メッセージをカスタマイズまたは変換する一般的な規則は、メッセージのテキスト部分のみ変更することです。
- データ・セットの先頭にある MARGIN、PRODUCT および COMPONENT 定義は変更しないでください。
これらは、プログラムに必要な定義です。例えば、MISC サーバー・メッセージ・データ・セットの先頭にある以下のエントリーは、変更すべきではありません。
MARGINS(1,72)
PRODUCT EZA
COMPONENT MSC
- メッセージ番号と重大度コードは変更しないでください。
メッセージのこれらの部分は、特別な意味を持ちます。変更すると、プログラムが正しく機能しない可能性があります。
- 変換文字は変更しないでください。これらの文字は、プログラムがデータを渡していること、渡しているデータのタイプ、およびこのデータを表示または印刷する適切な方法を示しています。
例えば、以下のメッセージ内の %s や %d を変更または削除してはなりません。
4059 I "Connecting to agent %s on DPI port %d¥n"
- メッセージに渡す変数を再配列することができます。例えば、メッセージの変換時に渡す 2 つのストリング変数の順序を逆にするには、メッセージ・テキストの後の括弧内に、渡したい引数の新しい順序を指定します。
変更前: 9999 I "Command %s received from user %s¥n"
変更後: 9999 I "Utilisador %s envio instrucion %s¥n"(2, 1)
この結果、EZY9999I Command FTP received from user MANNY は、EZY9999I Utilisador MANNY envio instrucion FTP に変更されます。
- メッセージ・テキストに含まれている可能性があるプログラム・パラメーターまたはキーワードに注意してください。
ほとんどの場合、これらを変換してはなりません。
例えば、以下のメッセージで、
'active' はゲートウェイ定義で使用されるキーワードであるため、変換してはなりません。
3974 E "First two elements must be 'active' for active gateway¥n"