MVS™ から OSNMPD を開始する場合の JCL サンプル手順

SEZAINST(OSNMPDPR) にあるサンプルを使用中のシステムまたは認識されている PROCLIB にコピーすることにより、カタログ式プロシージャー OSNMPD を更新します。必要に応じてデータ・セット名を変更し、ローカルの構成に合わせます。OSNMPD アドレス・スペースは、実行中に z/OS® XL C/C++ ランタイム・ライブラリーのデータ・セットへのアクセスを必要とします。

OSNMPD カタログ式プロシージャーの EXEC ステートメントの PARMS= キーワード上のエージェントにパラメーターを渡すことができます。コマンド構文とパラメーターについては、「z/OS Communications Server: IP 構成解説書」を参照してください。以下の例に示されているように、任意のエージェント・パラメーターを指定できます。

//OSNMPD EXEC PGM=EZASNMPD,REGION=4096K,TIME=NOLIMIT,
// PARM='-c abc -d 255 -p 761'

この例では、エージェントは要求の受信のためにポート 761 を使用し、 エージェントによって使用されるコミュニティー名のリストにコミュニティー名 abc が追加され、 さらにすべてのエージェント・トレースがアクティブにされます。 トレースについて詳しくは、「z/OS Communications Server: IP Diagnosis Guide」を参照してください。