUT2 OUTPUT COPIES=(,(1,3,2))
    //DD2 DD SYSOUT=(,),OUTPUT=(*.OUT2)

    データ・セットはプリンターに 3 回 (グループ値ごとに 1 回) 送られます。 データ・セットが 3 ページで構成されていると、 その出力は図 2 のとおりです。 第 2 と第 3 のコピー・グループでは、特定のページの全コピーが次のページの印刷前に 印刷されることに注意してください。

    図 2. COPIES=(,(1,3,2)) の場合の出力例
    この図は、3 つの別個のグループでスタックされているページを示しています。グループ 1 には、ページ 1、ページ 2、およびページ 3 のコピーが 1 部含まれます。グループ 2 には、ページ 1 のコピー、ページ 2 のコピー、ページ 3 のコピーがそれぞれ 3 部ずつ含まれます。グループ 3 には、ページ 1 のコピー、ページ 2 のコピー、ページ 3 のコピーがそれぞれ 2 部ずつ含まれます。
  5. この例では、1 つのデータ・セットの複数コピー (AFP フォーマット設定が各コピーで異なる) を印刷するために、JCL の中で複数 OUTPUT ステートメントを使用します。
    //AFPUSERE JOB …
    //STEP1 EXEC PGM=USERE
    //OUT1  OUTPUT PAGEDEF=USER1,FORMDEF=USER1
    //OUT2  OUTPUT PAGEDEF=USER2
    //DD1 DD SYSOUT=A,OUTPUT=(*.OUT1,*.OUT2)
       /*
    上記のジョブでは、OUT1 OUTPUT ステートメントに指定されたページ定義とフォーム定義に従い、 まず最初にこのデータ・セットを印刷します。次に、このジョブはこのデータ・セットを再印刷しますが、この段階では OUT2 OUTPUT ステートメントに指定されたページ定義を使用します。 このステートメントにはフォーム定義が無指定のため、デフォルトのフォーム定義を使用します。