サブネット内の動的 VIPA のタイプの混合

特定の IP アドレスを動的 VIPA として使用する場合は、1 つの方法しか使用することができません。動的 VIPA は、VIPADEFINE、またはアプリケーション・アクションのいずれかにより、有効な VIPARANGE 内に定義することができますが、両方を使用して定義することはできません。ただし、アクティブとバックアップの動的 VIPA の合計が単一の TCP/IP 上で 1024 という制限を超えない限り、VIPARANGE として定義されたサブネット内では、競合することなく、一部の IP アドレスを VIPADEFINE に使用し、それ以外を固有のアプリケーション・インスタンスに割り当てることができます。TCP/IP は、VIPARANGE の範囲内にある VIPADEFINE 動的 VIPA をリジェクトすることはありません。 これにより、IP アドレスの使用に制限があっても、インストール・システムで個別アドレスをどちらかのアプリケーション・シナリオに割り当てることができます。この場合は、個別にサブネットを定義する必要はなく、追加の IP アドレスを使ってしまうこともありません。