Telnet は、グループから LU を選択するために、デフォルトでは順次方式を使用します。
LUGROUP LUGRP1
LU001..LU120..FFNNN
LU201..LU250..FFNNN
LU240..LU280..FFNNN
LU010..LU050..FFFNN
ENDLUGROUP
前の例では、最初に割り当てられた LU は LU001、 2 番目が LU002 と続きます。5 つのクライアントが接続および切断を 繰り返した場合、その度に範囲の上の新しい LU が割り当てられます。
Telnet は、強制的に LU 名の選択を全体的に昇順にしているのではありません。 選択の処理は、最初の範囲の最初の名前から始めて、最後の範囲の最後の名前まで 続きます。例では、範囲 2 の LU250 が割り当てられたら、次に範囲 3 の LU240 が 試みられます。LU280 の後では、 LU010 が試みられます。LU050 の後では、処理は最初に戻り、 LU001 が試みられます。
SEQUENTIALLU 機能は、NOSEQUENTIALLU をコーディングすることによってオフにできます。 その場合、接続と切断を繰り返している 5 つの LU は、LU001、 LU002、LU003、LU004、および LU005 以外の LU 名を使用しないことになります。NOSEQUENTIALLU は、広い範囲が指定され、最後の範囲の LU のみが使用可能な場合、LU ルックアップのパフォーマンスを低下させる場合があります。すべての接続が、 ほとんどの LU が既に使用済みであることを再確認しなければなりません。SEQUENTIALLU では、 Telnet が、LU が最も使用可能であると思われる、 最後に選択された LU の近辺から検索を開始できます。 SEQUENTIALLU および NOSEQUENTIALLU パラメーターは、 細分度の異なるレベルに対して、すべての 3 つのパラメーター・ブロック・レベルに コーディング可能です。
いくつかのクライアントが同時に接続している場合は、接続 ID 割り当ておよび LU 名割り当ての間の処理タイミングの違いによって、必ずしも LU 割り当て の順序が接続 ID の順序と一致するわけではありません。
グループの LU 範囲に単一の LU 名しかない場合は、 その順序にかかわらず、いかなる LU 範囲名が選択される 前に、その単一 LU 名が選択されます。以下の例では、LUAAA、LUBBB、LUCCC、および LUDDD が どの範囲 LU 名の以前に処理されます。
Profile LUGROUP LUGROUP as used by Telnet
LUGROUP LUGRP2 LUGROUP LUGRP2
LUAAA LUAAA
LU001..LU120..FFNNN LUDDD
LU201..LU250..FFFNN LUBBB
LUDDD LUCCC
LUBBB LU001..LU120..FFNNN
LU240..LU280..FFFNN LU201..LU250..FFFNN
LU010..LU050..FFFNN LU240..LU280..FFFNN
LUCCC LU010..LU050..FFFNN
ENDLUGROUP ENDLUGROUP