使用可能なツールを使用して問題を解決できない場合、IBM® サービスではオプションとして「Telnet」を指定した CTRACE が必要となる可能性があります。詳しくは、Telnet CTRACEを参照してください。また、次の追加トレースの 1 つを活動化することも必要になる場合があります。
問題がデータ関連である場合には、FULLDATATRACE ステートメントを使用して、データの最初の 64 バイトのみをトレースする代わりに、Telnet に出入りするすべてのデータを トレースしてください。 FULLDATATRACE により、トレースが循環する状態がより速くなるため、 その設定は、必要な場合に限る必要があります。 クライアントのサブセットを識別できる場合は、TELNETPARMS ではなく PARMSGROUP で設定する必要があります。
Telnet SNMP サブエージェントの問題の場合は、開始時に PROFILE.TCPIP 内の TNSACONFIG ステートメント上で TNSATRACE キーワードを使用します。 これによって、Telnet サブエージェント、Telnet、および TCP/IP スタックの間で受け渡されたデータがトレースされるだけでなく、Telnet のサブエージェント処理全体にわたってトレース・ポイントが生成されます。 サブエージェントのトレースは、Telnet を開始した後に、VARY TCPIP,tnproc,OBEYFILE コマンドを使用して使用可能にすることもできます。VARY TCPIP,tnproc,OBEYFILE コマンドを使用してトレースを使用可能にするには、最初にそのサブエージェントを使用不可にしておき、その後、TNSATRACE キーワードによって再び使用可能にする必要があります。 トレース・データは、syslog デーモンへ書き込まれます。 サブエージェント・トレースを使用不可にするには、NOTNSATRACE キーワードを使用します。
DBCS 接続に問題がある場合は、TELNETPARMS ブロックまたは PARMSGROUP ブロックで DBCSTRACE ステートメントを使用して、SYSPRINT および TNDBCSER データ・セット内に DBCS 固有のトレース・トレースを生成します。