自動アーカイブを起動するイベントを構成するためのステップ

syslogd 規則で宛先として構成される、適格な z/OS® UNIX ファイルの自動アーカイブを実行するように syslogd をセットアップすることができます。ファイルをアーカイブするこの方法は、 ログ・ファイルをオフロードしない場合のみ使用してください。

始める前に

自動アーカイブは、毎日特定の現地時間か、適格ファイルを含む 1 つ以上の z/OS UNIX ファイル・システムがフルになったときに実行することができます。これらのトリガーのどちらかまたは両方を構成することを決定します。
要件: 自動アーカイブ機能の使用時に -c 開始オプションを指定する必要があります。

手順

syslogd アーカイブ・トリガーを構成するには、以下のステップを実行します。

  1. 24 時間形式の時分を使用して現地時間を指定するには、syslogd 構成ファイルで ArchiveTimeOfDay ステートメントを指定します。
  2. 自動アーカイブを起動するために、ファイル・システムの何パーセントがフルになっている必要があるかを指定するには、syslogd 構成ファイルで ArchiveThreshold ステートメントを指定します。
    ガイドライン: syslogd ファイルの宛先を、1 つ以上の別個の z/OS UNIX ファイル・システムとしてセットアップする必要があります。しきい値に基づいたアーカイブは、syslogd によって書き込まれたデータのみがファイル・システムに含まれる場合に、最適に機能します。
  3. syslogd がファイル・システムの満杯度を判断するためのチェック間隔を分単位で指定するには、syslogd 構成ファイルで ArchiveCheckInterval ステートメントを指定します。

タスクの結果

アーカイブ・トリガーを定義する構成ステートメントは、グローバル・ステートメントです。これらのステートメントを複数回構成した場合は、最後のインスタンスが使用されます。