z/OS UNIX を介したエージェントへの接続

エージェントへの z/OS® UNIX 接続を指定するサブエージェントの場合、その接続には z/OS UNIX パス名が使用されます。-s エージェント初期化パラメーターにパス名を指定するか、または OSNMPD.DATA の中の dpiPathNameForUnixStream MIB オブジェクトの値としてパス名を指定して、このパス名を構成できます。デフォルトのパス名は /var/dpi_socket です。

SNMP エージェントは、初期化を行うたびにこのパス名を作成します。 サブエージェントがこのパス名を使用して正常にエージェントに接続するためには、サブエージェントにスーパーユーザー権限が定義されているか、以下のように、このパス名に対して読み取りおよび書き込みファイル・アクセス許可ビットが設定されている必要があります。

読み取りおよび書き込みアクセスは、-C エージェント初期化パラメーターを指定することにより構成することができます。

ファイル・アクセス許可ビットについて、およびファイルのセキュリティーの扱いについてさらに詳しくは、「z/OS UNIX System Services ユーザーズ・ガイド」を参照してください。エージェントの初期化後にこのパス名のファイル・アクセス許可ビットを変更する必要がある場合は、z/OS UNIX の chmod コマンドを使用することができます。chmod コマンドについて詳しくは、「z/OS UNIX System Services コマンド解説書」を参照してください。