z/OS UNIX アプリケーション・プログラム用としての syslogd の使用

syslogd サーバーのロギング機能を z/OS® UNIX アプリケーション・プログラムで 使用できます。C プログラムに syslog.h ヘッダー・ファイルを組み込んで、そのプログラムがログ機能のオープン、syslogd へのログ・メッセージの送信、およびログ機能のクローズを行うことができるようにしてください。
#include <syslog.h>
 
1 openlog("oec", LOG_PID, LOG_LOCAL0);
2 syslog(LOG_INFO, "Hello from oec");
3 closelog();

1 local0 という名前でログ機能をオープンします。 ログ・ファイル内の各行に、接頭部としてプログラム名 (oec) およびプロセス ID を付けます。

2 指定された内容の情報優先順位メッセージをログに記録します。

3 そのログ機能名をクローズします。

上記のステートメントにより、ログ・ファイルに以下の行が作成されます。
May 26 11:27:51 mvs18oe oec[3014660]: Hello from oec

syslog 機能の詳細は、Addison-Wesley 発行の「Advanced Programming in the UNIX Environment」、または「z/OS XL C/C++ ランタイム・ライブラリー・リファレンス」を参照してください。