SNMPD.CONF の例

サンプル SNMPD.CONF ファイルは、/usr/lpp/tcpip/samples/snmpd.conf として出荷されます。

構文についての詳細は、「z/OS Communications Server: IP 構成解説書」を参照してください。

snmp コマンドで使用されるサンプル OSNMP.CONF ファイルには、サンプル SNMPD.CONF データ・セットと一致する エントリーが含まれています。z/OS UNIX snmp コマンドの構成を参照して、snmp コマンドの構成に関する追加の情報を入手してください。

注: デフォルトにより、SOURCEVIPA が構成されている場合に、パケット内で発信アドレスとして VIPA アドレスが使用されるように、SNMP エージェントと snmp コマンドは パケットを送信します。これは V2R10 で行われた変更です。これまでは、SNMP エージェントと snmp コマンドはソケット・オプションを設定して、送信されるパケットに対する発信アドレスとして物理インターフェース・アドレスを使用させるようにしていました。つまり、SNMPD.CONF ファイルには、より少ない数の VIPA アドレスではなく、使用される可能性のある物理インターフェース・アドレスをすべて入れておかなければならなかったということです。カスタマーは必要に応じて、-a オプションを指定して SNMP エージェントを起動するか、あるいは snmp コマンドの OSNMP.CONF 構成ファイル内の -a オプションもしくは NOSVIPA オプションを使用することで、この動作の変更を指定変更できます。