RACF コマンドおよびオペランドの構文
本書では、RACF® コマンドの構文と機能について説明しています。コマンドは、アルファベット順に記述されています。 各コマンドの記述には、いくつかの例が紹介されています。
コマンド構文図で使用されるシンボルの手引きについては、図 1を参照してください。
図 1. コマンド構文図内のシンボルの注意事項
- 大文字、または大文字の単語は、構文図で示されたとおりにコーディングしなければなりません。 ただし、必ずしも大文字でコーディングする必要はありません。
- 小文字、または小文字の単語は、値を指定しなければならない変数を表し ます。
- 括弧 ( ) は、構文図に示されたとおりに入力しなければなりません。
- 省略符号 ... (連続した 3 つのピリオド) は、この符号の前にある項目を、 2 つ以上入力できることを示します。
- 大括弧 [ ] で囲まれた単一項目は、括弧内の項目がオプションであることを示します。コマンドに指定する際には、大括弧を含めないでください。
- 大括弧 [ ] 内に積み重ねられた項目は、括弧内 の項目がオプションであることを示します。項目を 1 つ指定してもまったく指定しなくてもかまいません。 コマンドに指定する際には、大括弧を含めないでください。
- 中括弧 { } 内に積み重ねられた項目は、括弧内の項目が代替項目であることを示します。いずれか 1 つの項目を指定しなければなりません。
コマンドに指定する際には、中括弧を含めないでください。
注: 中括弧を含む大括弧を選択する場合は、中括弧内の選択項目の 1 つを指定しなければなりません。
- 縦線 | で分離されている項目は、その項目の 1 つだけを指定できることを示します。 コマンド内に縦線を指定しないでください。
- 下線付きのオペランドは、選択項目を指定しない場合の デフォルトを示します。
- 大文字の太字体または小文字の太字体は、 コマンドに指定しなければならない情報を示します。
- 単一引用符 ' ' は、情報を単一引用符で 囲まなければならないことを示します。
本書で、userid、group-name、password、class-name、profile-name、volume-serial、terminal-id、 および date オペランドが出てくる場合、その構文はすべて次のとおりです。
- userid
- 1 文字から 8 文字までの英数字。
ユーザー ID は数字だけで構成することも
可能であり、特定の文字で始める必要はありません。
RACF に定義される TSO ユーザーのユーザー ID は、7 文字を超えてはならず、英字、# (X'7B')、$ (X'5B')、または @ (X'7C') の文字で始めなければなりません。
- group-name
- 英字、# (X'7B')、$ (X'5B')、または @ (X'7C') 文字で始まる、1 文字から 8 文字の英数字。(グループ名をデフォルト接頭部にセットできるのは、グループ名の長さが、1 文字から 7 文字の場合だけです。グループ名が 8 文字の場合、コマンドには、常に完全修飾されたグループ・データ・セット名を入力しなければなりません)
- password
- 1 文字から 8 文字までの英数字。
インストール・システムごとに、それぞれ独自のパスワード構文規則を定義することができます。SETROPTS PASSWORD(MIXEDCASE) が有効である場合、小文字の英数字が有効であり、入力時の大/小文字の状態が維持されます。
SETROPTS PASSWORD(SPECIALCHARS) が有効な場合、いくつかの追加のシンボリック文字が有効です。
- class-name
- 有効なクラス名は、USER、GROUP、DATASET および
クラス記述子テーブル (CDT) に定義されているクラスです。
クラス記述子テーブル内の IBM® 提供の項目は、提供される RACF リソース・クラスにリストしています。
- profile-name
- 個別名または総称名。リソース・プロファイルの命名に関する考慮事項に説明されています。
- terminal-id
- 1 文字から 8 文字までの英数字。
- volume-serial
- 1 文字から 6 文字までの英数字。
- date
- RACF は、年が 71 より小さい場合は日付を 20yy と解釈し、年が 71 以上の場合は 19yy と解釈します。