スタック全体のレベルで RDMA による共用メモリー通信 (SMC-R) を停止できます。
手順
SMC-R を停止するには、以下のステップを実行します。
- TCP/IP プロファイル・データ・セットの GLOBALCONFIG ステートメントを変更して、NOSMCR パラメーターを組み込みます。
- VARY TCPIP,,OBEYFILE,profile_data_set コマンドを発行します。
タスクの結果
TCP/IP スタックは、VARY TCPIP,,OBEYFILE コマンドが処理された後に、
既存のすべての SMC-R 処理を即時には停止しません。既存の SMC-R リンクを
使用している既存の TCP 接続は影響を受けず、終了または停止するまで
SMC-R 通信の使用を続行します。
ただし、新規の SMC-R リンク・グループまたはリンクは作成されず、
この時点より後に確立された TCP 接続は既存の SMC-R リンクを
使用しません。
次のタスク
停止後に SMC-R を再始動すると、
SMCR パラメーター設定が明示的に OBEYFILE データ・セット内に構成されていない場合には、
以前の設定が使用されます。
GLOBALCONFIG SMCR パラメーターの動的な更新について詳しくは、「
z/OS Communications Server: IP 構成解説書」を参照してください。