USERVAR の伝搬および経路指定

NetView® コマンド・リストは、VTAM® が USERVAR の値を管理できるホストに USERVAR の変更を伝搬 する必要はありません。ただし、既存の NetView USERVAR 伝搬コマンド・リストは、これまでどお りに作動を継続します。

注: VTAM は、 あるホストで USERVAR の値を管理できますが、これは、そのホストおよびセッション確立パス上 のすべてのホストに VTAM バージョン 3 リリース 2 以降 があり、この USERVAR サポートを提供する VTAM バージョン 3 リリース 2 対応 の PTF がインストールしてある場合のみです。

VTAM は、 クロスドメイン・セッション要求に経路を指定する ADJSSCP テーブルによって USERVAR の値を 検索します。したがって、まだ検索していない場合、ユーザー管理 USERVAR を 持つ VTAM を検索す るために隣接 SSCP テーブルを定義する必要がある場合があります。これについては、隣接 SSCPを参照してください。

通常、VTAM は ユーザー管理 USERVAR を変更しません。ユーザー管理 USERVAR は、それらを作成し たユーザー (またはアプリケーション・プログラム) が責任を持つものと見なされます。ただし、 XRF 環境では、XRF がアクティブのアプリケーションに障害が発生すると、VTAM は、このア プリケーションを参照しているユーザー管理の USERVAR を削除します。この処置により、この障害 が発生しているアプリケーションを相手先としたセッション要求に絡んだ問題が軽減されます。VTAM は、障害が発生し ているアプリケーション・プログラムのあるサイトでのみ、ユーザー管理 USERVAR を削除します。ネットワーク内の 別のホストでユーザー管理 USERVAR を作成した場合、その USERVAR が削除されるようになっているのか、 または障害が発生しているアプリケーション・プログラムにセッション要求を送り続けるようになっているのか を確認する必要があります。

ユーザー管理 USERVAR を使用してセッション開始要求に応答するためにその USERVAR を持つ VTAM の場合、VTAM は、その値が参照する LU に関する情報 (LU を所有する SSCP の名前などの) をある程度認識している必要があります。必要な情報が入手可能なのは、参照された LU がユーザー管理 USERVAR を持つホストによって 所有されている場合、または CDRSC がそのホスト上の LU に存在する場合です。上記の条件がいずれも満たされていない場合は、VTAM は、ADJSSCP 経路指定の継続を可能に する名前が見つかっていないという前提でセッション開始要求に応答します。