SNMPD.CONF 情報を z/OS® UNIX ファイルではなく、MVS™ データ・セットに配置する場合には、SNMP エージェントの構成に対する動的構成変更をサポートするための特別な配慮が必要です。動的構成変更が行われると、そのファイルは、変更を反映するように書き直されます。したがって、SNMPD.CONF ファイルを MVS データ・セットに割り当てる場合には、以下の項目を考慮してください。
- 可能な最長のエントリーを受け入れられるように、レコード長 (LRECL) は 512 バイトにする必要があります。
- 区分データ・セットのメンバーの使用は、許されますが推奨されません。このファイルは何度も書き直される可能性があるため、区分データ・セットを頻繁に圧縮しなければならない場合があります。さらに、ファイルのロックはメンバー・レベルではなくデータ・セット・レベルで行われるため、区分データ・セットの他のメンバーが、SNMP エージェントの実行中に (動的構成変更が行われた後で) 使用不可になります。