動的ポート割り当て

シスプレックス・ディストリビューターは、サーバーに対して動的に反応し、分散 DVIPA へのバインドを行い、listen ソケットを作成し、接続ワークロード・バランシングが行われるポートのリストにポートを追加することもできます。 PORT パラメーターが、分散 DVIPA 用の VIPADISTRIBUTE ステートメントから除外されている場合、分散 DVIPA および非ゼロのポートへバインドされたサーバーは、ワークロードの分散に使用できます。 1 台のサーバーだけが分散 DVIPA およびポートへバインドされており、そのサーバーが listen ソケットを設定している場合、そのサーバーはすべての作業を受け取ります。 2 台目のサーバーが分散 DVIPA および同じポートへバインドされており、そのサーバーが listen ソケットを設定している場合、そのサーバーは接続ワークロード・バランシングに即時に参加する資格を得ます。 TCP/IP の場合、接続ワークロード・バランシングに参加できるポートの、分散 DVIPA 1 個当たりの数に限度はありません。ただし、許容されるポートの総数には限度があります。