セッション開始管理 (LOGAPPL、QINIT、FIRSTONLY、 および DEFONLY)

LOGAPPL、QINIT、FIRSTONLY、および DEFONLY オプションは、 DEFAULTAPPL、PRTDEFAULTAPPL、LINEMODEAPPL、LUMAP-DEFAPPL、 および PRTMAP-DEFAPPL にコーディングできます。このトピックの残りの部分では、DEFAULTAPPL はすべてのデフォルト・アプリケーション・ステートメントを表しています。

以下の表は、セッション開始障害の可能なシナリオを幾つか要約しています。
図 1. セッション開始障害のシナリオ
いくつかの起こりうるセッション開始失敗シナリオにおけるさまざまなマッピング・ステートメントの値を要約したテーブル

最初のセッションが確立されていないので、FIRSTONLY は考慮事項にはなりません。

  1. セッション中。
  2. USSMSG07 または「送信請求側」画面をクライアントに送信する。ACB をクローズする。
  3. USSMSG07 または「送信請求側」画面をクライアントに送信する。ACB をオープンしたまま 、最初のセッション要求を VTAM のキューに入れる。
  4. USSMSG07 または「送信請求側」画面をクライアントに送信する。ACB をオープンしたまま、元のキュー・セッション要求を VTAM に保持する。
  5. 接続をドロップする。

以下の表は、セッション終了の可能なシナリオを幾つか要約しています。セッションは、通常 の LOGOFF またはセッションの中断 (アプリケーションの消失が原因である可能性がある) によって終了します。

図 2. セッション 終了のシナリオ
いくつかの起こりうるセッション終了シナリオにおけるさまざまなマッピング・ステートメントの値を要約したテーブル

すべてのケースで、LUSESSIONPEND をコーディングしていない場合、接続はドロップされます。

  1. デフォルト・アプリケーションとのセッションを要求する。
  2. USSMSG10 または「送信請求側」画面をクライアントに送信する。ACB をクローズする。