RESTRICTAPPL とのプリンター・セッションの許可

ALLOWPRINTER オプションを使用すると、 プリンターは RESTRICTAPPL として定義されたアプリケーションとのセッションを確立できます。 Telnet は、セッションのセットアップ終了前に全セッション要求を検査し、アプリケーション名が RESTRICTAPPL ステートメントによって制限されている場合は、Telnet はセッションの開始前に、ユーザーにユーザー ID とパスワードを入力するように要求します。プリンター・エミュレーターのユーザーには、ユーザー ID およびパスワードを 指定する方法がなく、ALLOWAPPL ステートメントの動作を模倣して、 ユーザー ID およびパスワードの検査なしのプリンター・セッションを許可することができます。 RESTRICTAPPL に ALLOWPRINTER オプションを指定すると、 ユーザー ID およびパスワードなしに すべてのプリンター LU セッションが、アプリケーションへのアクセスを許可している間、 端末 LU セッションを制限したままにする柔軟性が得られます。 ほとんどの場合、プリンター・セッションは、 ユーザーではなくアプリケーションから発生するので、 アプリケーションでのセキュリティー管理が保持されます。 しかし、このオプションは、PRTDEFAULTAPPL または PRTMAP-DEFAPPL を コーディングしている場合は、慎重に使用してください。 この場合、ユーザーはプリンター・セッションを開始することができます。