手順
TCP と NJE 間のメール・ゲートウェイをセットアップするには、次のステップに従ってください。
- SMTP 構成データ・セットに GATEWAY ステートメントを追加します。
それぞれの構成の必要に応じて、ALTDOMAIN、NJECLASS、NJEDOMAIN、および NJEFORMAT などのその他の関連ステートメントを追加してください。
- SMTPNJE コマンドを実行します。
>>-SMTPNJE--data_set_name(member)--+-------------+-------------><
| .-JES2-. |
'-(--+-JES3-+-'
- data_set_name(member)
- SMTPNJE の入力データ・セットの名前。これは、SMTPNJE によって NJE ノードについてスキャンされる、JES2 または JES3 サブシステムの初期化データ・セットを指定します。
データ・セット名は、JES2 プロシージャー内の DD 名 HASPPARM 上に定義されているもの、または JES3 プロシージャー内の JES3IN DD 名に定義されているものと同じ名前です。
member は、インストール・システムについての NODE エントリーと DESTID エントリーが入って
いる JES2PARM メンバーです。
- (
- 必須の区切り文字です。
- JES2 または JES3
- 指し示されている初期化データ・セットが JES2 用のものであるか、JES3 用のものであるかを示します。
これが省略される場合、JES2 が想定されます。JES2 の場合、SMTPNJE プログラムは、その情報抽出元であるキーワード NODE および DESTID についてスキャンします。JES3 の場合、スキャンされるキーワードは NJERMT です。
SMTPNJE プログラムは、user_id.SMTPNJE.HOSTINFO と呼ばれる NJE ホスト・テーブル・データ・セットを作成します。
このデータ・セットの名前は変更可能で、SMTP カタログ式プロシージャー内の SMTPNJE DD ステートメント上のデータ・セットの名前を組み込むことができます。//SMTPNJE DD ステートメントは必須です。
- SMTP サーバーを TCPIP アドレス・スペースとともにゲートウェイ・ノードにインストールします。
構成データ・セット内の GATEWAY、NJEDOMAIN、および NJEFORMAT の各ステートメントを使用してください。
オプションで、RESTRICT ステートメントまたは SECURE ステートメントを使用して、どのユーザーがそのゲートウェイを使用できるかを制限することができます。