環境変数

表 1 に、z/OS® UNIX Telnet によって明示的に設定できる 環境変数のリストを記載します。

表 1. z/OS UNIX Telnet の環境変数
環境変数 説明
_BPX_SHAREAS spawn された子プロセスが、 ログイン・シェルと同じアドレス・スペースで開始されるかどうかを制御します。
KRB5_SERVER_KEYTAB キー・テーブルの位置を指定します。
LC_ALL すべてのローカル・カテゴリーの値を決定します。
LC_COLLATE 文字照合のローカル・カテゴリーを決定します。
LC_CTYPE tolower()、toupper()、 および isalpha() などの文字処理関数のローカル・カテゴリーを決定します。 文字としてのテキスト・データのバイトのシーケンスの解釈 (例えば、 マルチバイト文字に対する単一文字)、文字の種別 (例えば、アルファ、数字、グラフ)、 および文字クラスの振る舞いも決定します。
LC_MESSAGES 肯定応答および否定応答を処理するローカル・カテゴリー、 およびメッセージを作成すべき言語および国別情報を決定します。
LC_NUMERIC 各種ユーティリティーの数字フォーマット情報 (例えば、3 桁ごとの区切りおよび 基数文字) に加えて、printf() と scanf() のフォーマット済み入出力操作 および strtod() のストリング変換関数に関するローカル・カテゴリーを決定します。
LC_TIME 日時フォーマット情報のローカル・カテゴリーを決定します。 これは、strftime() の時間機能の振る舞いに影響します。 この変数の追加のセマンティクスがあれば、実装定義されます。
NLSPATH メッセージ・カタログを見つけようとする際に catopen() 関数が使用する、 一連のテンプレートが入っています。 各テンプレートは、オプションの接頭部、1 つ以上の変換指定、ファイル名、 およびオプションの接尾部から構成されます。
TERMINFO terminfo ファイルに追加された、 サポートされない端末のパス名を指定します。 /etc/profile または /etc/.login の TERMINFO 変数を使用します。