z/OS® UNIX Telnet サーバーで使用されるファイル、および z/OS UNIX ファイル・システム内でのそれらの場所は、次のとおりです。
- /etc/services
- 各アプリケーション用のポートをここで定義します。以下に例を示します。
otelnet xxxx/tcp
ここで、xxxx は inetd が otelnet の有無を listen するポートです。
- /etc/syslog.conf
- syslogd の使用法に関する構成パラメーターが、このファイルで定義されます。otelnetd は syslog 機能 local1 に書き込みます。
- /etc/inetd.conf
- inetd によって開始されるすべてのアプリケーションに関する構成パラメーターが、このファイルで定義されます。
- /usr/sbin/otelnetd
- これは /usr/lpp/tcpip/sbin/otelnetd へのシンボリック・リンクです。/usr/lpp/tcpip/sbin/otelnetd は
スティッキー・ビット・ファイルです。SEZALOAD の OTELNETD メンバーには、Telnet サーバー用の実行可能コードが入っています。
- /etc/banner
- このファイルには、-h オプションが指定されていない場合に、クライアント・ログイン後にクライアントの画面に表示されるログイン・メッセージが含まれています。このファイルにバナーを格納します。
- /etc/otelnetd.banner
- このファイルには、-h オプションが指定されていない場合に、ユーザーがサーバーに接続する際、ログイン・プロンプトの前にクライアントの画面に表示されるメッセージが含まれています。このファイルにバナーを格納します。
- /etc/utmpx
- このファイルは、fsumoclp に対する呼び出しによって更新されます。これには、ログインされている全ユーザーのリストが、関連する tty とともに含まれます。
- /dev/ptypXXXX および /dev/ttypXXXX
- これらの特殊装置ファイルは、
疑似端末 (ptys) を表します。これらは、z/OS UNIX Telnet サーバー
およびその他のプログラムで使用されます。
- /usr/share/lib/terminfo
- ここには、サポートされている端末の記述が保管されています。詳しくは、z/OS UNIX System Services 計画を参照してください。
- /usr/lib/nls/msg/C/tnmsgs.cat
- z/OS UNIX Telnet サーバーが使用するメッセージ・カタログは、ここに保管されています。
メッセージ・カタログがない場合、ソフトウェアはデフォルトにより、そのソフトウェア内にハードコーディングされているメッセージを使用します。これらのメッセージは、製品とともに出荷される英語のメッセージ・カタログと重複します。
- /usr/man/C/cat1/otelnetd.1
- このファイルには、z/OS UNIX Telnet サーバーの関連マニュアル (man) のページが含まれます。
これにより、ユーザーのオンライン・ヘルプを提供します。