LU グループ容量警告

LU グループの容量しきい値は、LUGROUP、PRTGROUP、およびデフォルトの LU グループ・ステートメントに指定可能です。それが指定された場合、Telnet は、 グループから LU が割り当てられた場合にグループ内で使用される LU の数をチェックします。 グループの使用中の LU の 数が、指定された合計のパーセンテージに達したかまたは越えたときに、 メッセージが出ます。 一度メッセージが出されると、使用中の数が合計の 10% 分しきい値より低くなるまで、他のメッセージは出されません。例えば、LU グループに 200 LU があり、 容量のしきい値は 80% だとします。160 個の LU が割り当てられた時に、 EZZ6007I が発行されます。 グループ内の合計の 10% は 20 です。 したがって、使用中 LU の数が 140 以下になった後、 使用中の数が再度 160 になったときに、 別の警告メッセージが出されます。 複数 LU グループの LU 名が同じである場合、チェックされる唯一の LU グループは、 そのクライアントへ割り当てられている LU が属するグループです。 それ以外の LU グループは、その容量の限度を超える場合があっても、 そのグループから LU が採用されるまで、通知は出されません。 以下、容量警告の設定の例です。

LUGROUP         LUGRP1,80%    TCPLU000..TCPLUF9F..FFFFFXNX
PRTGROUP        PRTGRP1,60%   TCPRT000..TCPRTFFF..FFFFFXXX
DEFAULTLUS      ,75%          LU000000..LU999999..FFNNNNNN
DEFAULTPRTSPEC  ,90%          PRTDEFS1..PRTDEFS9

LU 名出口として定義された LU グループには、 容量検査は行えません。 VARY TCPIP,tnproc,OBEYFILE コマンド処理の際、すべての LU グループの使用中 LU 数がチェックされ、必要な場合、容量警告メッセージが出されます。

ヒント: デフォルトの LU グループ・ステートメントと容量の間のブランク・スペースは、必ずそのままにしてください ( ,nnn%)。グループ名と容量の間のブランク・スペースは残さないでください。